今日の沖縄は、台風から一転して快晴。
抜けるような青空でした。
陽が長くなり、本格的な夏が近づいているのを感じます。
今回は、浦添市勢理客にある『寿味食堂』を訪問しました。
寿味食堂と言うと、沖縄で思い浮かぶのは、そう、沖縄のタレント川満聡さんが経営するお店として有名です。
川満聡さんは、「川満しぇんしぇー」の愛称で親しまれており、沖縄では知らない人はいない存在。マルチに活躍されています。
<川満聡さんを取り上げた沖縄の番組>
www.youtube.com
『寿味食堂』は、安謝交差点近くで、環状2号線から1本中に入った通りにあります。
初めて行かれる方は、ネットなどのナビを使うことをお薦めします。
車は、店舗前に数台分駐車が可能ですよ。
わくわくしながら扉をあけると、アットホームな空間が。
家庭的なつくりの店内は、まさに沖縄の食堂のそれ。
カウンターに、テーブル席、奥に座敷があります。
食堂で印象的だったのは、店のサービス精神。
沖縄の食堂はどこもサービス精神の塊のような店が多いですが、『寿味食堂』はずば抜けて気遣いのある食堂でした。
まず、目に飛び込んできたのが、ライスおかわり自由の文字。
以前は、おかわり自由の食堂も多かった気がしますが、最近では珍しい。
お腹いっぱい食べてほしいという店の気遣いを感じます。
さらに、驚いたのが「ズミボックス」という、店の謎システム。
サービスで、玉子や納豆、豆腐や油味噌がいただけるんです。
これで、ますますご飯も進んでしまう。
ここまでやる店は、自分も見たことないです。
本当にありがたいシステム。
今回は、せっかくなので納豆をいただきました。
納豆をいただきました。
本当に?と思うけど、本当です。
サービス精神は、沖縄そばのメニューにも現れています。
出汁は、鰹出汁の「あっさり」と、豚骨と鶏ガラから取った「Wスープ」から選べるんです。
さらに凄いのが、麺も、細麺ストレートの「亀浜製麺所」と、縮れ麺で有名な「照喜名製麺所」から麺が選べるということ。
「亀浜製麺所」と「照喜名製麺所」と言うと、そばじょーぐー(沖縄そば好き)では知らない人はいない、超人気麺。
その麺が選べるなんて・・・、なんて贅沢。
今回は、三枚肉そばとじゅーしーのセットをいただきました。
仕様は、「Wスープ」と「照喜名製麺」の組み合わせです。
白濁したスープは、豚骨と鶏ガラで取った出汁に、鰹出汁を合わせたもの。
ルックスの印象よりも、円やかで優しい味のスープ。
刺激的というよりも、じわーっと徐徐に旨味が広がっていくような感じです。
店内にも張られていますが、メニューは全て「無化調」とのこと。
そのこだわりが、優しい味に繋がっているでしょうね。
麺は、私も大好きな「照喜名製麺所」で、独特の細かい縮れにしっかりとしたコシのある麺で、食感を楽しみました。
スープにも良く絡みます。
じゅーしーも優しい味付けで、まーさん。
そして食べ終えると・・・・
器には、『寿味食堂』の文字が。
この遊び心も素敵です。
本当に、人を楽しませよう、満足してもらおう、というサービス精神が旺盛なお店で、そのホスピタリティに感動しました。
メニューもめちゃくちゃ豊富なので、また他のメニューも食べに行きたいと思います。
【浦添市の沖縄そば一覧】