さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

沖縄すば処 月桃 3

 f:id:sanpei808:20210929184154j:plainどうですか、このインパクト。

今回は、「カレーそば」を食べてきました。
(以下、カレー沖縄そばを、全て「カレーそば」と表記します)。

沖縄そばと言うと、鰹節と豚の出汁を合わせた、澄んだスープをイメージされると思いますが、こんなそばもあるんですね。



何店舗か、沖縄そばの専門店を回っていますが、「カレーうどん」や「カレー蕎麦」のように、カレーと沖縄そばを掛け合わせた「カレー沖縄そば」を出すお店は少数ですが存在します。

私も振り返って調べてみましたが、ここ数年「カレーそば」って食べてないんですよね。
人生の通算でも、5回も食べてないかも。

理由は簡単で、初めて行く沖縄そば専門店なら、どうせならノーマルな味をまず食べてみたいって思うから。



ただ、カレーと麺の掛け合わせは以前から歴史があって、日本蕎麦を用いたカレー蕎麦は市民権を得ているし、なんと言ってもカレーうどんは完全に独自の人気を獲得しているんじゃないでしょうか。

カレーでもなく、うどんでもない。
カレーうどんが食べたい日って何だかありますよね。



その意味で、沖縄そばの麺を用いた「カレーそば」もブレイクのチャンスがあるんじゃないかと密かに思ってるです。

期待を持ちながら、今回は那覇市寄宮にある『沖縄すば処 月桃』を訪問しました。

最初に行っておかなければならないのは、『月桃』はキャリアがある沖縄そばの有名店であること。
思いつきなんかじゃなくて、沖縄そばでしっかり実績がある店舗だからこその「カレーそば」なんですよね。



okinawasoba.hatenablog.com

月桃』と言えば、昔ながらの木灰汁を用い手打ちで作られた麺。
力強い中太麺で、コシのしっかりした、縮れの入った麺は、独特な食感です。

スープは、「こってり」と「あっさり」があり、この記事の「こってり」も絶品。
なかなか無い、乳化して真っ白な豚骨のスープは『月桃』独特です。


okinawasoba.hatenablog.com

「あっさり」の方は、鰹節の出汁をベースにした、どちらかと言えばオーソドックスな沖縄そば

よりシンプルにオリジナルの麺と、出汁の美味しさを堪能するなら、こちらがお薦めです。



メニューは、基本の沖縄そばからソーキ、炙り軟骨ソーキ、ゆし豆腐そばなどがあります。

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さて、いよいよ「カレーそば」の登場。


 

f:id:sanpei808:20210929184312j:plain月桃』の「カレーそば」(大)650円。
はじめていただきます。

 

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ひと口飲んで、まずカレーのスープの美味しさに頷く。

不安もあったけど、やっぱり美味しい。
基本の鰹出汁の沖縄そばのスープがしっかりしているので、カレーの方も味付けの安定感は抜群。

独特のとろみがあって、少しだけ辛いスープは、まさにカレーうどん
カレーライスのルーや、北海道のスープカレーとも違う、ちょうど良い濃度。

 

f:id:sanpei808:20210929184354j:plainこのスープが、めちゃくちゃ麺に絡むんですよね。

これこそカレーうどんや、カレーそばの醍醐味と言って良いんじゃないでしょうか。
粘度のあるスープと、太麺が一体となった旨さ。

なかなか冷めないので、最後まで熱々のスープを、麺に絡めていただきます。



ここで活きてくるのが『月桃』の手打ち麺。

中太で歯ごたえのある力強い麺で、カレーの存在感に負けない美味しさがあります。
「カレーそば」になっても、しっかり麺の美味しさが感じられるの凄い。



f:id:sanpei808:20210929184410j:plain汗だくになりながら、最後まで美味しくいただきました。

味はみんな大好きカレーなので間違いないと思っていましたが、心配していたのは、沖縄そばの麺との相性。
合わなかったらどうしよう・・・と思っていましたが、杞憂でした。

これは全然アリだよ。

完成度の高いカレーのスープと、それに負けない手打ち麺で、新しい沖縄そばの魅力を表現しています。

沖縄そばでは新しい「カレーそば」の世界。
私ももっともっと探求していきたいと思います。

 

 

那覇市沖縄そば一覧】

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