『沖縄そばスタンプラリー』の紹介は、以前の記事から↓
ども、さんぺいです。
沖縄県民の恒例行事『沖縄そばスタンプラリー』。
2021年10月から2022年2月までに、県内の全22店舗を周るこの企画。
期間中に最も多くの店舗を回った方には、「沖縄そばじょーぐーうぇーかた(親方)」の称号が与えられます。
例年だと、全22店舗を2,3周回る方もいらっしゃるようで。
上には上がいるんだなと、感心しながら見ています。
私の目標は、全22店舗を回ること。
何とか、完走を目指します。
17回目の訪問に選んだのは、与那原町与那原にある『民芸食堂』です。
こちらも、前回の沖縄そばスタンプラリーで、2020年12月に訪問したことのあるお店です。(前回のラリーは、途中リタイア)。
沖縄そば専門店には、「〇〇そば」と地名の付くお店が多くあります。
ご当地そばとして、地域に根付いた感じがしますよね。
『民芸食堂』も、45年以上も前から店を営んでいた歴史があり、「与那原そば」の看板を掲げています。
沖縄タイムスの記事によると、約45年前、現在と同じ場所で店主の母が『民芸食堂』を営んでおり、地域に親しまれていたそう。
その後、約20年前に閉店しましたが、5年前に店主が帰郷し復活させることになったそうです。
スープの味も昔ながらの作りにこだわったそうで、歴史ある与那原の沖縄そばが、今もこうして食べられるの嬉しいですよね。
店は、国道331号線から「えびす通り」に入って通り沿いの右側。
店舗横には、複数台止められる駐車場あります。
シンプルなつくりのお店は、私的には好み。
ふらっと入りやすい街の沖縄そば屋さんが好きです。
テーブルと座敷があります。
コロナ対策で席間を広くとっており、席数はやや少なめ。
簡潔で清潔感のある店内です。
『民芸食堂』のメニューです。
基本の沖縄そばに、ソーキ、てびち、野菜そばと、定番が並びます。
変わったところでは、「唐人そば」も扱っているんですね、いつか食べてみたいなぁ。
専門店らしく、絞ったメニュー構成で期待値が上がります。
今回は、基本中の基本、「沖縄そば」の(中)520円をいただきました。
飲食業界が全体的に値段が上がっていくなか、沖縄そばが520円でいただけるのは本当にありがたい。
沖縄そば食べ歩きの中で、ついつきボリュームのある本ソーキに目が行きがちな私ですが、やっぱり基本は、三枚肉とかまぼこ、ネギが乗った「沖縄そば」ですよ。
まず、ひと口スープを飲んで、香る出汁の風味に驚き。
ふわっと鰹節の風味が広がります。
写真の見た目からも分かると思いますが、すごく澄んだスープで、クリアな味わい。
後味はスッキリとしてして、でも出汁の印象が強く残ります。
シンプルだけど、ストレートに出汁の美味しさが伝わってくる、これが良いんだよなあ。
味付けの加減もめちゃくちゃ良いです。
麺は、オリジナルの自家製麺。
形状は、やや平打ち麺で、ツルっ、プリッとした食感です。
滑らかで啜り心地も良い。
『民芸食堂』でしか食べられない麺ですね。
麺、スープ、そのシンプルな美味しさで勝負。
麺もスープも、単体でも美味しく、組み合わせるとさらに美味い。
個人的には、変にこねくり回していない感じが潔くて好きです。
ストレートに、でも丁寧につくられた。
また食べたいなと思わせる沖縄そばでした。
「第11回 沖縄そばスタンプラリー」、17個目のスタンプをゲット。
残りは5店舗です。
【第11回スタンプラリー 一覧】