さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

さんぺいの麺活 東京編9 すごい煮干ラーメン凪 ほか

ども、さんぺいです。

先日、東京へ出張へ行った時の話。

今回は仕事での東京だったんで、自由な時間はあまり無かったんですよね。
朝から夜まで拘束されてる感じ。
なんで好きなラーメンも自由に食べに行けなかったんですけど。

でも時間をやりくりして早朝に起きて、朝からやってるラーメン屋さんないかな、と。

そこで宿泊先から2駅ぐらいの新宿にある、以前から行きたかった『すごい煮干ラーメン凪』へ向かったわけです。

新宿歌舞伎町なんて、田舎ものの私からしたらどきどきですよ。

『凪』は24時間営業でやっていて、さすが眠らない街
あんな有名店のラーメンが、深夜から早朝までいただけるなんて、やっぱ東京すごいなぁ。

地方のものからしたら、歌舞伎町にある新宿区役所もなんだか感慨深い。

んで、早朝6時頃、『凪』に到着。
「煮干が嫌いな方、ご遠慮ください」の看板が眩しい。

街にはまだかなり飲んだ帰りの方や、店の営業終わりの従業員の方がたくさん歩いていて。

中にはまだ営業している風俗店なんかもあったりして、歌舞伎町の活気を感じます。

ここはやっぱり「すごい煮干ラーメン」で。
麺量が大盛まで選べるなんて感謝しかない。

普通、濃い、多めで注文。

 


早朝6時ということもあって、周囲は飲んだあとのお客さんがほとんど。

キャバクラの帰りで楽しそうに話をしている集団とか、良いムードを出している男女とか。
お酒が入っているお客さんがほとんどで、賑やかな雰囲気。

初心者の自分は、ビビりながら空いたカウンター席に着席。



周囲を見渡す余裕はなかったので、すぐに着席したんだけど。

3分後ぐらいに、すぐ隣で、現金の札束をめちゃくちゃ数えている男性に気づいた。
それも4、5千円とかじゃなく、かなり束というか、厚めの札束を。

その日の売り上げなんですかね・・・

それにしてもどこかの事務所じゃなくて、早朝のラーメン屋のカウンターというのが凄い。

あんまり見ちゃいけないと思って、顏や手元を凝視できなかったのだけど。

その瞬間からラーメンの味があまり入ってこなくなりましたね。



緊張感の中で食べるラーメン。

思えば、早朝の大坂道頓堀の『金龍ラーメン』で、ホスト2人しかいない店内で食べたラーメンも変な緊張感あったなぁ。



今回思ったのは、ラーメン食べ歩きは「体験」そのものということ。

もちろん、スープの種類や、麺がどうとか、味玉の具合とか、味を楽しみに行くんだけど。
家で食べる日常の食事と違って、店の環境、店員の接客、周囲のお客さんの雰囲気、全てひっくるめての食べ歩きなんですよね。

だからメニューそのものの味だけじゃなく、身体全体で感じる「体験」になる。

それが忘れられない思い出になるんです。



特に一人での食べ歩きは、ほとんどがアウェイなわけだから、いつも何らからの緊張感がありますよね。

知らない土地や、特に海外とか。
皆そういう経験があるんじゃないでしょうか。

その時、その場所でしか起こらないことがある。
食べ歩きって、その瞬間と出会うための旅でもあるんだよな。



絡まれることは無いと思うけど、やっぱり緊張した。
これもまた、新宿歌舞伎町でのラーメンの思い出です。



ここからは備忘録で。
同じく新宿駅近くの『はやし田』。

お昼に運よくスムーズに入店できました。

醤油ラーメンをいただきましたが、スープも麺も具材も一つ一つが美味しかった。

国立新美術館で、李禹煥展を観て。

帰り際に、六本木の『麵屋武蔵』でもう一杯。

胡椒が麺に練り込まれたつけ麺。
いつも、濃厚つけ麺を頼んでしまうけど、2杯目だったのでノーマルの方を。
酸味のあるつけ汁でさっぱりといただきました。

以上、私の麺に関する備忘録でした・・・




はやし田


麵屋武蔵

okinawasoba.hatenablog.com