さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

宮古そば SAIGA 2 トロ軟骨ソーキそば

ども、さんぺいです。

最近、久茂地に飲みに行きましたが、だいぶ活気が戻ってきていますね。
3次会のカラオケでは12時過ぎにも関わらず満杯で入れず。

2時過ぎの国際通りは、まだまだ若者で賑わっていて。
コロナ禍前の沖縄戻ってきてるなと感じました。

日常が戻っていくのは本当に嬉しいな。

今年こそは、友人とたくさん忘年会をしたいと思います。



今回は、那覇市壼屋にある宮古そばのお店『SAIGA』を訪問しました。

沖縄そばは、沖縄県内の各地にあって、割とまんべんなく在るイメージですが。
そんな中でも、旬というか、熱い地域があるような気がします。

国際通り近辺も沖縄そばの店がありますが、壼屋方面も今、熱い地域ではないでしょうか。

okinawasoba.hatenablog.com行列店の『EIBUN』もありますし。

okinawasoba.hatenablog.com
近くの樋川には「のうれんプラザ」があり、『丸安そば』や『島そば一番地 那覇店』も食べる事ができます。

宮古そば SAIGA』もそんな注目店の一つ。



カウンター席と、テーブル席が少し、屋外のテーブルと、小ぢんまりとしたお店ですが、めちゃくちゃこだわりが詰まったお店なんです。

まず、沖縄本島宮古そばが食べられることがポイント高いですが、それだけじゃない。

洗練されたスープと、自家製生麺の、ここでしか味わえない沖縄そばを食べる事ができます。
個人的には、もっと注目されて良いんじゃないかと思う名店です。



宮古そば SAIGA』のメニューです。

基本の宮古そばをはじめとして、トロ軟骨ソーキそば、宮古かまぼこそばがあります。
数量限定の骨汁や、沖縄そば定番のサイドメニューじゅーしーも。

シンプルなメニュー構成に、沖縄そばへの自信を感じます。




今回いただいたのは、トロ軟骨ソーキそば。
前回、宮古そばを食べましたが基本的な仕様は同じです。

極上のスープを味わうために、沖縄そば(スープ、麺)と、具材(軟骨ソーキ)は別皿で提供されます。

これが宮古そばの場合には、沖縄そば(スープ、麺)+具材(赤肉、かまぼこ)になる感じですね。



まず、うっとりする香りが漂ってきます。
見た目から美味しそうな沖縄そばと、丁寧に作られていることがすぐ分かる軟骨ソーキ。



個性的なスープ。
クリアな味わいで、雑味がなくスッキリとした後味ですが、旨味がギュッと詰まったスープ。

魚介系の出汁が中心ですが、動物系、野菜など複数の出汁の旨みを重層的に感じます。
飲む度に印象が変わるような多面的なスープ。

ひと口ずつ丁寧に味わいたくなるようなスープです。



自家製の生麺。

中細でストレートの麺は、宮古そばの伝統を感じさせます。
生麺特有のプリッとした食感でコシも強い。

生麺の良さで、風味がしっかり感じられるのも良い。
シンプルに美味しい麺です。



そして極上の軟骨ソーキ。

軟骨ソーキは、「塩」と「醤油」から味つけが選べ、2種類選択することもできます。
嬉しいサービスですね。

今回は、「塩」と「醤油」の2種を注文しましたが、それぞれ美味しい。
豚肉の美味しさをそのまま味わえる「塩」と、味つけの妙を感じられる「醤油」。

上品な味付けで、沖縄そばにも良く合っています。

スープが素晴らしいので、これはやっぱり別皿が良いかも。

柔らかく煮込まれていて、トロっとした食感がたまりません。
軟骨ソーキ単体で、ビールと一緒に食べても絶対に美味しいだろうな。



スープ、麺、具材(軟骨ソーキ)それぞれに際立った個性がある一杯でした。

特徴のあるスープや、変わった麺など、一つ個性がある沖縄そば店は多いですが、どこを切り取ってもその店と分かるスープ、麺、具材のお店は珍しい。

前回も書きましたが・・・

店舗はコンパクトですが、すごく挑戦的な「宮古そば」だと思います。

出汁へのこだわり方も凄いし、麺もハイレベル。
次世代の沖縄そばを感じさせるような一杯でした。

是非、今こそ県内の沖縄そば好きに訪れてほしいお店です。

 


<前回食べた「宮古そば」の記事はこちら>


那覇市沖縄そば一覧】

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