さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

まんぷく食堂

f:id:sanpei808:20210408092309j:plain


あなたにとってのご馳走って何ですか?

ステーキ、お寿司、天ぷら?
ハレの日に食べるご馳走は、地域によって固有のものも在ると思います。

沖縄県民にとって、中味汁、イナムルチ、牛汁、ソーキ汁、山羊汁などの「汁物」は必ず挙げられるご馳走です。
以前は、家を建てる際の着工式や完成祝いに山羊汁は欠かせない存在でした。
また、今でも祝いの場に、「汁物」は必ず出てきます。

そんな沖縄県民大好き「汁物」が、リーズナブルに美味しくいただけるお店に行ってきました。



南城市大里仲間にある『まんぷく食堂』です。
沖縄本島南部にあり、1984年創業と、40年近い歴史を持つ「汁物」で有名なお店です。

テーブル席、カウンター席を中心に80席、駐車場も30台あるので利用しやすいですね。
家族連れ、友人との会食、仕事中の昼食などどんな場面でも入りやすい雰囲気です。



店の特徴は、「汁物」のメニューの豊富さと、味の確かさ。

f:id:sanpei808:20210408092408j:plain

メニューは、最も有名な牛汁をはじめ、沖縄では定番の山羊汁、さらに珍しいあひる汁や馬汁まで食べることができます。
あひると言うと本土ではあまり聞かないと思いますが、沖縄では滋養に良いと昔から食べられている汁物です。

牛は一頭買いし、仕入れから加工まで全てお店で行っているため、安くて美味しいお肉を提供できるんだそう。
確かに私の感覚でも、牛汁をこの価格で食べられるのは、すごくリーズナブルだと思います。

 

f:id:sanpei808:20210408092502j:plain

メニューは、汁物だけでなく、定食やステーキ、ちゃんぷるーからカレーまで。
「食堂」の名のとおり、幅広いニーズに応えてくれるお店です。

 

味は、40年近く地元民から愛されていることから分かるように、間違いない美味しさです。

www.manpuku-okinawa.com

調理方法にこだわり、手作りだからこそ、これだけの「汁物」が作れるんですね。



今回は、お目当ての牛汁そば800円をいただきました。

沖縄そばと言うと、鰹節と、豚骨で摂った出汁を合わせることが多いのですが、牛出汁を提供している店が珍しいです。
私は、石垣島の『あんぶれら』で初めて牛そばを食べたのですが、美味しさに感動しました。
あの時の印象があったので、また牛そばを食べてみたいと思ってたんですよね。

f:id:sanpei808:20210408093429j:plain

念願の牛そばがこちら。

器から溢れそうな具材と汁、沖縄そばの麺を合わせた、一杯です。

ゴロゴロと入った牛肉は、一口サイズになっていて食べやすい。
煮込み方も絶妙で柔らかく、味が染みています。

野菜がたっぷり入っているのも特徴で、大ぶりの大根とにんじん。
味が染みた昆布も入っています。
たまらんなぁ。

具材の旨味が溶け込んだスープは、濃厚な味わい。
鰹出汁や豚骨よりも、重厚感があるのが牛の美味しさ。
見た目よりも味付けは濃くなく、良い塩梅で、最後まで美味しくいただけます。

牛と言うともう少しクセがあるかなと思っていましたが、全然いやな感じは無かったです。
野菜も含めて丁寧に仕込んでいるので、牛の美味しい部分だけが出ている汁。
フーチバーも良い仕事してますね。

f:id:sanpei808:20210408094650j:plain

牛汁に合わせるのは、滑らかなストレートの中細麺。
口当たりが良く、牛汁のスープとも良く合っていました。
麺量もしっかりあって、この一杯で十分満足できるボリュームです。




久しぶりの牛そば。
牛肉、野菜、汁、麺の旨さを堪能しました。
やっぱり自分にとっても一番のご馳走です。

沖縄でも牛そばを食べられるお店は限られているので、もし興味を持った方は、南城市大里の『まんぷく食堂』、すごくお薦めです。

次は山羊そばにチャレンジしてみたい!