さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

寿味食堂

f:id:sanpei808:20210426192355j:plain今日の沖縄は、台風から一転して快晴。

抜けるような青空でした。

陽が長くなり、本格的な夏が近づいているのを感じます。



今回は、浦添市勢理客にある『寿味食堂』を訪問しました。

寿味食堂と言うと、沖縄で思い浮かぶのは、そう、沖縄のタレント川満聡さんが経営するお店として有名です。
川満聡さんは、「川満しぇんしぇー」の愛称で親しまれており、沖縄では知らない人はいない存在。マルチに活躍されています。

川満聡さんを取り上げた沖縄の番組>

www.youtube.com

『寿味食堂』は、安謝交差点近くで、環状2号線から1本中に入った通りにあります。
初めて行かれる方は、ネットなどのナビを使うことをお薦めします。
車は、店舗前に数台分駐車が可能ですよ。

わくわくしながら扉をあけると、アットホームな空間が。
家庭的なつくりの店内は、まさに沖縄の食堂のそれ。

カウンターに、テーブル席、奥に座敷があります。



食堂で印象的だったのは、店のサービス精神。
沖縄の食堂はどこもサービス精神の塊のような店が多いですが、『寿味食堂』はずば抜けて気遣いのある食堂でした。

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まず、目に飛び込んできたのが、ライスおかわり自由の文字。
以前は、おかわり自由の食堂も多かった気がしますが、最近では珍しい。
お腹いっぱい食べてほしいという店の気遣いを感じます。

f:id:sanpei808:20210426191117j:plainさらに、驚いたのが「ズミボックス」という、店の謎システム。
サービスで、玉子や納豆、豆腐や油味噌がいただけるんです。
これで、ますますご飯も進んでしまう。

ここまでやる店は、自分も見たことないです。
本当にありがたいシステム。
今回は、せっかくなので納豆をいただきました。

f:id:sanpei808:20210426191450j:plain納豆をいただきました。
本当に?と思うけど、本当です。

 

f:id:sanpei808:20210426190542j:plainサービス精神は、沖縄そばのメニューにも現れています。

出汁は、鰹出汁の「あっさり」と、豚骨と鶏ガラから取った「Wスープ」から選べるんです。
さらに凄いのが、麺も、細麺ストレートの「亀浜製麺所」と、縮れ麺で有名な「照喜名製麺所」から麺が選べるということ。

「亀浜製麺所」と「照喜名製麺所」と言うと、そばじょーぐー(沖縄そば好き)では知らない人はいない、超人気麺。
その麺が選べるなんて・・・、なんて贅沢。



f:id:sanpei808:20210426192245j:plain今回は、三枚肉そばとじゅーしーのセットをいただきました。
仕様は、「Wスープ」と「照喜名製麺」の組み合わせです。

f:id:sanpei808:20210426192448j:plain白濁したスープは、豚骨と鶏ガラで取った出汁に、鰹出汁を合わせたもの。
ルックスの印象よりも、円やかで優しい味のスープ。
刺激的というよりも、じわーっと徐徐に旨味が広がっていくような感じです。

店内にも張られていますが、メニューは全て「無化調」とのこと。
そのこだわりが、優しい味に繋がっているでしょうね。


麺は、私も大好きな「照喜名製麺所」で、独特の細かい縮れにしっかりとしたコシのある麺で、食感を楽しみました。
スープにも良く絡みます。



f:id:sanpei808:20210426193115j:plainじゅーしーも優しい味付けで、まーさん。


 


そして食べ終えると・・・・

f:id:sanpei808:20210426193214j:plain器には、『寿味食堂』の文字が。

この遊び心も素敵です。
本当に、人を楽しませよう、満足してもらおう、というサービス精神が旺盛なお店で、そのホスピタリティに感動しました。

メニューもめちゃくちゃ豊富なので、また他のメニューも食べに行きたいと思います。



浦添市沖縄そば一覧】

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