今日の沖縄は、めちゃくちゃ快晴。
曇天が続いていたので、久しぶりの好天に朝からテンションが最高潮に。
こんな日は、やっぱりドライブ&沖縄そばだな、という事で早い時間からそば活へ行ってきました。
今日の天気はこんな感じ。
店は、浦添市港川にある『鶏そば屋 いしぐふー』。
沖縄そば専門店の多くが昼営業で、早い時間帯から沖縄そばが食べられる店は、沖縄でも多くないのですが。
『鶏そば屋 いしぐふー』は、営業が朝9時からなのでありがたい。
昨年、8月以来の訪問です。
〈前回の訪問記事は、こちら↓〉
今回の目当ては、これ。
『鶏そば屋 いしぐふー』のインスタグラムで、気になっていた、期間限定メニューの「特選黒マーユそば」です。
マー油とは、にんにくを主とした香味野菜各種をラードで揚げて作った香味油です。
独特の香りが特徴的で、マー油というと、私は熊本ラーメンや、桂花などを思い出します。
ラーメンでは良く使われるマー油ですが、インパクトが強い油だけに、沖縄そばと合わせるとどんな仕上がりになるのか、とても興味がありました。
カウンターで、味を想像しながら待っていると、程なくして着丼。
第一印象は、マー油の香りがとにかく食欲をそそる、そば。
香りでまずやられてしまいます。
油を加える事によって、スープはより濃厚に、そしてマー油でコクがでています。
ただ、くどさはなく、ラーメンなどのマー油ほどこってり感は無く、そばのスープと合わせても違和感ありません。
鶏出汁のスープがもともとしっかりしているので、スープの美味しさを損なうことなく、コクがましている感じ。
そして、定番の自家製生麺も、強烈なマー油とスープに負けない存在感。
中太の平打ち麺は、コシがあって、麺自体にも風味があります。
前回も、書きましたが具材の炙り鶏肉が本当に美味しい。
味付けも良く、食べ応えもあって、「黒マーユそば」になっても美味しさは健在です。
従来の鶏そばに、マー油を加えることで重厚な美味しさになった一杯。
マー油の香りに誘われ、箸が止まりませんでした。
インパクトに走った奇抜なそばという印象は無く、あくまでバランス良く上品な仕上がりになっています。
新しいチャレンジには賛否両論あると思いますが、私は沖縄そば専門店の新しい取組みを積極的に支持したいな。
沖縄そばでもきっと初めて、ソーキを乗せた人や、かまぼこを乗せた人、紅生姜を乗せた人がいたはず。
香味油との組み合わせも、沖縄そばの可能性の一つだと思います。
是非、食べてみてください。
サイドメニューが充実しているのも嬉しい『鶏そば屋 いしぐふー』。親子丼は、もちろん間違いない美味さ。
【浦添市の沖縄そば一覧】