さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

麵家 丸翔

ども、さんぺいです。

今日の沖縄は好天に恵まれました。
先日梅雨入りしたばかりですが、週末はほぼ晴れで気持ちよく過ごすことができました。

久しぶりに仕事以外で遠出をし、存分に沖縄そばを食べ歩きを楽しみましたよ。



目的地は、うるま市勝連平敷屋にある『麵家 丸翔(まるしょう)』です。

勝連は、沖縄本島の中部、東側に突き出た勝連半島にあり、伊計島を結ぶ「海中道路」があることでも知られています。

那覇市からはけっこう距離があるので、私の中でもずっと宿題店になっていたのでした。



行きたかったきっかけは、私がずごく好きな沖縄そば屋の店主さんが「美味しい沖縄そば専門店ナンバーワン」として『丸翔』を挙げていたこと。

沖縄そばのプロも認める沖縄そば専門店ってどんな味なんだろう、とずっと妄想していたんです。

このタイミングで念願を叶えることができました。



お店は、8号線の通り沿いにあるので直ぐに分かるはず。

沖縄自動車道の「沖縄北IC」から、車で約20分ほどで行くことができます。

店頭に、広めの駐車場があるので、ドライブでの利用も安心。

ただし、人気店のため並ぶのは必至です。



今回は、11時の開店30分前から並んで、スムーズに入店することができました。

店内は、町の食堂といった雰囲気で親しみやすい感じ。
清潔感があって良いですね。

ひとり客でも家族連れでも会食でも、どんなシチュエーションでも利用しやすそう。

席は、カウンター席、テーブル席、小上がりの席があります。



『丸翔』のメニューです。

定番の沖縄そばが並んでいますね。

限定の「ゆし豆腐そば」「野菜そば」「中味そば」も気になる。
(今回は初めてなのでノーマルをいきますね)。


基本の沖縄そばは、スーチカーが乗ったタイプ。

野菜そば、ゆし豆腐そばは限定なんですね。




本ソーキそば、軟骨ソーキそば、そして、3種類の豚肉が楽しめるミックスそば的な「丸翔そば」があります。

それぞれ(大)(並)(小)かれ選べるのは嬉しい。



みそ汁と、ゆし豆腐汁のセットもあり。

二日酔いで食べたら堪らないだろうな。



ごくごくシンプルに食べたい方は、肉なしそばもあります。

サイドメニューに、定番のジューシーと、白飯も。



念願の『丸翔』で初めての沖縄そば

本ソーキ、軟骨ソーキ、スーチカー3種類の豚肉が味わえる「丸翔そば」(大)950円をいただきました。

『丸翔』では、麺・スープと、具材の豚肉を別々に提供してくれます。



運ばれてきた瞬間に、喜びが爆発してしまった。

「会いたかったよ」

ネギに刻み生姜、かまぼことシンプルなルックスがたまらないですね。



鰹節は宮古島産のものを用いているんだそう。

鰹節の拘りからも分かる通り、あっさりとした魚介系主体のスープ。

味つけは塩中心で、出汁の旨みがストレートに感じられます。
シンプルなんだけど、それゆえに力強い、後をひくような旨みのあるスープ。

飲み始めると思わず止まらなくなります。



自家製の生麺もすごく特徴的。

中太で、ほぼストレートの平打ち麺。

生麺というとプリッとしていてコシの強いイメージがありますが、『丸翔』の麺は、プツンと切れるような絶妙な歯応え。

硬さや、強い歯応えだけを追求した感じではなく、本当にちょうど良いバランスの麺でした。

風味もしっかりと感じられて、食感、麺の太さともめちゃくちゃ好みで美味しい。




三枚肉は、スーチカー仕様になっています。
沖縄そば専門店では珍しいですよね。

スーチカーは、豚肉の塩漬けで、『丸翔』では脂身はほぼなく、上品に仕上げていました。

繊細なスープにも良く合います。



一転して、本ソーキの方は、しっかりと甘辛く味付けしています。

味クーター(濃い味付け)な豚肉なので、これは、麺・スープとは別に食べた方が良いかも。

濃厚に味付けられた本ソーキは、肉身もしっかりしていて美味でした。



みんな大好き軟骨ソーキ。

しっかり味の染みた軟骨ソーキは、独特のもっちりとした食感がたまりません。

麵やスープだけでなく、それぞれの具材までしっかり美味しかったです。



あっさりとしているけど、余韻があとあとまで残るスープ。
雑味がなくて、すごく丁寧につくられている印象でした。

最後の一滴まで、残さず飲み干したくなります。

自家製麺も、太さも、歯応えも、ちょうどこれが美味しいという絶妙なバランスの麺でした。



今回、期待値が高かったのですが、正直に想像の上を行くような一杯でした。

幅広く好まれる沖縄そばだと思います。

未食の方は、是非訪問してみてください。




ジューシーの方は、沖縄そばの印象とはまた違って、優しい味付けになっています。
セットで食べても良く合うジューシー。まーさん。




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沖縄そばを楽しんだ後は、近くにある「藪地島(やぶちじま)」を散策。

沖縄に長年住んでいながら、「藪地島」は行ったことなかったんですよね。



食事だけでなく、地域を巡るのもまた「沖縄そば食べ歩き」の楽しみだったりします。



まだまだ知らない沖縄がたくさんありますね。




うるま市沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com