さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

レストハウスかみやま 3

f:id:sanpei808:20220406172831j:plainども、さんぺいです。

皆さん、伊是名島と聞いて何を思い浮かべますか?

www.youtube.com最近だと、YouTubeのチャンネル「カミヤマライトゲーム」も大人気ですよね。

伊是名島は、沖縄県の離島で伊是名村にあります。

那覇市からだと、本島北部の今帰仁村まで行き、そこからフェリーで約1時間。
沖縄本島から約28kmに位置します。

大きさは、14.16K平方メートルほど。
人口は、1400人ぐらいの島です。



伊是名島の特徴は、琉球王朝第二尚氏尚円王誕生の地であることや、豊かな自然などたくさんありますが。

沖縄を代表する食材「もずく」も伊是名島の名物なんです。

日本のモズク類生産量の9割以上を沖縄県での生産が占めているそうなんですが、伊是名島も有名な生産地なんですよね。



ryukyushimpo.jp
もずくの収穫時期は、4月から6月だそうですが、伊是名村では「早摘みモズク」をブランド化していて、ちょうど今、この時期に美味しいもずくが食べられるんです。

琉球新報の記事によると「早摘みモズクは一般的なモズクより新芽の状態で収穫され、プリッと柔らかく、細く繊細な味わいが特徴」なんだそう。



f:id:sanpei808:20220407171417j:plainというわけで、伊是名島でも最も古い飲食店『レストハウスかみやま』を訪問し、もずくそばをいただいてきました。



f:id:sanpei808:20220407171923j:plainレストハウスかみやま』では、基本の沖縄そばや、三枚肉そば、ソーキそばはもちろん、「山羊そば」など珍しい沖縄そばも食べる事ができます。

今回は、この時期が一番美味しいであろう「月見もずくそば」(大)800円をいただきました。



ちなみに、沖縄の特産品もずくを用いた沖縄そばは、最近、色々なお店で作られています。

okinawasoba.hatenablog.com浦添市にある『めしなる木』では、もずくを麺に練り込んだ「もずく麺」を沖縄そばに使用。
さらに、もずくをオンし、食感や風味が楽しめます。

okinawasoba.hatenablog.comまた、座間味村の『和山海雲(わやまもずく)』は、店名にももずくを付けるほどの、もずく推し。
こちらも、もずくを沖縄そばの麺に練り込んでいます。



f:id:sanpei808:20220407172804j:plainじゃじゃん、こちらが『レストハウスかみやま』の「月見もずくそば」。

伊是名特産のもずくが、器一面に乗った沖縄そばです。

もずくの黒、玉子の黄、なるとのピンクに、ネギの緑、そして紅生姜の赤と、インパクトのあるルックスです。



f:id:sanpei808:20220407173121j:plainまずやっぱり印象的だったのが、もずくそのものの美味しさ。

個人的には、もずくは、特別好きでも嫌いでもない存在で、あったら食べるけど買いに行くほどではない、という感じでした。

だけど、このもずくの美味しさに正直驚き。



新鮮なせいだと思うのですが、海藻類特有のクセがなく、すごくフレッシュ。

風味があって、食感はすごくなめらか。

旬のもずくって、こんなに美味しいものなのか。


f:id:sanpei808:20220407173756j:plain沖縄そばとの相性については、沖縄そばのスープが塩味ベースなこともあり、塩味が効いたもずくも良く合います。

味的も良いアクセントになっていますね。

そして、麺とはまた食感が異なるもずくが加わることで、違った美味しさがあります。

玉子の黄身を溶かして、もずくと麺を合わせて食べれば、濃厚、とろとろの世界が味わえます。



レストハウスかみやま』の特徴は、特産のもずくを活かし、沖縄そばの上に惜しげもなくボリュームあるもずくを乗せていること。

もずくそのものの美味しさも存分に味わえる一品になっています。

これは、伊是名島ならではですよね。



そして、以前にノーマルなソーキそばもいただいていますが、土台のスープ、麺がしっかりしています。

だから、もずくと合わせても負けず、しっかりと沖縄そば自身の美味しさも味わうことができるんです。




沖縄特産のもずく。

今からが美味しい時期で、スーパーにも並んでいると思うので、是非、手に取ってみてください。

伊是名村沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com

 

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