ども、さんぺいです。
沖縄そば食べ歩きから思い切り脱線しますが、麺好きの備忘録として、他の麺類も記録しておきたいなと。
東京旅行編です。
今回は、もう思うままに過ごそうと決めているので、ぶらぶらと好きな事だけしたいなと考えています。
ちなみに私はラーメン初心者なので感想は、ごくごく拙いものです。
さて、東京3日目の続き。
六本木にある『入鹿(いるか)TOKYO』を訪問しました。
麺類が好きという方、たくさんいらっしゃいますよね。
皆さん、麺、特にラーメンの魅力って何だと思いますか?
私がラーメン を食べる理由の一つは、「まだ見ぬ美味しい一杯があるんじゃないか」という願望というか、欲望からです。
ラーメンの特徴として、進化のスピードが速い点があります。
「家系」、「二郎系」などの言葉は一般化していますし、清湯、白湯、今ではもう定番となったつけ麺や、担々麺、油そばなどなど・・・。
数え上げればキリがないほど、スープも麺も、その変化は留まることを知りません。
これだけ、どんどん進化していく料理って、ほかに無いんじゃないでしょうか。
だから、まだ食べたことがないジャンル、新しい味と出会えるんじゃないかと思ってしまう。
新しいラーメン屋さんを巡るのは至高の楽しみです。
食いしん坊の性ですかね。
今回の東京旅行の中でも、一番印象が強かったラーメンがこちら。
『入鹿TOKYO』。
場所は、六本木ミッドタウンのすぐ隣。
当初、2019年5月1日に東久留米にオープンし、2号店として六本木に出店されています。
人気店ということで当然、行列が。
沖縄在住の私は、普段あまり並んで食事をするという機会がありません。
ですが、ここは一つ気合を入れてチャレンジ。
この時期の東京の寒さは、沖縄の田舎者には厳しい体験でしたが、1時間ほどでようやく入店することができました。
これだけでまず達成感。
スープの特徴として、名古屋コーチン、鹿児島黒豚、伊勢海老、ムール貝から、ぞれぞれ出汁を取り合わせているんだそう。
ラーメンは、「柚子塩らぁ麺」と「ポルチーニ醤油らぁ麺」が2大看板メニューですが、今回は、「ポルチーニ醤油らぁ麺」980円をいただきました。
せっかくなので、特製トッピング450円の仕様で、卵かけごはんも。
透明感のあるスープは、ひと口飲んで、上品な味わいと深みに驚き。
旨味が一気にじゃなく、ゆっくりと伝わってくる。
特に魚介系の旨味が後からじんわりとやってきます。
複数の出汁を用いているとのことでしたが、雑多な感じもなくすごく統一感のあるスープでした。
途中からは、チャーシューの上に乗っている、トリュフを含めキノコを使ったペースト(森の幸ペースト)を混ぜて味変。
さらに複雑さを増したスープは、私の従来のラーメンのイメージを軽く超えていきました。
全粒粉入りの中細平打麺は、風味も良く、麺自体の美味しさも際立っていました。
全部食べ終えてしまうのがもったいない気分に・・・。
鴨チャーシューや豚チャーシュー、煮卵に、鶏団子、海老団子などの具材も、どれも丁寧なつくりで美味しかったです。
個人的には食べたことがないラーメンという感じで。
ネクストレベルを体感しました。
もちろんごくごく限られたラーメン経験の中ですけど。
まだまだラーメン、というか麺類は進化していくんだなと感じました。
味の複雑さ、それでいての統一感、麺の質、具材それぞれの丁寧なつくり。
トリュフを添えた卵かけご飯も、最高に美味しい。
ご飯の下に汁が入っていて、混ぜて食べれば、至福。
この日は、以前から行きたかった明治神宮へ。
都心にこれだけの自然と、静謐な空間があることに驚き。
良い経験でした。