さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

沖縄すば処 月桃2

f:id:sanpei808:20210429100418j:plain好きな沖縄そば屋について考えるとき、決め手になるのは何でしょうか。


そばじょーぐー(沖縄そば好き)の間でも、意見は様々ですが。
「決め手」になるのは、やっぱり、スープと麺の好みの2点が大きいと思います。

スープだと、鰹出汁派か、豚骨出汁派か、あっさりか、こってりか、またはその中間かなど。

麺についても、本当にお店によって様々で、有名な製麺所の麺もあれば、自家製麺で勝負している店もあります。

okinawasoba.hatenablog.com




今回は、たくさんある沖縄そば専門店の中でも、麺が特徴的なお店を紹介したいと思います。

那覇市寄宮にある『沖縄すば処 月桃』です。


沖縄そばは、昔、中華そばと違い、かん水ではなく木灰汁を用いて麺が作られていました。
これが沖縄そば独特の食感を生み出していたとも言われています。

戦後、木灰を確保することが難しくなり、現在では市販の麺をはじめ、多くがかん水を用いて作られており、木灰汁を使い手打ちで麺を製造する店は極めて少なくなりました。

月桃』は、そんな木灰汁を用いた伝統的な製法で麺を作っている、貴重なお店です。
もし、沖縄そばの麺に関心があるなら、一度は食べてほしい麺です。

 <前回の訪問記事はこちら>

okinawasoba.hatenablog.com

 

 

月桃』は、那覇市寄宮にあり、真和志小学校の近く、JAおきなわ真和志支店の建物内に、併設されています。

JAの駐車場が広くあるので、駐車に困らないのは嬉しいですよね。

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f:id:sanpei808:20210429095521j:plain店は、騒がしくなく落ち着いていて、家族連れから、1人客まで、誰でも入りやすい雰囲気。

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月桃』の最大の特徴は、木杯汁を用い、手打ちで麺を作っているところ。
さらに、スープが、鰹出汁主体の「あっさり」と、濃厚な豚骨の「こってり」、「ミックス」と3種類から選べるところ。

豚骨で乳化するまで煮込んだ、濃厚な「こってり」スープは、他ではなかなか味わえないスープです。
前回の訪問では、「こってり」を食べているので、是非チェックしてみてください。



今回は、三枚肉そば(大)を、セットでいただきました。750円。

f:id:sanpei808:20210429100248j:plainセットは、150円プラスで、沖縄そばに、じゅーしー、もずく、フルーツが付いてきます。
めちゃくちゃお得なメニュー。

f:id:sanpei808:20210429100502j:plain今回は、より麺の味を楽しみたいと思い、「あっさり」スープにしました。

やっぱり印象的なのが手打ちの麺。
見た目からも分かるとおり、太めで、縮れが入っていています。
不揃いなのは、手打ち麺の証ですね。
他の沖縄そばの麺との違いが一目で分かります。

コシの強さに、まず驚きます。
押し返してくるような力強さがある麺。
ぷりぷりで、つるっとした食感も魅力です。

しっかりとした麺が好きという方は、必ずハマると思います。
力強い麺で、一口一口、ゆっくり味わうように食べました。


スープは、こちらも伝統的な鰹節をベースにしたもの。
豚の旨味もしっかり出ていて、あっさりですが、旨味は十分です。

「あっさり」なので、物足りなさもあるのかなと最初思いましたが、重厚な麺は食べ応えがあって満足感がありました。



木灰汁を用いた製法や、手打ちのお店が少なくなっている中で、本当に貴重な麺の沖縄そば屋だと思います。
末永く続いていってほしいです。




f:id:sanpei808:20210429101633j:plain椎茸にニンジン、大き目な具が入ったじゅーしー。まーさん。

f:id:sanpei808:20210429101728j:plain沖縄名物の、もずく。

f:id:sanpei808:20210429101839j:plainフルーツまで付いて750円。この心遣い。

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