ども、さんぺいです。
沖縄は本格的な梅雨時期に入っており、連日、雨が続いています。
湿気が多くなるし、曇り空だし、何より雨だとどうしても出不精になってします。
いまいちやる気も出ない。
そんな時は・・・
もしかしたら、肉野菜そばが不足しているのかもしれません。
「肉野菜そば」は、「野菜そば」、「肉そば」とも呼ばれる、沖縄そばの定番メニューです。
三枚肉や、ソーキと並んで、沖縄そばの中では最も人気があります。
言うなれば、野菜チャンプルーを、沖縄そばにオンした料理とも言えますが、「二郎系」が他のラーメンとは一線を画すように、「肉野菜そば」にはノーマルな沖縄そばにはない魅力が満載なんです。
「肉野菜そば」の素敵さについて語ろうと思えば、3時間ぐらいは余裕でしゃべれると思うのですが、でも、あえて言いたい、「肉野菜そば」の魅力は理屈じゃないんだと。
だから、もし梅雨で元気が出ないなと思っているあなた。
近所の食堂へ行き、「肉野菜そば」で元気をチャージしてみては如何でしょう。
というわけで、今回は、那覇市長田にある『かおりそば』の紹介です。
識名トンネルを、長田側に抜けると、真和志小学校向けに走って左手にお店があります。
キャリアのある沖縄そば店で、ふらっと入れるような、気取らない雰囲気が魅力です。
常連さんも多く、長年愛されている様子がよく分かります。
メニューの札には、沖縄の食堂の定番が並びます。
沖縄そばに、豆腐チャンプルー、ポーク玉子に、ちゃんぽん、カツ丼から、てびち煮付けまで・・・。
どれも最高ですが、ここは「肉そば(野菜そば)」一択で。
どうですか、このボリューム。
繊細なスープの沖縄そばも素敵ですが、その対極にあるような豪快な「肉野菜そば」。
どかん!がつん!と、そばに、肉野菜炒めを乗せた力強さに溢れています。
まさにパワーフード、沖縄の完全食。
『かおりそば』では、太さの異なる麺を使用。
これが、独特の食感を生み出します。
どっしりとした麺は、噛み応えもあって、肉野菜と合わせても負けない強さ。
一心不乱に、熱々の肉野菜炒めと、沖縄そばの麺を掻き込む、掻き込む。
熱さとか気にしないで、ひたすら箸を上げる。
『かおりそば』、年季が入っているだけあって、チャンプルーの味付けはばっちり。
豚肉もしっかり入っていてボリューミー。
後半は、野菜炒めの汁がスープに溶け出し、よりパンチにある味わいに。
このスープが堪らないんだ、また。
食べ終わった後の、ぐったりとした感じの余韻もまたよき。
エネルギーチャージしたら、午後の仕事もなんだか頑張れそうな気がします。
梅雨時のダルさに、五月病に、是非「肉野菜そば」で元気出して!
<前回のかおりそば訪問 ソーキそばはこんな感じ>