ども、さんぺいです。
今回は、以前からずっと気になってきたお店をようやく訪問することができました。
『なかむら屋 浦添店』です。
『なかむら屋』と聞いて、すぐにピンとくる、そばじょーぐー(沖縄そば好き)も多いと思うのですが。
沖縄都市モノレール「安里駅」を降りてすぐ、沖縄を代表する繁華街の「栄町」前にあった屋台風の沖縄そば専門店です。
沖縄都市モノレールが開通した同時期、開業して18年。
2021年の7月末に営業を終えることになりました。
戦後、「電車」「駅前」といった文化がなかった沖縄では、駅前の沖縄そばという存在は大変珍しく、また24時間営業というスタイルから、多くの人に親しまれてきました。
店を終える際には、地元新聞に取り上げられたほどです。
もちろん、私自身、栄町で飲んだ帰りなど、たびたびお世話になった1軒だったので、閉店のニュースに衝撃を受けました。
最終日に行くことは叶わなかったのですが・・・。
今回、その流れを引き継ぐ浦添店へおじゃますることができました。
現在は、那覇市辻の「那覇店」と、浦添市屋富祖の「浦添店」で営業を続けているようです。
あの味が引き継がれているっていうのが嬉しいですよね。
国道58号線からのルートがこちら。
浦添の入り組んだ住宅地にあるため、初めての方はナビを使うことをお薦めします。
自分も少しドキドキしながら、店を探していくと、派手な入口が。
店舗近くには、駐車場も用意されていますので、案内に従ってください。
店は、屋富祖通りからも近い立地になりますが、飲み屋の喧騒から離れ、静かな住宅地の家屋を改築した店舗となっています。
カウンター席、テーブル席、座敷があり、リラックスした雰囲気で食事を楽しむことができます。
カウンター席から見える緑も良い感じ。
肩ひじ張らず利用できるのは嬉しいなぁ。
『なかむら屋 浦添店』のメニューです。
安里の時から、あまりメニュー構成がが変わらないのは嬉しいですよね。
基本の沖縄そばに、三枚肉そば、ソーキそば、野菜そば、よもぎそばなど王道のらラインナップです。
店では、「さし草」を推していて、お茶などを扱っているほか、「さし草そば」もメニュー化しています。
今回は、久しぶりだったので「ミックスそばセット」1000円を注文しました。
「みっくすそばセット」は、三枚肉に、本ソーキ、軟骨ソーキの豪華豚肉全部乗せに、じゅーしーが付いた、『なかむら屋』のオールスター的なセットです。
まずびっくりしたのが、この本ソーキの大きさ。
前からこんなにデカかったっけ?
本ソーキだけで、器一面を覆うような大きさなんです。
本ソーキを持ち上げると、下にはしっかりと肉の付いた軟骨ソーキが。
さらに厚手の三枚肉も控えています。
久しぶりの『なかむら屋』でしたが、圧巻の豚肉の量にたじろぎました。
沖縄そばは、いい意味でライトな口当たりのスープ。
味付けははっきりしていて、くどさがないのでスッと入っていきます。
このシンプルさが良いんですよね。
麺は中太で、ぷつんと切れるような食感が特徴的。
久しぶりの『なかむら屋』の沖縄そば。
以前は飲んだ帰りに、さくっと一杯というケースが多かったので、全部乗せ的なミックスそばは初挑戦でした。
豚肉のボリュームは、沖縄そば界の中でも、間違いなく最高クラス。
甘辛く煮付けた、これぞ沖縄そばのソーキといった感じで、麺も進むようなお肉でした。
柔らかくて食べやすいし、もう、がっつり肉をいきたい時にはお薦めです。