さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

和山海雲(わやまもずく)

f:id:sanpei808:20211024072126j:plain前回に引き続き、座間味村(ざまみそん)で出会った沖縄そばについて紹介したいと思います。
2日目も、座間味村座間味島で過ごしました。


座間味村は、那覇市の西方約40kmに位置し、座間味島を始め20余りの島からなる村です。
このうち有人島は、座間味島阿嘉島慶留間島の3島となっており、人口は800人ほど。

那覇泊港から高速船を使うと1時間程度で行くことができ、また日帰りも可能なので、アクセスがしやすい離島の一つです。

特に海がとても綺麗で、マリンスポーツで凄く人気のある観光地となっています。



f:id:sanpei808:20211024072215j:plain海に、緑と、景観がとにかく綺麗な座間味島ですが、私が特に感動したスポットを紹介したいと思います。

港がある座間味集落から東へ、阿佐集落も抜けて、島の奥へと入っていきます。


f:id:sanpei808:20211024072244j:plain舗装された道路の終点に、モウマオウの林が。

林を抜けると浜が見えてきます。


f:id:sanpei808:20211029071439j:plain『イノーの浜』と呼ばれるビーチ。
早朝に訪れたこともあって、ビーチには私一人でした。

海の綺麗さ、長く続く砂浜、座間味特有の起伏の大きな景観。
人工物のほとんどない、ありのままの自然。

これまでもたくさんのビーチを訪れてきましたが、中でも強烈に印象に残る、特別な場所になりました。
スペシャルな体験ですね。



f:id:sanpei808:20211024072354j:plain座間味村、最後の3件目は、座間味島にある『和山海雲(わやまもずく)』を訪問しました。

wayamamozuku.jp

名前のとおり、座間味村特産の「もずく」を用いた沖縄そばが特徴のお店です。

場所は、島の中心部にあり、港からも歩いて行くことが可能。

外観もお洒落なお店で、テラス席に近い形態で、自然を感じながら食事をとることができます。
カウンター席と、テーブル席があります。



メニューは、座間味産太もずくを沖縄そばの麺に練り込んだ「もずくそば」がメイン。

珍しいのが、スープが入っていない形の「冷」と、スープが入った(通常の沖縄そばのような)形の「温」があること。
サイズが、小から特大まで細かく選べるのも嬉しいです。



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今回は、「もずくそば」の中730円をいただきました。
スープが合わさった形の「温」です。



f:id:sanpei808:20211024072546j:plainやっぱり目がいくのが、麺。

座間味特産のもずくを、沖縄そばの麺に練り込んでいるそう。
色も灰色がかって、特徴的ですね。

中太で縮れが入っていて、コシがすごく強い、プリッとした食感の麺でした。
はね返してくるような弾力があり、凄く手食べ応えがあります。


 

スープは和風、日本蕎麦のような醤油ベースの味。

魚介系の出汁で、あっさりと仕上げています。
飲みやすいスープで、甘味のある出汁の美味しさを良く感じられました。

本土で食べる、日本蕎麦のスープに近いような感じでしょうか。




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座間味島で出会った、特産の「もずく」を麺に用いた沖縄そば

ゆかりのある食材を用いた沖縄そばって素晴らしいなと思います。
今後もこういった取り組みが広がっていくと面白いですね。

座間味島へお越しの際は、是非『和山海雲(わやまもずく)』の「もずくそば」を食べてみてください。



f:id:sanpei808:20211029072900j:plain透明度が高く、独特な「青」が印象的な座間味村の海。

座間味島阿嘉島慶留間島、それぞれ素敵でした。

いつか、また来たいな。




座間味村沖縄そば一覧】

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