ども、さんぺいです。
今日は文化の日で祝日。
お休みの方も出勤の方もご苦労さまです。
私は、半分仕事の1日になりそうです。
それでも週の真ん中に休みがあるのは嬉しい。
私自身、週末を利用して沖縄そばの食べ歩きなどを楽しむことが多いのですが。
休みの日のドライブと食べ歩きでお薦めなのがこちら『さくら食堂』です。
nago-ichiba.com
名護市にある「名護市営市場」の2階にある食堂で、利便性も良く、また名護市のシンボルともいえる名護十字路にあるので、市街地の散策も併せて可能です。
最近では、イオンなど郊外に大規模なショッピングモールができていますが、かつての名護市の中心は、名護十字路などを中心とする通りでした。
沖縄県民である程度の年齢の方なら、名護十字路や城十字路、みどり街周辺の賑わいをよく覚えているはずです。
最近は押され気味ですが、それでも個性的なお店がたくさんあり、味わい深いですよ。
「名護市営市場」は、まさに名護十字路の角にあります。
目立つ建物なのですぐに分かるはず。
駐車場も整備されています。
市場内には、鮮魚店や精肉店、青果店のほか地域の特産品も扱っているので、観光にもお薦め。
普通では出会えない、珍しい物産にも出会えるかも。
市場をまわるだけでも楽しいですよ。
『さくら食堂』は、この建物の2階にあります。
店は、ザ沖縄の食堂といった感じ。
親しみやすく、入りやすい雰囲気。
テーブル席、座敷席があり、席数にも余裕があります。
初めてでも利用しやすい雰囲気が良いですね。
ちなみに各種ドリンクがサービスになっていているのも嬉しい。
『さくら食堂』と言えば有名なのが、この「スタミナもやしそば」。
沖縄本島北部の「肉野菜そば」系は、大宜味村『前田食堂』の「牛そば」が有名ですが、『さくら食堂』もこの系譜でしょうか。
北部らしい一品。
『さくら食堂』の沖縄そばメニューです。
基本の三枚肉そばに、野菜そば、ソーキそば、ゆし豆腐そばと、定番が揃っています。
食堂なので、定食類も充実しています。
メニュー構成の幅広さも魅力ですね。
郷土料理のちゃんぷるーからみんな大好き唐揚定食まで。
近くにある名護漁港から直送の刺身定食も魅力的だなぁ。
ご飯の種類、おかず、デザートを選択できる「さくら定食」も人気。
タコライスまでカバーしているのも、観光客には嬉しいかも。
団体で訪れたら、それぞれ違ったメニュー食べたいですもんね。
今回いただいたのは、もちろん名物の「スタミナもやしそば」(小)790円。
冒頭の写真を見ていただければ、どれだけの盛りかお分かりいただけるかと思います。
自分が沖縄そばを食べ歩いてきた中でも最大級の盛りですね。
これは、嘉津宇岳(かつうだけ)クラスだ・・・(北部の人にはわかる表現)
okinawasoba.hatenablog.com
初心者の方向けに説明すると、沖縄そばには、三枚肉そばやソーキそばなどトッピングによって種類が異なり、通常の沖縄そばの麺とスープ、その上に肉野菜炒めが乗った料理を「肉野菜そば」、「野菜そば」と言います。
呼称は、「肉そば」、「牛そば」などと変化しますが、大括りで「肉野菜そば」。
沖縄そばの中でも、メニューとなっています。
その魅力溢れる世界は、上の記事で確認してみてください。
『さくら食堂』の「スタミナもやしそば」の注意点。
(小)でも十分な量なので注意。
私も最初(大)を注文しようと考えていましたが、(小)でも軽く通常のお店の(大)ぐらいはあります。
なんなら(小)でも苦戦したほどなので、良く考えて選択しましょう。
たっぷりのもやしとニラ、こま切れ肉が炒められて、沖縄そばにオンされたもの。
ニンニクが効いており、豆板醤の辛さもしっかりあるのが特徴。
味つけは振り切っていてパンチのある一杯に仕上がっています。
食べても食べても減らない肉野菜炒めに歓喜。
もやしを食べ進めていくと、麺と対面。
幅広の太麺は、本島北部地域らしい沖縄そばの麺。
厚みもあって、力強い麺は、さらにテンションを上げてくれます。
まさに食べ応えのある一杯。
麺と合わせて、肉野菜を食べる事で、いっそうの美味しさが。
スープは、沖縄そば定番の豚と鰹の出汁だと思いますが、肉野菜炒めの汁が混ざり合うことによって、こちらもよりパンチのある味わいに。
特にさくら食堂の「スタミナもやしそば」は、辛さもしっかりあるのでスープもガツンときます。
濃厚に混ざり合ったエキスが、これまた美味しい。
汗だくになりながら完飲、完食しました。
闘いを終えた後のような、心地よい脱力感で店を後にしました。
これから那覇へ帰って仕事だというのに・・・
間違いなくボリュームとパンチは随一に沖縄そばだと思います。
名護市へのドライブの良い思い出になるはず。
エネルギーをチャージしたい時は、ぜひ『さくら食堂』へ。
【名護市の沖縄そば一覧】