『沖縄そばスタンプラリー』の紹介は、以前の記事から↓
ども、さんぺいです。
沖縄県民の恒例行事『沖縄そばスタンプラリー』。
2021年10月から2022年2月までに、県内の全22店舗を周るこの企画。
当ブログでも参加を表明し、各店舗の食べ歩きを続けてきました。
2月末までに全店舗を巡ることができるのか、できないのか。
残りは3店舗。
いよいよ追い込まれた2月末の訪問記録を更新しますね。
今回訪問したのは、宜野湾市我如古の『うちなーイタリアンSOLA』です。
沖縄そばのスタンプラリーなのに、なぜイタリアン?!
と思いますよね。
実は、イタリアンのレストランが提供している沖縄そばなんです。
1900年代初頭頃から庶民の間でも広まっていった沖縄そば。
今や、沖縄そば専門店をはじめ、食堂やパーラー、もちろん家庭でも作られています。
居酒屋などが昼営業で提供することは多くありますが、イタリアンレストランの沖縄そばとは、私も驚きました。
イタリアンからどのように沖縄そばにアプローチするのか、めちゃくちゃ楽しみです。
『うちなーイタリアンSOLA』は、国道330号線沿いにあり、西原から宜野湾向けで左手にあります。
幹線道路沿いの店でアクセスもしやすく、駐車場も完備されています。
330号線を走っていたら必ず目にするお店なので、来店したことがなくても、店の看板は知っているという方も多いはず。
店は、さすがイタリアンレストランらしく、お洒落な雰囲気。
席間のスペースも広めにとってあり、ゆったりとした空間の中で、落ち着いて食事を楽しむことができます。
いつも沖縄そば専門店を回っているので、レストランでの食事は新鮮な体験。
こんな素敵なお店で食べたら、料理が何倍も美味しく感じられますよね。
『うちなーイタリアンSOLA』のランチメニュー。
お昼の営業で、専門に沖縄そばを提供されているようです。
基本の沖縄そばに、三枚肉そば、軟骨ソーキそば、炙り肉そばがあります。
麺は自家製麺で、「卵なし麺」と「卵入り麺」から選ぶことができます。
ラーメンで、卵麺は聞きますが、沖縄そばで「卵入り麺」は珍しいかも。
今回はあまり通常の沖縄そば専門店では体験できない、「炙り肉そば」(大)750円をいただきました。
麺は、「卵入り麺」をチョイスです。
うん、やっぱりイタリアンレストランらしく、盛り付けのルックスもとても綺麗。
豚肉も、いつもの三枚肉やソーキとは違うので、洋食風な印象があります。
麺、スープ共に、インパクトがあったのですが、スープの印象も強く残りました。
すごく優しいスープで、味つけは控えめ。
ですが、しっかり出汁の美味しさがあって、動物系の出汁を主体に感じました。
繊細なスープで、ひと口ずつ確かめるように飲み。
品よく仕上がっているのですが、ちゃんと沖縄そばになっていて、そこも凄いですね。
大きく乗った豚肉は、圧巻の存在感。
これはレストランでしか食べられない味かも。
風味も良くて、中はしっとりとした厚みのあるお肉。
肉の旨さを堪能しました。
麺の方も、すごく個性的。
沖縄そばとしては、かなり太めの麺で、角を残した形状。
コシや、硬さもほどよい、しなやかな麺でした。
麺自体にすごく風味があって、単体で食べても美味しい麺です。
今まで食べたことがない麺で、この麺を食べることができただけでも来店の価値がありました。
イタリアンレストランが作る沖縄そば。
突飛に聞こえるかもしれませんが、正面から取り組んでいて、きちんと沖縄そばに着地していると思います。
洋食のテイストを残しながら、沖縄そばとして食べても全然違和感のない美味しいそばでした。
こうやって異ジャンルとコラボレーションすることによって沖縄そばも進化していくのかもしれませんね。
雰囲気も良いので、会食やデートなどにもお薦めです。
じゅーしーも、まーさん。
【第11回スタンプラリー 一覧】