さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

お食事処 ゆき 久米島の食堂で沖縄焼きそばを食べる


ども、さんぺいです。

今日の沖縄は最高な快晴。

沖縄は、例年だとそろそろ梅雨を迎える季節ですが、まだその様子はありません。
むしろ雲ひとつない快晴が続いていて、気候的も過ごしやすいこの頃です。



昨日から久米島の訪問があり、フェリーで那覇から久米島へ向かいました。

この何とも言えない青。
沖縄の海は何回見ても、新しい感動があります。



久米島の兼城港が見えてきました。



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今回紹介したいのは、焼きそば、それも沖縄オリジナルの「沖縄焼きそば」です。

「沖縄焼きそば」とは、沖縄で広く食べられている焼きそばの総称で、地元沖縄では単に「焼きそば」と呼ばれています。
ここでは、「沖縄焼きそば」と表記しますね。

本土の焼きそばにももちろん様々な麺の種類があると思いますが、これだけはっきりとした個性を持った焼きそばは、実は珍しいと思います。

その最大の特徴は、沖縄そばの麺を焼きそばに用いているということ。


「そんなの当たり前じゃん」と思うなかれ。
沖縄そばの麺は特徴として、中太で硬め、しっかりとした食感はまさに焼きそばにぴったりなんです。
この美味しさは、沖縄で「沖縄焼きそば」を食べたことがある人なら分かるはず。

全国的に、ご当地焼きそばがありますが、実はB級グルメのリーサルウェポンは「沖縄焼きそば」えあると断言したい。

 

 

 


今回、「沖縄焼きそば」をいただいたのは、久米島鳥島にある食堂『お食事処ゆき』です。
「沖縄焼きそば」はその特性上、沖縄そばの専門店というよりも、食堂でよく食べられており、家庭の味でもあります。



『お食事処ゆき』は、町中にある食堂で、地元密着型。

昼時になると地元の方で満杯になります。

年季の入った外観も良い感じ。





席は、カウンター席とテーブル席があります。

カウンターはなぜのスナックの雰囲気を醸し出していて良い感じ。



『お食事処ゆき』のメニューです。

店は町の食堂といった雰囲気で、沖縄の食堂では定番のメニューが揃っています。
沖縄そばは、基本の三枚肉そば、軟骨ソーキそば、牛肉もやしそばがあり。

みそ汁やカレーなどの定番メニューが。
にんじんシリシリーがおいてあるのも嬉しい。





定食類も充実していて、魚フライ、エビフライ、生姜焼き、各チャンプルーの定食があります。




沖縄そばとジューシーの定食がお得です。



今回は、目当ての「沖縄焼きそば」750円をソース味でいただきました。

程なくして運ばれてきたのがこちら、『お食事処ゆき』の沖縄焼きそばです。
まず、漂ってくるソースの香りがたまらなく食欲をそそります。
焼きそば最大の魅力ですよね。

 




みそ汁も付いてきます。
「沖縄焼きそば」にみそ汁が付くかは、食堂によるかも。



いざ実食。

「沖縄焼きそば」は家庭でも食堂でも広く食べられていて、沖縄そばと並ぶ県民食でそれぞれにこだわりがあると思うのですが。

私のこだわりポイントは、ソースの味付け。
焼きそばの魅力の一つは、このソース味ですが、ソースと麺の絡め方がポイントだと思っています。

その点『お食事処ゆき』の「沖縄焼きそば」は完璧に好み。
野菜にも麺にも良くソースが絡んでいて、味つけもばっちり。
野菜と麺の量のバランスもちょうど良いです。




具材は、キャベツ、玉葱、にんじんとオーソドックスな構成。

肉は、沖縄県民大好きなポークランチョンミートです。

余計な事は一切していない「沖縄焼きそば」。

「沖縄焼きそば」に関しては、変化球はいらない。
当たり前の具材で、当たり前のソースで食べたいと思う。
まさにイメージしたとおりの「沖縄焼きそば」で満足。




麺は、中太やや捻りあり、しっかり硬さもあります。

「沖縄焼きそば」最大の特徴は、沖縄そばの麺を使うこと。

本土では、焼きそば専用の麺もありますが、沖縄そば麺の特徴は比較的太めで硬く、しっかりとした食感があること。
麺の特性上、焼きそばにも良く合う麺なんです。

この食べ応えに慣れてしまうと、一般の焼きそば専用麺では物足りなく感じてしまう。

『お食事処ゆき』も麺は、もちっとしていて歯応えもあり、麺自体も美味しかったです。



後半は紅生姜も入れて楽しみます。

沖縄そばだと入れないこともありますが、「沖縄焼きそば」だと紅生姜はマストですね。



『お食事処ゆき』の「沖縄焼きそば」。

思い描いていたとおりの「沖縄焼きそば」が食べられます。

焼きそばに関しては手が込んだものよりもストレートに、ソース、野菜、麺の美味しさを味エアえるものが良いな。

もし、「沖縄焼きそば」を食べたことがなければ、沖縄観光の際に是非チャレンジしていただきたいです。

 

 

【沖縄焼きそば一覧】

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