ども、さんぺいです。
連休明けの月曜日、皆さんどうでしたか?
私は予想通り、溜まっていた仕事が一気に動き出し、午前中から寝ぼけている暇などなく一気に現実に引き戻されました。
そして、宣言通りに行ってきましたよ「肉野菜そば」食べに。
okinawasoba.hatenablog.com
ちょっと待って、「肉野菜そば」ってなに?
という方は、上の記事を読んでみてください。
場所は、那覇市与儀にある老舗の『すずらん食堂』です。
50年以上のキャリアを誇る、沖縄食堂を代表するお店。
ずっと来たかったんだよなぁ。
国道330号線を与儀公園から折れて、沖縄県立看護大学向けに直進、しばらく行って『一平寿司』から右折です。
この看板の感じたまらないですよね。
以前はたくさんあった沖縄の食堂も、時代の波に流され、今や貴重な存在に。
気軽に入れて、沖縄料理を腹いっぱい食べられる。
そんなお店がどんどん減ってきています。
ファミレスやファストフードも良いけど、ぬくもりが感じられる食堂が好き。
『すずらん食堂』は、厨房前のカウンター席と、テーブル席、小上がりの席があります。
初めての食堂はちょっと緊張する。
『すずらん食堂』のメニューです。
沖縄そばは、ノーマルの「そば」と「肉そば」があり。
定番の、みそ汁、焼き飯、カツカレーが並びます。
「卵焼き」550円が気になるな。
さすが老舗の食堂ラインナップが凄い。
A~Cランチをはじめとして、トンカツ、焼肉、すきやきから、ヘチマみそ煮、ゴーヤー、豆腐、フーなど各種ちゃんぷるーが揃います。
まるで沖縄食堂の見本のようですね。
今回のお目当てはこれ、「肉そば」700円です。
初訪問だったので初見ですが、まずその量に唸りました。
さすが老舗の食堂だ・・・
「ラーメン二郎」を彷彿とさせる山盛りの野菜。
野菜もスープも、今にも器からこぼれそうです。
私は、沖縄そばを食べる時は初めにスープを飲む流儀なのですが、これはさすがに無理そう。
まずは野菜からいただきます。
葉野菜、ニンジン、玉ねぎ、ネギ、そして胡椒の効いた豚肉が、これでもかと沖縄そばにオンされています。
食べても食べても減らない野菜炒め。
気分はエベレストの登山のよう。
胡椒が効いた豚肉炒めも旨い。
この胡椒が後半効いてきて、スープのパンチ力が上がっていきます。
肉が加わることでジャンク感もしっかり有り。
ラーメンとの最大の違いは、スープの優しさ。
脂が少ない分、沖縄そばのスープはスッキリとしていて重たくなり過ぎないのが良い。
豪快な料理だけど、あくまで優しい味付け。
このスープに、野菜炒めや豚肉の汁がどんどん溶けだしていき、極上のスープになっていきます。
濃厚になっていくこの感じが好きだ。
沖縄そばの麺は、中細のほぼストレートの麺。
しっかり硬さもあって、啜り心地もバッチリ。
沖縄そばの中ではやや細めで「肉野菜そば」でも無理なく食べられました。
でてきた瞬間は焦ったけど、気づけば夢中でそばを啜っている自分がいました。
野菜、野菜、肉、野菜、そして麺。
「肉野菜そば」には理屈じゃない、体当たりの旨さがあります。
これは食べないと分からないはず。
『すずらん食堂』の「肉野菜そば」は自分史上でも最も最重量でしたが、最後まで美味しくいただけました。
やっぱり食堂最高だな。
これで1週間乗り切れそうな気がしてきた。
【肉野菜そばの一覧】