さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

さんぺいの麺活 東京編6 入鹿 TOKYO

f:id:sanpei808:20211220085731j:plainども、さんぺいです。

沖縄そば食べ歩きから思い切り脱線しますが、麺好きの備忘録として、他の麺類も記録しておきたいなと。

東京旅行編です。
今回は、もう思うままに過ごそうと決めているので、ぶらぶらと好きな事だけしたいなと考えています。

ちなみに私はラーメン初心者なので感想は、ごくごく拙いものです。



さて、東京3日目の続き。

六本木にある『入鹿(いるか)TOKYO』を訪問しました。




麺類が好きという方、たくさんいらっしゃいますよね。

皆さん、麺、特にラーメンの魅力って何だと思いますか?

私がラーメン を食べる理由の一つは、「まだ見ぬ美味しい一杯があるんじゃないか」という願望というか、欲望からです。


ラーメンの特徴として、進化のスピードが速い点があります。

「家系」、「二郎系」などの言葉は一般化していますし、清湯、白湯、今ではもう定番となったつけ麺や、担々麺、油そばなどなど・・・。
数え上げればキリがないほど、スープも麺も、その変化は留まることを知りません。

これだけ、どんどん進化していく料理って、ほかに無いんじゃないでしょうか。

 


だから、まだ食べたことがないジャンル、新しい味と出会えるんじゃないかと思ってしまう。

新しいラーメン屋さんを巡るのは至高の楽しみです。

食いしん坊の性ですかね。

 

 

 

f:id:sanpei808:20211220085934j:plain今回の東京旅行の中でも、一番印象が強かったラーメンがこちら。
『入鹿TOKYO』。

場所は、六本木ミッドタウンのすぐ隣。
当初、2019年5月1日に東久留米にオープンし、2号店として六本木に出店されています。



人気店ということで当然、行列が。

沖縄在住の私は、普段あまり並んで食事をするという機会がありません。

ですが、ここは一つ気合を入れてチャレンジ。
この時期の東京の寒さは、沖縄の田舎者には厳しい体験でしたが、1時間ほどでようやく入店することができました。

これだけでまず達成感。



f:id:sanpei808:20211220090012j:plainスープの特徴として、名古屋コーチン、鹿児島黒豚、伊勢海老、ムール貝から、ぞれぞれ出汁を取り合わせているんだそう。

ラーメンは、「柚子塩らぁ麺」と「ポルチーニ醤油らぁ麺」が2大看板メニューですが、今回は、「ポルチーニ醤油らぁ麺」980円をいただきました。

せっかくなので、特製トッピング450円の仕様で、卵かけごはんも。


透明感のあるスープは、ひと口飲んで、上品な味わいと深みに驚き。

旨味が一気にじゃなく、ゆっくりと伝わってくる。
特に魚介系の旨味が後からじんわりとやってきます。

複数の出汁を用いているとのことでしたが、雑多な感じもなくすごく統一感のあるスープでした。


途中からは、チャーシューの上に乗っている、トリュフを含めキノコを使ったペースト(森の幸ペースト)を混ぜて味変。

さらに複雑さを増したスープは、私の従来のラーメンのイメージを軽く超えていきました。


全粒粉入りの中細平打麺は、風味も良く、麺自体の美味しさも際立っていました。
全部食べ終えてしまうのがもったいない気分に・・・。

 

鴨チャーシューや豚チャーシュー、煮卵に、鶏団子、海老団子などの具材も、どれも丁寧なつくりで美味しかったです。

 

 

f:id:sanpei808:20211220090119j:plain個人的には食べたことがないラーメンという感じで。

ネクストレベルを体感しました。

もちろんごくごく限られたラーメン経験の中ですけど。
まだまだラーメン、というか麺類は進化していくんだなと感じました。

味の複雑さ、それでいての統一感、麺の質、具材それぞれの丁寧なつくり。


 

f:id:sanpei808:20211220090217j:plainトリュフを添えた卵かけご飯も、最高に美味しい。
ご飯の下に汁が入っていて、混ぜて食べれば、至福。



f:id:sanpei808:20211220085818j:plainこの日は、以前から行きたかった明治神宮へ。

都心にこれだけの自然と、静謐な空間があることに驚き。
良い経験でした。




f:id:sanpei808:20211220085907j:plainそして、六本木、森美術館の「アナザーエナジー展」へ。



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