ども、さんぺいです。
いや、ほんと夏ですね。
沖縄県では、学生も夏休みに入り、夏真っ盛りという感じです。
連日30度を超える猛暑が続き、なんと言っても沖縄の陽射しは強烈。
いやー暑い。
先日、伊江島を訪問しましたが、伊江島も1年で最も素敵な季節を迎えています。
どうですか、このブルー。
沖縄生まれ、沖縄育ちの私ですが、いくつになっても、この青にはときめきます。
夏の沖縄の海と空の色は、ほんとにスペシャル。
伊江ビーチも本格的なオンシーズンに入りました。
突き抜けるような空と、エメラルドブルーの海、息を呑むような美しさ。
いよいよ夏休みがはじまりますが、是非、伊江島も訪れてみてください。
沖縄本島から日帰りできるので、本土からの観光でも行きやすいかなと思います。
沖縄本島在住の方ももちろん、伊江島の海に感動するはず。
さて、ここからは伊江島の沖縄そば屋さんの紹介です。
伊江港からもほど近い、伊江村東江前にある『とまり食堂』です。
2022年4月にオープンした新店で、初訪問となりました。
店は、伊江島の幹線道路沿いにあり、のぼりも出ているのですぐに分かるはず。
店頭が駐車場になっています。
店内は、テーブル席と座敷席があり、小ぢんまりとしたつくり。
町の食堂といった感じで、ふらっと入りやすく、独りでの利用もしやすい雰囲気です。
素朴で落ち着く空間。
初めて入りましたが、初めてを感じさせず、昔から馴染みの食堂のように思わず錯覚してしまいます。
それほど居心地が良い。
『とまり食堂』のメニューです。
ゴーヤー定食、野菜炒め定食、カレーにとんかつ定食、食堂の定番メニューが並びます。
沖縄そばは、三枚肉そばと、もずくそばの2種類があります。
今回は初訪問というとこで、三枚肉そば700円をいただきました。
大ぶりの三枚肉に、かまぼこ、沢山のネギ、紅生姜、これぞ沖縄そばといったルックスですね。
透明な澄んだスープが印象的です。
鰹節と豚で出汁を取ったオーソドックスな沖縄そばですが、かなりしっかりとした出汁の旨みがあります。
味つけは品があり、出汁の美味しさが前面の感じられます。
鰹や豚以外でも出汁を取られていると思うのですが、すごくふくよかなスープでした。
見た目のとおり、後味はスッキリとしていて、くどさは全然ありません。
麺は、中太の平打ちで厚みがあります。
中太なので満足感がありますね。
ほぼストレートで、啜り心地は滑らか。
コシもあって、美味しい。
大きく贅沢に3枚乗った三枚肉。
見た目は薄味かな、と思いましたが、味が良く染みていて美味でした。
沖縄そばの具材というと、どうしてもソーキが花形のように映りますが、三枚肉ってほんと美味しいんですよね。
各家庭でも、お店でも、それぞれ味つけが違い、ある意味沖縄そばの麺やスープ以上に、千差万別だなと思います。
それだけに美味しい三枚肉に出会う瞬間が、ほんと嬉しい。
伊江島で出会った『とまり食堂』。
普段着でふらっと入れる、地元客の多い食堂でした。
奇をてらったような派手な料理ではなく、沖縄の普段の料理が食べられます。
沖縄そばも、出汁の美味しさがしっかりと伝わってくるスタンダードな一杯でした。
島で食べるなら、こんな沖縄そばが良いんじゃないかな。