ども、さんぺいです。
沖縄は、明日から旧盆、スーパーも買い物客で溢れ、道を走る自動車も増えています
旧盆は沖縄の年中行事の中でも最も大切にされていて、親戚が集まり盛大に行われます。
明日の初日は、お迎え(ウンケー)。
旧盆を迎えると、夏本番という感じがします。
連日の外回りで少々夏バテ気味な私。
どれだけ喰いしん坊でも、やっぱり沖縄の灼熱の太陽の下だと参ってしまいます。
今日はどうしようかな・・・と考えていたところ、ここは沖縄のパワーフードにしようと決めました。
沖縄の食堂や、沖縄そば専門店、もちろん家庭でも多く食べられている「肉野菜そば」。
店によって「野菜そば」「肉そば」と表記されますが、基本的には通常の沖縄そばに、肉野菜炒めを乗せたものと考えていただければOKかと思います。
私感ですが、沖縄そば業界では、ノーマルな沖縄そばが評価されているのに対し、いまいち「肉野菜そば」の社会的な地位は低いのかなと感じています。
例えば、「肉野菜そば」が美味しい店!みたいな特集は、メディアでもあまり組まれないんですよね。
でも沖縄が生んだ完全食、パワーフード、沖縄版二郎系とも言える「肉野菜そば」の可能性はまだまだこんなもんじゃないって。
前置きが長くなりましたが、夏バテ防止にはやっぱり「肉野菜そば」しかないでしょ。
今回は、以前から、この店の「野菜そば」が食べたいと思っていた宜野湾市我如古にある『沖縄そば 咲樹』を訪問しました。
ネットの写真を見ていると、ここの「野菜そば」のルックスが最高に好みだったんですよね。
場所は、宜野湾市の裁判所通り、ファミリーマートの向かいになります。
通りに面していて、看板も出ているので、すぐに分かるはず。
店頭と、店舗横に駐車場があります。
以前は、居酒屋を営んでいたそうで、2018年から沖縄そば専門店となってそうです。
赤瓦を模した外観と、店頭のシーサーに沖縄らしさがあって、親しみやすい雰囲気です。
元居酒屋だけあって、座敷のテーブル席と、カウンター席があり、席数にも余裕があって、ゆっくり食事ができる空間。
特に、小上がりの掘りごたつ席は、小さいお子さんがいる家族連れでも利用しやすく、重宝しそうです。
メニューは、定番の三枚肉そば、ソーキそば、なんこつそば、野菜そば、ゆし豆腐そばが揃っています。
さらに、チャンポン(沖縄)、カレー、丼や、沖縄そばの定食もあり、幅広く選べるのがありがたい。
日替わり定食があるのも良いですね。
いずれもリーズナブルで庶民の味方価格です。
今回は、お目当ての「野菜そば」小630円に、三枚肉トッピング100円を行いました。
沖縄そば専門店では、個別のトッピングができるお店は少ないのですが『咲樹』のシステムはありがたい。
以前から野菜そばに、三枚肉トッピングしたいなって思ってたんですよ。
『沖縄そば 咲樹』の「野菜そば」。
小ですが、サイズ的には一般的な並と思ってもらって良いです。
それにしても綺麗な野菜の盛り。
美しさすら感じます。
「野菜そば」の魅力は、豪快さ。
格好つけずにガツガツいけるところが、好きです。
キャベツにニンジン、もやし、ネギ、とにかく野菜が乗りに乗った一杯。
野菜炒め自体は優しい味付けで、どんどんいけます。
スープの方は、少し白濁した豚骨主体のスープ。
野菜炒めが乗っても、しっかりスープ自体の美味しさを損なわないしっかりとした存在感。
それでいて、味付けは濃すぎないので、後味もスッキリとしていて、最後で美味しく飲み干せます。
麺は人気の照喜名製麺。
特徴のある細かい縮れがはいった力強い麺は、「野菜そば」にも良く合います。
硬めな食感は、野菜や他の具材と合わせても、負けない美味しさ。
猛暑の1日で、少しバテ気味だったので、気合を入れるために中盤から「コーレーグースー」を投入。
辛味、風味を増した「野菜そば」は、5割増しの美味しさに。
独特の風味と、味が引き締まる感じが良いんですよね。
「コーレーグースー」をかけて、一気に増した食欲。
後半からは、野菜炒めと、スープ、麺の混然一体のジャンクでカオスな美味しさを堪能します。
野菜炒めの汁で、甘味・旨みを増したスープが最高。
汗をかきながら、スープを飲む手が止まりません。
追加した三枚肉も正解。
野菜だけでなく、豚肉のボリュームも味わいたかったので、ナイスチョイスでした。
特に『咲樹』の三枚肉は前回もいただきましたが、厚みがあって味つけも程よく、食べ応えがある豚肉なんですよね。
「野菜そば」を食べ終えて、しっかりエネルギーチャージ。
『沖縄そば 咲樹』は、噂通りこれぞ「野菜そば」と言いたくなる一杯。
大盛野菜に、ベースのしっかりした沖縄そば、理想的な「野菜そば」でした。
やっぱり夏バテにはこれだな。
今年の夏は暑いので、またお世話になりそうです。
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