『沖縄そばスタンプラリー』の紹介は、以前の記事から↓
ども、さんぺいです。
沖縄県民の恒例行事『沖縄そばスタンプラリー』。
2021年10月から2022年2月までに、県内の全22店舗を周るこの企画。
当ブログでも参加を表明し、食べ歩きを続けていますが、いよいよ佳境。
飽きっぽい筆者の性格も災いし、2月末までに全店舗を巡ることができるのか危ない状況です。
ここから巻き返していきますよ。
14回目の訪問に選んだのは、北谷町桑江にある『そば&酒膳処 一本松』。
名前の通り、昼は沖縄そば屋、夜は居酒屋を営まれているお店です。
沖縄県内には、沖縄そばと居酒屋の「二毛作」を行っている店舗がけっこうあり、中には沖縄市の『根夢(ごん)』など、「沖縄そば王」に輝いた有名店もあるんです。
今回も楽しみに訪問しました。
『一本松』の場所は、北谷町の国体道路から折れて直ぐ。
ちゃたん二ライセンターの向かいにあります。
店舗前が駐車場になっています。
夜は居酒屋であることから、店内はゆったりとしたつくり。
テーブル席や、掘りごたつの席があり、落ち着いた雰囲気で沖縄そばを楽しむことができます。
『一本松』の特徴は、やっぱりメニューの豊富さでしょうか。
居酒屋も営業されているということで、作り手の方のレパートリーが幅広いんでしょうね。
基本の沖縄そばはもちろん、他で見たことがないアレンジメニューが沢山ありました。
沖縄そばの食べ歩きを続けている自分でも、未知のメニューがあり、驚きです。
例えば、今回のスタンプラリー用に考案された、「トマトスープそば」も珍しい一品。

ランキングでは、ミックスそばや、山羊そば、ゆし豆腐そば、中味そばなどオーソドックスな沖縄そばが続きますが。
なかには、タコスそばなんてメニューも。
麻婆豆腐そばや、担々麺そばは、たしかに、沖縄そばの麺にもマッチするかも。
メニューを見ているだけでも楽しくなる、さすが居酒屋の料理人と言いたくなるような、メニューの豊富さです。
悩んだのですが、初めての訪問だったので、やっぱりお店の1番人気「一本松そば」750円をいただきました。
店名を冠した「一本松」をばは、三枚肉、軟骨ソーキ、ちまぐーが乗った、ミックスそば的な一杯です。
具材としては、他に、かまぼこや、もやしも乗っており豪華な沖縄そばですね。
特にちまぐーの大きさは圧巻です。
少し色味がかったスープ。
ひと口飲むと、幾重にも重なりあった出汁の濃厚さに驚き。
鶏ガラ、豚骨、鰹節、魚骨で取ったという出汁は、旨味十分で、複雑な味わいを生んでいます。
飲み進むたびに、様々な出汁の美味しさが感じられるスープ。
特に魚介系の風味が印象的でした。

太麺と、細麺の混合麺。
生麺の特徴を活かし、かなりコシの強い麺です。
つるもちな麺で、食感も良し。
さすが居酒屋も経営されているだけあって、豚肉料理が美味しい。
三枚肉、軟骨ソーキは上品に味付けされていて、味も良く染み、柔らか。
特に、ちまぐーは絶品。とろとろのぷりぷり。とろけるような柔らかさ。味付けの塩梅も良くて、単品でも食べたくなるぐらいの美味しさでした。
あと、豚肉が多いので、具材のもやしが、食感や口直しとして良い仕事してました。
トータルバランスも優れた一杯ですね。
三枚肉に軟骨ソーキ、ちまぐーと贅沢なトッピングに満足。
コシのある生麺と、出汁感の強いスープが印象的で、随所にこだわりのある本格派な沖縄そばでした。
じゅーしーも、まーさん。
「第11回 沖縄そばスタンプラリー」、14個目のスタンプゲット!
2月末までに感想なるか。
【第11回スタンプラリー 一覧】