今朝は、昨日の大雨から一転して快晴。
少しずつ秋の空になっているのを感じます。
抜けるような空の色、好きなんです。
今回は先日訪問した、宜野湾市嘉数の『介そば(すけそば)』を紹介したいと思います。
友人との会話で
「お薦めの沖縄そば屋は?」
と聞かれるのですが、
出汁や麺の種類も無数にある沖縄そばのこと。
日々食べたいそばは、変わりますし、もちろん好みの偏りもあります。
絞るのはなかなか難しい。
そんな中で、自分が好きな沖縄そば屋は、他にはない個性がある店が魅力的です。
麺の選び方、出汁の取り方、具材の種類、様々な所に店の特徴は出ますが、やっぱり他で食べたことがあるそばよりも、何か一つ個性があると自分は嬉しいです。
食べ歩きの醍醐味でもありますよね。
『介そば』は、そんな意味でも、誰かに話したくなるような沖縄そば屋です。
場所は、宜野湾市嘉数。
パイプライン通りを北向けに、浦添から宜野湾市へ入っていくと、通り沿い右手にあります。
店舗前に駐車場もありますよ。
メニューは、シンプルな構成。
本ソーキそば、軟骨ソーキそば、三枚肉そば、ゆし豆腐そばがあり、全て750円。
そばには、サービスで、じゅーしーと小鉢が付いてきます。
スープが凄く特徴的で。
見た目の通り、醤油も用いたスープ。ただ味付けは濃くなく、上品な仕上がりです。
ひと口目から、出汁の旨味が伝わってくる美味しいスープ。
個性的な味わいだなと思い、店のページを見たら
「当店のスープは、鶏ガラと豚ガラを香味野菜と一緒に煮込み、沖縄そばでは珍しい鮪節を使用しております^_^ 優しくあっさりの中にもコクがあるスープづくりをしております。」
との説明が。
自分の舌では、全ては理解できないのですが、魚介系の旨味を強く感じました。
スープを受け止める麺は、生麺の特徴である、コシのある食べ応えある麺。
中太で、縮れの入った麺で、プリっとした食感が美味しい。
あと、印象的だったのが、本ソーキ。
炙られていて、食欲をそそる香りに、がっしりとした肉の旨み。
味付けは控えめで、そばとのバランスも良くて。
今まで食べた本ソーキの中でも、特に美味しいソーキでした。
はじめに「個性のある店が好き」と書きましたが、『介そば』は、従来の沖縄そばの枠組みに捉われない新しい試みが沢山あって、独特の個性がある店だなと感じました。
本ソーキだけでなく、他の肉も食べてみたいな。
そばじょーぐーに、食べてほしい沖縄そばです。