以前ブログで取り上げましたが。↓
沖縄のローカルタウン誌『おきなわ倶楽部』10月号は、沖縄そば特集となっており。
この中で、沖縄そば屋8店舗の、指定メニュー半額券が付いてきます。
新規店舗も開拓できるし、財布にも優しいという事で、そばじょーぐー(沖縄そば好き)には、ありがたい企画。
ここでは、『おきなわ倶楽部』の半額券を使い訪問した店を取り上げたいと思います。
(何店舗回れるかなぁ)。
今回は、南城市玉城船越にある『沖縄そば 金太郎』を訪問しました。
こちらは初訪問で、初めてのお店を回れるのも、企画の良い所ですよね。
『金太郎』は、この本店のほか、糸満市の『麺屋 金太郎』もあります。
どちらも、『おきなわ倶楽部』の半額券が使用できますよ。
『沖縄そば 金太郎』は、船越小学校近く、南城市の、のどかな地域にあります。
近くには、観光地もあるので、ドライブがてらの訪問もお薦め、大きな店舗で、車も駐車しやすいです。
店内は、明るい雰囲気で、テーブル席、カウンター席、あと小上がり席の大きめな机が複数あり、小さな子ども連れでも安心です。
ゆったりとした空間で、そばが味わえるのは嬉しいですよね。
『金太郎』と言えば、ラーメンの二郎系ならぬ、沖縄そばを用いた「南二郎」を提供するなど、ユニークな取り組みを行なっていて有名です。
メニューは、基本の三枚肉の沖縄そばから、軟骨ソーキ、てびち、牛中身などのそばが。
他にもオリジナルなメニューがあり、興味をかき立てられます。
今回は、『おきなわ倶楽部』の半額券を使って、軟骨ソーキそば(大)700円を350円でいただきました。
食券制のお店ですが、声をかけると対応していただけます。
ほどなくして運ばれてきた、軟骨ソーキそば。
まず特徴は、何と言っても、白濁した豚骨スープでしょう。
沖縄そばは、鰹節と豚骨の出汁を合わせて作ることが一般的ですが。
店によって、どちらに比重を置くかが違い、店の特徴になっています。
参考はこちら↓
過去記事『沖縄そばなら、鰹出汁、豚骨出汁どっち派?』
『金太郎』の出汁は、豚骨を前面に出したパンチのあるスープ。
最近の沖縄そばは、どちらかと言えば鰹出汁主体であっさり系の店が増えてきているように感じていて。
こうして、豚骨の旨味で勝負する沖縄そばが出てきたのは素直に嬉しいです。
スープは、香りも含めて、良い意味で豚骨が持つ力強さが上手く残されていて。
自分はこれぐらいの方が好きです。
豚骨スープ好きは、絶対にハマる味。
また、雑な感じは全然なくて、塩梅もちょうどよく、すごく円やかなスープです。
豚骨の旨味はしっかり味わえながら、くどくない感じ。
特注という麺は、細かく縮れが入った中太麺で、これが良く豚骨スープと絡みます。
美味しい麺ですね。
トロトロの軟骨ソーキも、ボリュームがあって、当たり前だけど豚骨スープとの相性がめちゃくちゃ良かったです。
満足感のある一杯で、久しぶりに豚骨の旨さを堪能しました。
話題性があるメニューだけじゃなくて、基本の沖縄そばも、すごく美味しいと思います。
店に入った時の、大きな声の接客も、活気があって嬉しい。