台風9号と10号、週末のW台風を心配していたのですが。
沖縄地方はどうやら大過なく、過ぎ去っていったようです。
今朝は、風もだいぶ弱まってきました。
休みの残り1日は、家の片づけをしたり、ブログを更新したり、ゆっくりと過ごしたいと思います。
今回は、那覇市松川にある『ゆうなみ 坂下店』を訪問してきました。
こちらも私にとって長らくの宿題店で、ようやく訪問できた感じです。
自家製の生麺を用いた沖縄そばが有名で、たびたびメディアにも取り上げられています。
先日も沖縄のローカルテレビ番組「アゲアゲめし」で紹介されていました。
場所は、那覇市の坂下、国際通り方面から首里へ向かう道路の左手にあります。
都心の立地ですが、駐車場があるのがありがたい。
国際通り近くだと、駐車はコインパークになる事が多いので、貴重です。
店は、テーブル席、座敷、カウンター席があり、沖縄そば屋としては余裕があるつくり。
座敷があるので、家族連れでも利用しやすいですね。
注文は食券制で、さすが人気店、オペレーションもテキパキしていて、スムーズ。
メニューは、沖縄そばが中心。
基本の三枚肉そば、軟骨ソーキそば、ソーキそばに、てびちそば、ゆし豆腐そばも。
珍しい所では、つけ麺や冷やしそばもあります。
他のお客さんを見ていたら、けっこう、つけ麺の注文があり人気なんだなと感じました。
『ゆうなみ』の特徴として、自家製麺を用いている点があって、さらに麺の種類が「細麺」「平麺」「よもぎ麺」から選べます。
「細麺」は、一般の沖縄そばから言うとかなり細め。
硬めの食感が好みであればお薦めです。
「平麺」は、幅広の平打麺で、沖縄だと北部地域で好まれている特徴的な麺。
那覇で食べられるお店は珍しいです。
「よもぎ麺」は、沖縄でいうフーチバーを練り込んだ麺。
こちらも珍しい麺で、なかなか食べられないオリジナルですので、よもぎが好きという方は是非。
今回は、ソーキそば700円を、「細麺」仕様でいただきました。
湯気の立った熱々の沖縄そば。
まずは、スープを一口。
豚と鰹で取った出汁とのことですが、鰹節が効いていて香りも良い。
あっさりとしていますが、出汁の旨みは十分に伝わってきます。
甘味のあるスープで、味もしっかりしているので、幅広く好まれそうなスープです。
印象的だったのが麺。
自家製の生麺とのことですが、全粒粉を使用しているとのことで見た目から、市販の沖縄そばとは違います。
細めで、短く、すごくコシのある麺。
生麺自体、独特のコシがありますが、『ゆうなみ』の麺の硬さは沖縄そばの中でも最高クラス。
私も硬めの麺好きなので、これは美味しかった。
また、コシだけでなく、風味も豊かな麺で、麺だけでも美味しいと思えるそば。
つけ麺を頼むお客さんが多いのも頷けます。
麺とスープだけでも満足感がある、力のある沖縄そばでした。
それぞれに存在感があって、『ゆうなみ』でしか食べられないオリジナルな一品だと思います。
「平麺」にも興味津々なので、近いうち再訪したいな。
ごちそうさまでした。