今日の沖縄も快晴。
夏らしい清々しい天気の日曜日になっています。
休日は沖縄そばを食べに行こう、という事で、『いしぐふー 小禄具志店』を訪問しました。
『いしぐふー』と言えば、沖縄そば専門店の中でも、沖縄を代表する店舗の一つ。
『いしぐふー』の存在は、単純な人気店というだけでなく、今の沖縄そばの流れの一つを作った、エポックメーキングな出来事だと思っています。
今では一般的になっている、メインの麺とスープと、ソーキを別皿で出す手法は、自分は『いしぐふー』が初めてでした。
また、メニューの種類を考えながら、他店舗展開していったのもオリジナルだと思います。今は、沖縄に9店舗もあるんですね。
今回訪問した、『いしぐふー 小禄具志店』は、那覇市具志の住宅街にあります。
行き方は、ナビを参考にした方が良いかも、駐車場もあるので安心です。
『いしぐふー』の特徴は、とにかく沢山あるのですが、まず印象的だったのは沖縄そばより先に、店の活気。
丁寧で元気な接客は、とても気持ち良いです。
メニューは、基本の沖縄そば(玉子そば)に、ソーキや、炙りソーキ、じゅーしーや、焼餃子、水餃子などがあります。
今回は、2種類のソーキが味わえる「いしぐふーそば」に、ジューシーセット1050円をいただきました。
まず、ルックスのインパクト。
錦糸卵を乗せる店は多いのですが、玉子焼きが一面に。
見た目の面白さはもちろんですが、一説では、初期の沖縄そばでは、卵のヒラヤーチーを乗せていたというので、実は伝統的な沖縄そばの形でもあるんです。
印象的だったのは、スープ。
あぐー豚で、出汁を取っていることで有名ですが、確かに豚の旨味がよく出て美味しい。
でも、こってりとか脂っこい印象はなく、味付けも優しいので、最後まで美味しく飲み干せます。
また、味変の工夫として、別皿に鰹節が少量、提供されます。
これを途中で追加することで、鰹の風味を味わうこともでき、一杯で二度楽しめる仕様になっています。
自家製の手打ち麺は、中麺で縮れがはいっていて、プリっとした食感を楽しむことができます。
これも『いしぐふー』でしか味わえない麺ですね。
別皿で提供された、炙りソーキはしっかりとした味付けで、辛子や山葵と一緒にたべるとさらに美味しい。
ソーキにもスペシャル感があります。
『いしぐふー』は、アイデアとサービス精神に溢れていて、とにかく驚きが多い沖縄そばだと感じました。
行くと、必ず誰かに話したくなるような、他にはない特徴があって。家族や友人を連れての会食にも、すごくお薦めです。
もちろん話題性だけでなく、丁寧にとられた出汁、自家製の麺と、沖縄そば基本のスープ・麺は、しっかりと美味しい。
何度も通いたくなるお店です。
あぐーの出汁も使っているというじゅーしー『左上)。味付けはしっかり目、具沢山で美味しい。