週末は沖縄そばを食べようって事で、ぶらり那覇市若狭へ、車を走らせました。
全国的にはお盆ですが、沖縄は旧暦で盆をやるので普通のお休みです。
地元沖縄でもファンが多い『亀かめそば』。
沖縄そばの魅力に、早くて、安くて、凄く美味い、ってのがあると思うんですが、まさにそれを体現したようなお店です。
屋台からスタートしたとの事で、庶民的な雰囲気で、早くて、ボリュームがあって、そばが旨い。
ちょっと寄っていこうか、と思える気軽さが良いんです。
場所は、空港からも直ぐにアクセスできる那覇市若狭。
店は、路地にありますが、のぼりで分かるはず。駐車場は数台分です。
店構えがまず、私的にはぐっとくる感じで。
くたびれた提灯と、ピンク色の日差しを見ると『亀かめそば』だなあ、と。
入り口すぐで食券を購入。
メニューは、沖縄そばを中心にシンプルな構成。軟骨ソーキそば、フーチバーそばなど。
サイドメニューに、いなりがあります。
食券を渡して、サービスで入れ放題のフーチバーを取ります。
フーチバーと言えば、沖縄そばのトッピングとして定番ですが、これがサービスとは嬉しい。しかも好みの量が選べます。
私も、迷わずフーチバーをチョイス。
※フーチバーは風味が強いので、大量に入れると味が大きく変わります。利用はする時は、適量で。
今回は、人気の軟骨ソーキそば(中)650円をいただきました。
好みで、フーチバーを入れていきます。
店の方からの助言で、スープが熱々の内に、フーチバーを入れるとよく馴染んで美味しいとのこと。
スープは、しっかりと豚の出汁が効いていて、鰹の風味も豊か。
ストレートに旨さが伝わってくるスープで、食べ応えもあるけど、後味はスッキリ。もう、どんどん行けそうな気分になる。
麺は、『亀かめそば』の名前のとおり。亀浜製麺のあの麺。
沖縄そば界でも、最長(個人的には)と思われる麺を、ズズズズっと啜る幸せ。
この細麺の喉越しが、めちゃくちゃ好きです。
ゴロゴロ入った軟骨ソーキは、甘めの味付けで、麺がまた進みました。
フーチバーも良い仕事してて、最初の香りでまず食欲をそそり、途中からは麺やソーキと交えながら、とても良いアクセントになってました。
最近食べてませんでしたが、あらためてフーチバーの魅力を認識しました。
理屈じゃなくて、胃袋で食べる沖縄そば。
カウンターには、漫画本が並んでいるのですが、「シティハンター」のコミックスが、個人的にツボでした。
回転が速い沖縄そば店なのに、漫画を置いているホスピタリティよ。「ちょっとでも寛いでって」という店の優しさをビンビンに感じます。
また帰ってきたくなる。『亀かめそば』。
ちなみに、いなりは一個50円。一個から買えます。まーさん。