さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

さんぺいの麺活 福岡編9 資さんうどん


ども、さんぺいです。

連休いかがお過ごしですか。
沖縄は、少し天気がわるく、曇天といった感じです。
皆さんゆっくりとリフレッシュできたら良いですね。

過去に食べた麺を紹介する福岡編は、今回が最終回になります。

福岡県では、主に博多ラーメンと、博多うどんを食べ歩きしましたが、やっぱり地域によって独自の麺文化があるんだなとあらためて感じました。
特に福岡は、全国のどことも違うオリジナルな麺文化がありました。

「柔らかい」うどん、是非、一度食べに行ってみてください。



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福岡うどん旅、最後の4軒目は、『資さん(すけさん)うどん』です。

福岡県出身の友人に教えてもらいましたが、『牧のうどん』『ウエスト』と並んで、福岡県民なら知らない人はいないであろう、有名チェーン店だそう。
店舗数も多く、広く親しまれている人気店です。

『牧のうどん』『ウエスト』とちょっと違い、『資さんうどん』は、北九州市発祥のお店。
1976年(昭和51年)に創業し、北九州市でお店を広げ、現在では福岡市や他県にも展開しています。





写真からも分かると思いますが、ロードサイドに店を構え、とても大きなお店です。
大きさは、うどんのファミレスといった感じ。

『牧のうどん』や『ウエスト』が市街地に集中しているのに対し、『資さんうどん』はロードサイドに店が多いそうです。

ファミリーをはじめ、色々な層が利用しやすい雰囲気。



資さんうどん』は、メニューにも特徴があって、うどんだけでなくとにかく種類が豊富。

かつ丼、牛丼、天丼などの丼ものや、カレーなどが充実しています。
これは、重宝するなー。
ファミレスと吉野家などの牛丼チェーンを合わせたような良さがあります。

注文は、専用のタブレットを使って行うなど、現代的。



今回は、ごぼ天480円に、明太子と辛子高菜ライスをいただきました。

これで480円は、かなりお得感ありますね。

 

資さんうどん』は、『牧のうどん』よりも一回り細い麺。

やや平たいのが特徴的です。
歯を入れるともっちりと柔らかいですが、今回食べた4店舗の中では一番コシがあるように感じました。

スープも美味しい。
味付けは、4店舗の中では最も薄味かも。
それでもしっかりと出汁の美味しさが感じられ、スッキリとしていて優しいスープでした。

 


資さんうどん』は、ゴボ天が別皿で出てきます。
これも4店舗の中では初めて、そして最も大ぶりです。

カリっとした食感がずっと味わえるのは良いですね。
天ぷら単体としても美味しくて、うどんとの相性はもちろん◎。

福岡に行って、初めて「ゴボ天」を食べたのですが、沖縄そばの三枚肉、ソーキが店によって味付け、煮込み方が違うように、「ゴボ天」も店によって全く違います。

「ゴボ天」の違いが、そのまま店の個性になっていて面白い。

きっと福岡県民は、「推し」の「ゴボ天」の店があるんだろうなぁ。

 

うどんはトータルバランスが良くて、この価格でこのクオリティなのかと驚きました。

麺は、最初の柔らかな外側の食感も良いですし、すごく滑らか。

うどんに関しては、やっぱり沖縄で食べるものとは差が大きいなと感じました。
これが地元にあったら、自分もきっと通うはず。

それぐらい、価格、使い勝手、うどんのクオリティ、トータルで優れたうどん店です。




今回、福岡の「柔らかい」うどんに興味を持って、4店舗回ってみました。

有名チェーン店を中心に訪問しましたが、もちろん福岡県には、それほど数えきれないほど個人営業の名店がたくさんあります。

「柔らかい」とは簡単に言えない、麺の美味しさ。
麺も、スープも、そして「ゴボ天」も、店によって個性があって、福岡県には本当に豊かなうどんの世界があるんだと、その一端を知ることができました。

いつかまた、福岡のうどん巡りに行きたいと思います。

 

 

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