『沖縄そばスタンプラリー』の紹介は、以前の記事から↓
ども、さんぺいです。
今年もいよいよ『沖縄そばスタンプラリー』が始まりました。
詳しい内容は、上記のリンクから確認してみてください。
対象の沖縄そば店を巡ってスタンプを集めるという企画で、今回でなんと12回目。
沖縄県民の年中行事として定着しています。
「沖縄そば食べ歩き」を掲げている当ブログとしても、もちろんイベントには乗らなきゃということで、今年ももちろん参加しますよ。
今年の『第12回沖縄そばスタンプラリー』、初訪問の店舗として選んだのはこちら、『唐門そば(とうもんそば)』です。
南風原町与那覇で、今年8月にオープンしたばかりのピカピカの新店です。
『沖縄そばスタンプラリー』では、未訪問のお店から巡りたいなと思っていたので、当店をチョイス。
ryukyushimpo.jp
訪問直後に、沖縄の地元紙「琉球新報」でも取り上げられていたので、目にした方も多いかも。
店は、国道329号線沿いにあります。
「ジェフ」の与那原店斜め向かいと言えば、沖縄在住の方ならだいたい分かるはず。
黄色い看板が目印で、目立つ店舗なのですぐに見つけられると思います。
店舗近くに駐車場もありますよ。
店内は、カウンター席とテーブル席があります。
キッチン前と窓際にカウンター席が多めに配置されているので、ひとりでの利用もしやすいですね。
落ち着いた雰囲気で、食事を楽しむことができます。
目についたのが、巨大な「唐人1号」の置物。
『唐門そば(とうもんそば)』の名前からも分かるように、中国福建省と台湾台北出身の2人がオーナーさんなんだそう。
こうして世界中の方が沖縄そばを作る時代になったんですね。
中国伝来の「支那そば」に影響を受けた沖縄そばですが、今こうして中国系の方が沖縄そばを扱うことに感慨深いものがあります。
紅生姜やコーレーグースー入れも可愛い。
注文は食券制です。
沖縄そばは、鰹節ベースと、豚骨ベースの2種類からスープを選ぶことができます。
また、昔の原初期の沖縄そばを再現した「唐人そば」を扱っています。
今回は、せっかく『唐門そば」に来たという事で、「唐人そば」600円をいただきました。
「唐人そば」について簡単に説明すると。
沖縄そばの由来には諸説ありますが、明治期に中国人の料理人が「支那そば」を提供し、これが人気となり、沖縄でも広くそばが作られることになったという話があります。
その時の通称が、「唐人そば」。
当時沖縄そばは、現在の塩味ベースと異なり醤油をベースとした味付けをしていたとされていて、そんな最初期の沖縄そばを再現したのが「唐人そば」というわけです。
『唐門そば』の「唐人そば」は、豚骨出汁がベース。
これまで食べてきた「唐人そば」の中でも動物系の出汁が最も強くでており、個性的な味わいとなっています。
一般的な沖縄そばは、塩を中心に味付けしていますが、「唐人そば」は醤油を前面に出しているのが特徴。
真っ黒なスープはそのせいですね。
『唐門そば』も醤油が効いていて、キレのある印象のスープでした。
ついつい飲み進んじゃいますね。
もう一つ特徴的なのが、この麺。
生麺でモチっとした食感の中太麺。
コシもしっかりしていて食べ応えのある麺になっています。
ノーマルな沖縄そばとはまた違ったスープなんだけど、うどんとも、ラーメンとも違う「唐人そば」。
これもまた沖縄そばの魅力の一つなんでしょうね。
具材は、かまぼこと、刻んだ豚肉。
豚肉自体の味付けは濃すぎず、控えめに仕上げています。
ゴロゴロと豚肉が入っていて、満足感もしっかり。
スープを飲み干すと、「唐人マン」のキャラクターが。
「唐人マン」キャラを前面に出した沖縄そば店というのも新しい。
中国福建省の方が作られているという沖縄そばの店『唐門そば』。
個人的には、沖縄そばが世界中に広まっていってほしいし、その中で地域に合わせた解釈があって良いんじゃないかと思っています。
南米など、沖縄から移民の多かった地域では、沖縄そばが作れていると聞くし。
アメリカ風や、インド風、ロシア風の沖縄そばがあっても良いかも。
今後が楽しみですね。
あっさり、そして具沢山のじゅーしーも、まーさん。
「第12回 沖縄そばスタンプラリー」の1個目のスタンプゲット!
今年も始まったスタンプラリー。
今回の作戦は、毎週1店舗回って、月5店舗 × 5カ月 ≒ 27店舗
達成するという感じでいきたいなと。
【第12回スタンプラリー 一覧】