昨日は、「沖縄そば」の日でしたね。
スーパーの店頭には沖縄そばの麺や具材が並び、SNSでも盛んに取り上げられていました。
あらためて、沖縄県民って沖縄そば好きだなと、感じました。
さて、家で食べる沖縄そばもよし、沖縄そば専門店で凝った麺やスープも味わうもよし、ですが。
仕事のお昼時間など、どうしても時間が取れない時ってありますよね。
目当ての沖縄そば屋へ行くには時間の余裕がない。でも、沖縄そばが食べたい。
そんな時、重宝するのが弁当屋の沖縄そばです。
沖縄は、「うちなー弁当」とも呼ばれる独自の弁当文化が発展していて、リーズナブルかつボリューム満点の弁当屋さんが多く存在します。
弁当屋さんでは、弁当のサイドメニューとして、「百円そば」と言われるスープ替わりの沖縄そばを販売している店が多いんです。
「百円そば」については、以前、当ブログでも取り上げました↓
先日、どうしても沖縄そばが食べたい、けど時間がない、というシチュエーションがあって。
気づけば、目の前に救世主が現れたんですよ。
場所は、名勝『識名園』の近く。
たまたま通りがかったら、「そば」の文字が。
色褪せた看板は、キャリアの重さを感じさせて、猛烈に好みな店構えです。
ryukyushimpo.jp
調べてみたら『琉球新報』のサイトに『いち丸屋』の記事が。
高校などで弁当を販売し、20年以上のキャリアがあるんだそう。
やっぱりそうか。
店内には、複数の弁当が販売されていましたが。
今回は、沖縄そばを購入しました。
沖縄そばは、100円と250円のものがあり、250円が麺量、具材が多いタイプになっています。
今回は、250円の沖縄そばと、大好きなポーク玉子のおにぎりを購入。
『いち丸屋』は、店側がスープを注いでくれるタイプ。
注文の度に「コーレーグースーと七味は入れますか?」と丁寧に聞いてくれます。
その後、容器から温められたやかんを取り出し、スープを注いでいきます。
『いち丸屋』の特徴は、弁当屋ですが店の一角で、イートインができるところ。
席数は少ないですが、沖縄そばは温かいうちに食べたいので凄くありがたい。
購入した沖縄そばは、こんな感じ。
ウェーブした縮れ麺が美味しそう。
蓋を開けて、いただきます。
250円で、具材に豚肉、玉子、ネギに紅生姜までしっかり乗って、もうしっかりした沖縄そばですよね。
麺量もしっかりあって、お昼ご飯としても十分いけるボリュームです。
『いち丸屋』の沖縄そば。
細かく縮れた、麺の食感が啜り心地がすごく良い。
食べ応えもある麺でした。
動物系の出汁のスープも良く絡み、旨し。
しっかり沖縄そばを楽しみました。
途中からは、もちろん定番のポーク玉子おにぎりも合わせて。
沖縄そばのスープとおにぎりを一緒に食べると抜群の相乗効果で、美味しさ2倍です。
それにしても、ポーク玉子おにぎりを思いついた人、天才だわ。
『いち丸屋』、那覇市真地にある素朴な良い弁当屋さんです。
沖縄には、沖縄そばを食べたいと思った時に、パッと答えてくれる、そんな環境があるのが嬉しい。
他にもたくさん沖縄そばを扱う弁当屋さんがありますので、気になったら是非、寄ってみてください。