さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【おきなわ倶楽部半額⑧】沖縄そばと海産物料理の店 楚辺

 

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以前ブログで取り上げましたが。

okinawasoba.hatenablog.com

 

沖縄のローカルタウン誌『おきなわ倶楽部』10月号は、沖縄そば特集となっており。

この中で、沖縄そば屋8店舗の、指定メニュー半額券が付いてきます。

 

新規店舗も開拓できるし、財布にも優しいという事で、そばじょーぐー(沖縄そば好き)には、ありがたい企画。

 

当ブログでは、10月中に全店舗を回るべく、食べ歩きを続けてきましたが、遂に今回が最終の8店舗目となりました。

8店舗といっても、小さな達成感がありますね。素直に嬉しいです。

 

 

 

最終は、那覇市楚辺の『沖縄そばと海産物料理の店 楚辺』です。

『楚辺そば』と言えば、沖縄そば専門店でも屈指の有名店で、観光でも多くのお客さんが訪れます。

私は久しぶりの訪問になりました。

 

場所は、那覇市の中心街からも近い楚辺。

空港からもアクセスしやすい立地ですが、国道から住宅街に入っていくため、初めての方はナビを使って行くのがお薦め。

都心にも関わらず、駐車場が広めにあるのはポイント高いです。

 

 

 

私が『楚辺そば』の特徴を一つ挙げるとしたら、「サービス精神」かなと。

通常の沖縄そば専門店が年数を重ねていくと、「伝統」や「格式」、または「カフェ系」などの「お洒落」な方向性を目指していくのに対し、どこにも属さないオリジナリティが『楚辺そば』にはあります。

 

お客さんをびっくりさせる外観やインテリアもそうですし、大盛りの沖縄そばを提供してみたり、当たり付きの丼を作ってみたり。

そこまでやらなくても十分な実力店なのに、どこもやらない取り組みを続けて打ち出しているのは、店のホスピタリティなんだと思います。

 

後は、専門店としては大きめのキャパで、夜までの営業をスムーズにこなしている事も非凡だと思います。

いつ行っても、オペレーションが素晴らしいのは、やっぱり人気店の秘訣ではないでしょうか。

 

 

 

昼のメニューは、基本の沖縄そばに、三枚肉そば、本ソーキそば、軟骨ソーキそば、てびちそばがあり、それぞれ「定食」にするとじゅーしー、もずく、小鉢が付いてきます。

 

今回は、『おきなわ倶楽部』の半額券を用いて。「まかないそば」750円を半額でいただきました。

「まかない」と言っても、実は人気NO.1のメニューで、沖縄そばに三枚肉、ソーキが乗った、ミックスそば的な一杯なんです。

 

 

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わくわくしながら待っていると、着丼した沖縄そばからは、豊かな出汁の香りが。

鰹と豚のダブルスープを主体とした出汁は、旨味がはっきり出ていて、どんどん飲み進めたくなるスープ。

出汁のバランスがとても良くて、円やかな印象でした。

 

麺は、ストレートの細麺。

沖縄そばの麺の中でも、最も細い部類に入る麺かと思います。店内には、西崎製麺ののぼりが。

細麺だけあって、啜り心地、のどごしが、とても良い。

歯応えもしっかりあって美味しい麺でした。

 

そして、写真からも伝わるでしょうか、肉厚な三枚肉に、どっしりとしたソーキ。

そばだけでなく、豚肉の美味しさも存分に味わえる、重量感がある贅沢なメニューでした。

 

 

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バランスの良いスープで、旨味がしっかりしていて、誰が食べても幅広く美味しいと感じる沖縄そばだと思います。

内装も楽しませてくれるし、本土からのお客さんをお持てなしするのにも、すごくお薦め。

自分も、まだまだ未食のメニューがあるので、今回を機に、また通いたいです。

 

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ジューシーも、まーさん。

 

 

 

店主のインタビューが下記のサイトで読めます。お店の姿勢が良く分かる良記事です。

www.okinawa-familymart.jp



那覇市沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com