正月の沖縄は綺麗に晴れ、清々しい1日になりました。
なんだか今年は良いことありそうです。
例年より出かける事は少なく、静かなお正月ですが、気持ちの良いスタートを切れました。
さて、覚えている方はいるでしょうか。
当ブログで、「コーレーグースー」を自作してみよう、という企画があった事を。
「コーレーグースー」とは、赤唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料で、七味唐辛子(一味)や、紅生姜と並んで、沖縄そば定番の調味料です。
「高麗胡椒」の文字が当てられ、「こうらいこしょう」の呼称が、沖縄読みで「コーレーグースー」となったとも言われています。
そんな、沖縄そばと言えば「コーレーグースー」という存在の調味料を自作してみよう、と考え10月に仕込みを行いました。
その様子は、こちらです。
あれから約2ヶ月半・・・
という事で、年越しそばを自宅で食べるのと合わせて開封してみました。
まずは、沖縄そばの準備を。
今回は、スーパーで購入した市販の麺と、スープをいただきました。
ちなみに、沖縄では専門店だけでなく、地元のスーパーで、沖縄そばの麺や、スープの素が常時手に入ります。
宮古島の老舗、『古謝製麺所』のそばと、スープ。
沖縄本島では普段食べることができない、宮古の『古謝そば』が味わえるので、楽しみ。
沖縄そばは、一般的に茹で麺なので、さっと湯掻いて。
器へ移し、暖めたスープをかけて。
盛り付ければ完成です。美味しそう!
さて、「コーレーグースー」の出来栄えは、いかに。
〈当初〉
〈現在〉
仕込んだ当初と比べると、赤唐辛子が泡盛に漬け込まれ、泡盛が変色しているのが分かります。
肝心のお味は。
一般に、店舗で食べる「コーレーグースー」と比較し、かなり唐辛子が効いているのが分かります。これは美味しい。
よく漬け込まれたせいだと思いますが、普段の「コーレーグースー」よりも、少量でも鮮やかな辛さになっています。
「コーレーグースー」の効果として、泡盛により風味を増す、唐辛子によりパンチを効かせる、スープがしまる、などがありますが、自作の「コーレーグースー」も威力十分でした。
本当に少しの量でも、沖縄そばの表情が全く変わります。
自宅で、食べる際にも、「コーレーグースー」があるだけで、沖縄そばの楽しみが何倍にも増すなと、感じました。
特に自作の「コーレーグースー」だと、辛さの度合いをコントロール出来るのが嬉しい。自分好みの調味料にできます。
「コーレーグースー」の作り方は、本当に簡単。
泡盛に、島唐辛子を漬け込むだけ。
誰でも簡単にでき、後は待つだけです。
市販もされていますが、自作の「コーレーグースー」で食べる沖縄そばは、また格別です。
お勧めですよ。