沖縄県民のソウルフード、沖縄そば。
沖縄県内では、家庭をはじめ広く食べられていて、数多くの専門店や食堂、レストランなどで提供されています。
弁当屋でスープ替わりに百円そばが販売されているなど、沖縄県民はとにかく大好き。
沖縄そばは、当初、食堂などで提供され、徐々に沖縄そばに特化した専門店が増えていったと言われています。
1995年発刊の沖縄そば本『私の好きなすばやー物語』(ボーダーインク社)でも、やはり今ほどは専門店の数は多くないんですよね。
それが今や、沖縄そば専門店の数は300以上と言われており、それこそ数えきれない店舗があります。
一口に沖縄そば専門店と言っても、形態は様々で、ふらっと食べる町の食堂のような店もあれば、古民家を用いた格式のある店、まるでカフェのような雰囲気の店もあります。
そば自体も、もちろん様々で、昼時の労働者向けに速さを売りにする店もあれば、コース料理のように丁寧に作られた一杯を時間をかけて提供するお店もあります。
沖縄県民は、その時々にニーズに合わせて、お店をチョイスして沖縄そばを楽しんでいます。
今回訪問したのは、沖縄そば界のファミリーレストランとでも呼びたい、幅広い年齢層に指示される老舗のお店。
南風原町新川にある『ちらー小』です。
創業36年の歴史を持ち、個人的には移転前の店舗に馴染みがある店。
特徴は、キャパも大き目で利用がしやすいこと、メニューの豊富さです。
場所は、沖縄自動車道の那覇IC近くにあり、レンタカーなどでも便利。
駐車場は35台分と、車社会の沖縄でも重宝します。
駐車場は悩みの一つですもんね。
沖縄そばだけでも選ぶのが大変なほど。
軟骨ソーキ、野菜そば、てびちそば、中味そばなどなど、定番のそばはほとんど揃っています。
そして、メニューが沖縄そばだけでなく、イナムドゥチ、中味汁、ゆし豆腐、てびち、みそ汁、煮付けなど沖縄料理が揃い、さらに、トンカツなどの定食も充実しています。
定食も充実。
この日も、開店直後に訪問しましたが12時を待たずにお客さんがいっぱいでした。
特に年配の方を含めた家族連れの利用が多く、やっぱり年配の方が食べたいニーズに応えてくれるお店だなと感じました。
幅広い年齢層に受けているのが、人気の秘訣なんですね。
注文は食券機から。
今回は、沖縄そばと「くーふぁじゅーしー」、デザートがセットになった「そばセット」をいただきました。850円。
軟骨ソーキと、三枚肉、大ぶりなかまぼこが乗った贅沢な沖縄そば。
豚骨と、鰹出汁がベースのオーソドックな沖縄そばのスープ。
平打ちの麺は少し縮れが入っています。
じゅーしーも、まーさん。
デザートまで付いてきます。
「ちらー小そば」は、軟骨ソーキに三枚肉、かもぼこ、さらにてびちが乗った贅沢仕様。
メニューが豊富で、様々なニーズに応えてくれる、安心して利用できるお店だなと感じました。
立地も良く、駐車場も広めなので、はじめてでも利用しやすいです。
家族での会食で、沖縄料理を食べたいとなった時に是非。
【南風原町の沖縄そば一覧】