さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

沖縄そば屋のカレー

ども、さんぺいです。

今回は、沖縄そばじゃなくて、カレーライスの話。

おいおい、沖縄そば食べ歩きのブログじゃなかったのかよ、というクレームが飛んできそうですが。
ちょっと待って。

カレーはカレーでも、沖縄そば専門店が扱っているカレーライスの話をしようかと。



1.沖縄そば屋のカレーライスとは

世の中には、同じカレーでも、「蕎麦屋のカレーライス」とか、「町中華のカレーライス」ってジャンルがありますよね。

本来は別の専門があるお店がつくるカレー。
妙に惹かれますよね。

実は、沖縄そば専門店の中にも希少ですが、カレーを提供しているお店があるんです。



カレーライスを提供している沖縄そば専門店の代表格といえば、名護市にある『宮里そば』。
歴史があり、この店の大ファンという沖縄県民も多いです。

そんな『宮里そば』の七不思議が、沖縄そばの他に、カレーとスパゲティー、トーストがおいていること。

1日に物凄い量が売れるであろう沖縄そばに集中しても良いのに、あえてカレーをメニューから外さないのはなぜか。


那覇市在住の私からすると、沖縄本島北部の名護市まで行って、沖縄そば以外を注文することは至難の業なのですが。
それでも、飄々とカレーを注文する地元の名護市民に憧れたりもします。

以下は、遂に『宮里そば』のカレーにたどり着いた時の記事です。

https://nagominiikou.ti-da.net/e5898651.html




『宮里そば』のように、沖縄そば専門店の中には、そば単体でも十分に美味しいのに、カレーライスを提供しているお店がいくつかあります。

なかには、沖縄そばの出汁を活かしてカレーを作っていたり、スパイスに凝りまくって一級品のカレーを作っていたり・・・。

沖縄そば屋さんが作るカレーには、カレー専門店とはまた違った魅力があります。

なぜ、沖縄そば屋がカレーライスを扱っているのか、理由は謎ですが。
沖縄そばもカレーも楽しめるという点では、2倍、いやそれ以上にお得感がある、そんなお店を紹介します。

※沖縄では、食堂の多くで沖縄そばとカレーを扱っていますが、今回は、沖縄そば専門店がつくるカレーに限定しています。
※また、「カレーそば」というジャンルもありますが、その紹介は別の機会に。



2.これまでブログで食べた沖縄そば屋のカレーライス

 

①いしぐふー東風平店

okinawasoba.hatenablog.com

沖縄県内で複数店舗を展開する『いしぐふー』の東風平店。
沖縄そばは、アグー出汁を用いたスープと独特の自家製生麺と凝りまくった一杯を提供していますが、カレーの方も力が入っています。

その名も「黒カレー」。
沖縄そばとセットで定食になっています。

名前の通り、真っ黒なカレーで、野菜が溶け込んだ複雑な味わいのカレーです。
辛さはそれほどでもありませんが、旨味がギュッと詰まった濃厚なカレー。
味を確かめるように、少しずついただきました。

カレーだけでも、食べにいきたくなるような完成度。
一度に沖縄そばも特製のカレーも楽しめる満足度の高いセットでした。



②よしもと食堂

okinawasoba.hatenablog.com
糸満市にある『よしもと食堂』。

キラっと光る個性的なお店。
自家製麺は、生麺独特のつるつる、しこしことした食感、あっさりとしたスープとの相性も最高です。

『よしもと食堂』では、沖縄そばにカレーセットが選べます。


『よしもと食堂』のカレー。
かなり煮込んだと思われる濃厚な黒カレー

深い味わいで、セットとは思えないクオリティ。
あっさりとした沖縄そばにスープにも良く合っていました。



③中村商店

okinawasoba.hatenablog.com
南風原町にある『中村商店』。
店は広々としていて、カウンター、テーブル、座敷と席数も多く、家族連れや会食など色々なシーンで利用しやすい沖縄そば店。


『中村商店』は、沖縄そばと並んでカレー推し。
アグー豚骨でつくる特性のカレー。

フルサイズで食べられるのはもちろん、沖縄そばとのセット用にミニカレー300円が用意されています。

『中村商店』のカレー。
とろみがあって、旨味十分です。

肉量も多く、カレー単体でもかなりの満足感があります。

辛さはそれほどないので、年齢層も幅広く受け入れられそう。
沖縄そばとの相性も◎でした。




沖縄そばcafeてんてん

okinawasoba.hatenablog.com
最近行ったばかりの、八重瀬町にある新店『沖縄そばcafeてんてん』。
2022年オープンながら、かなりの実力派です。

オランダ雑貨の販売も行っていて、お洒落なインテリアも魅力のひとつ。

カレーを(大)、(小)、または沖縄そばとのセットでいただくことができます。

沖縄そばcafeてんてん』のカレー。

石垣島の赤米をつ使っているところもポイントです。
ご飯は、もっちりとした特徴ある食感で、食べ応えもあります。

カレーはスパイシーで、しっかり辛さもあって自分好みでした。
具材も溶け込んでいて、本格的な味わいです。

(小)でも十分ボリュームがあり、280円なら注文はマストでしょう。

 

3.これから食べたい沖縄そば屋のカレーライス

ここからは、カレーライスを扱っていることは分かっているんだけど、未だ食べる事ができていない店舗。

一度に注文できるのは限られたメニューだけなので。

一期一会の食べ歩きですが、いつかは食べてみたい沖縄そば専門店のカレーです。

①古謝そば屋

okinawasoba.hatenablog.com

宮古そばを代表する名店『古謝そば屋』で見かけた、「昔ながらのカレーライス」。

宮古そばの老舗が作るカレー。
食べてみたい・・・。



②『みよ家』

okinawasoba.hatenablog.com

嘉手納町にある『みよ家』。
自家製の生麺と、クリアな出汁が印象的な本格派の沖縄そば屋さん。

丁寧なつくりの沖縄そばで、味つけも良いので、カレーライスも気になるところ。



③『そば処 KoHaRu』

okinawasoba.hatenablog.com

2021年オープンの新しい沖縄そば店。
新店舗の中でも、最も好印象な沖縄そばでした。

沖縄そばにもインテリアにも接客にも、細やかな心遣いが行き届いていて。
スパイシーカレーもきっと美味しいはず。



④『天妃そば』

okinawasoba.hatenablog.com

那覇市久米のキャリアのある沖縄そば屋さん。
飾らない雰囲気のお店で、地元客、サラリーマンで賑わっています。

ふと見かけたカレーライスの文字。
サラリーマンが食べている様子が目に浮かぶ。



⑤『うるかそば』

okinawasoba.hatenablog.com

那覇西高校近くにある『うるかそば』。
大型の店舗で、ファミリー層の利用も多いことから、定食類なども充実。
カレーをメニュー化しているのも納得。

牛すじカレーが気になる・・・。



⑥下地そば

okinawasoba.hatenablog.com

識名園向かいにある『下地そば』。
自分の記憶では、こちらもカレーを扱っていたはず。
日によって売り切れがあるのか。

いつか出会いたいカレー。




ほか、沖縄には、カレーライスを扱っている沖縄そば専門店がまだまだあると思います。
カレーのメニューと出会い次第、ブログの方も追記していきますので。



沖縄そば屋のカレー一覧>

okinawasoba.hatenablog.com