今日の沖縄は、今年1番と言いたくなるような快晴。
対策にも気をつけながら、北部へドライブへ出かけました。
名護市街→嘉津宇岳→辺戸岬と回って帰ってきましたよ。心地よいぐったり感です。
ドライブの途中、名護市大東にある『新山食堂』へ行ってきました。
大正12年創業とのことで、沖縄を代表する老舗の沖縄そば屋です。
名護市に住んでいた時以来、久しぶりの訪問です。
場所は、名護十字路からほど近い、住宅地の奥まった場所にあります。
駐車場のスペースもあり、これなら車できても問題なく駐車できますよ。
民家に佇む瓦屋根の店は、やっぱり老舗の食堂の味が出ています。
店内も、壁一面の有名人の色紙や、食券の販売機など雰囲気があり。
沖縄そばの専門店で、メニューは、シンプルに沖縄そばが中心。
三枚肉、野菜そば、てびち、フーチバーそばなどがありますが、今日はソーキそば700円をいただきました。
老舗沖縄そば店で、特筆すべきは、やっぱりスープと麺。
スープはしっかり鰹出汁が香り、澄んだスープの外観どおり非常にあっさり。
それでいて出汁がしっかり感じられます。
シンプルな味付けだからこそ、 出汁の美味しさが強く感じられる。おかわりしたくなるような柔らかいスープでした。
麺は、超幅広の平麺。
北部を代表する平麺ですが、『新山食堂』の平麺は、沖縄県内でも、最も幅広かつ薄い麺。
この食感は、ほかではなかなか味わえないと思います。
きしめんを食べた時のような不思議な食感です。
ただ、この幅広な麺は、あっさりスープと良く合うんです。
バランスだなぁと思いました。
具は、こんぶに厚揚げと、他でなかなか見られないもので特徴的。
ソーキは、薄味で仕上げていて、優しいスープ、麺とマッチしています。
老舗の味が連綿と受け継がれ、今日も地元に愛されているのは嬉しい。
歴史を噛みしめながら、ソーキそばを食べました。
まーさん。
写真は、沖縄本島最北端、辺戸岬です。
今日は天気がよく与論島(鹿児島)が綺麗に見えました。
<昔訪問した時の記事>
【名護市の沖縄そば一覧】