ども、さんぺいです。
WBCの決勝戦観ましたか。
水曜日は、1日中どこでもこの話題で持ち切りでした。
数年後に、あのWBC決勝の時、何してた?
なんて会話も出ると思うんですよね。
例えば、ワールドカップの時は、同僚と出かけて居酒屋でライブビューイングしてたな、とか。
WBC優勝の瞬間を皆さんどこで迎えたのでしょうか。
私は、もちろん沖縄そば屋で迎えました。
たまたま昼食に出かけた、那覇市樋川にある「のうれんプラザ」。
目当ては、沖縄本島でも八重山そばが食べられる「島そば一番地」。
「のうれんプラザ」内には、食料品やお土産品がたくさん売られているほか、飲食店も多数入居されています。
「島そば一番地」は飲食街のある2階になります。
エレベーターで上がって、この先に店がありますよ。
「島そば一番地」の看板とのれんが。
「島そば一番地」について捕捉すると、本店は石垣島にある有名八重山そば店なんです。
旧の石垣市役所近くにあるので、石垣島へ観光へ行ったことがある方なら見かけたという人も多いはず。
石垣島ではランドマーク的な存在ですよね。
単純に本島内で八重山そばが食べられるというだけじゃなく、本場石垣のお店の支店というのが凄い。
ホント、沖縄本島で八重山そばを食べられる機会少ないですから。
あの特徴ある麺が食べたくなった時にお薦めです。
お店は、カウンター席と、オープンなスペースにテーブル席があります。
開放的で良いですね。
でた、八重山そばの定番香辛料「ピパーチ」。
「ピィパーズ」「ピパーツ」「ひはち」とも呼ばれる香辛料です。
ペッパーのような感じですが、胡椒のような刺激は少なく、独特の香りが魅力です。
「ピパーツ」をかけることでいっそう沖縄そばの風味が増すんですよね。
これを見ると、すぐに八重山そばを連想します。
美味いんだよなぁ。
「島そば一番地」のメニューです。
基本はもちろん島そば(八重山そば)ですよね。
細切りのカマボコと豚肉が特徴的。
もし、行く機会があれば、まずは島そば(八重山そば)を食べてほしい。
詳しくは、前回の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
ほかにも野菜そばなどがあり、三枚肉、ソーキそば、カマボコが乗った全部乗せ的な「コッキそば」なんてメニューも。
いつか食べてみたい。
サイドメニューには、定番のジューシー。
ポーク玉子おにぎりまである。
八重山そばだけでなく、ゴーヤーチャンプルー、ちゃんぽんや、しょうが焼き定食があるのは、市場らしいかも。
幅広い要望に応えるメニュー構成になっています。
今回は奮発して、ソーキそば(中)1000円をいただきました。
まさにこの瞬間、WBC優勝の瞬間だったんですよね。
店の方と優勝を喜び合いました。
沖縄そば屋さんで、この瞬間を迎えるというのもいつか思い出になるはず。
どう表現しても陳腐になりそうなほど、ドラマや漫画を超えた連日の試合。
興奮冷めやらぬまま沖縄そばをいただく。
八重山そばの麺とスープをベースに、具材をソーキにした形です。
スープは、県産豚の赤身肉と豚骨を用い、長時間煮込んでつくっているとのこと。
動物系メインのスープですが、驚くほどマイルド。
雑味がなくて、脂分も少なく、すごく優しいスープになっています。
ほんと円やかだなぁ。
無理なく最後まで美味しく飲み干すことができます。
店オリジナルの麺。
石垣島で食べた八重山そばは、丸い麺だったので、八重山そばというと中細の丸麺をイメージしていました。
「島そば一番地」は少し角ばった平麺なんですね。
一般的な沖縄そばの麺よりもだいぶ細い、ストレートの麺で、喉越しがとても良いです。
どうですかこの本ソーキ。
最近は、とろとろプルプルの軟骨ソーキが人気ですが、昔のソーキって、こんな感じで肉身がしっかりしていて四角いベンツみたいなお肉だったんだと思います。
この辺はやっぱり老舗のこだわりなんだろうか。
角ばった本ソーキにかぶりつく幸せ。
本ソーキはこうあってほしいな。
味つけは、スープに合わせて、控えめで濃すぎないのも良かったです。
後半からは定番の「ピパーツ」をかけて風味を楽しみながら、いただきました。
八重山そばってやっぱり美味しいよね。
沖縄本島で八重山そばが食べたくなったら強くお薦めです。
口直しの漬物。
サービスのミニ肉味噌おにぎり。
この肉味噌がめちゃくちゃ美味しかった。
今度、単品で頼んでみたいな。
帰りに黒砂糖いただきました。
WBC優勝ほんとに凄い試合だったね、と話しながら。
こんなほっこりとした会話もまた食べ歩きの嬉しい一場面。
<八重山そばの記事一覧>