ども、さんぺいです。
先週末のBリーグ決勝、琉球ゴールデンキングス対千葉ジェッツ。
沖縄県民が総立ちでしたね。(私の脳内では)。
特に土曜日は、心臓が3回ぐらい止まりそうでした。
ありがとうゴールデンキングス。
岸本選手の涙に、これまでの道のりの長さを感じました。
週末は沖縄そば、ということで土曜に北谷町まで食べ歩きに行ってきました。
お店は北谷町吉原の『謝苅(じゃーがる)そば』です。
場所は、沖縄の幹線道路国道58号線を、北向けに「美浜」へ入る手前あたりから右折して24号線を登っていった先にあります。
店の向かいには「謝苅公園」があり。
『謝苅そば』は、沖縄本島中部屈指の人気店で、以前からずっと行きたかった宿題でした。
今回ようやく訪問できて嬉しい。
北谷町の高台にあるので、西海岸側がよく見渡せ、眺望の良いのが特徴です。
店頭に駐車場がありますが、人気店なので満杯の可能性も。
近くの教会に契約駐車場があるそうなので参考にしてください。
沖縄を意識したインテリアが素敵な店内。
窓際のカウンター席と、テーブル席があります。
カウンター席からは、西海岸の風景が一望できます。
沖縄そばを待つ時間も楽しく過ごせますね。
自家製の生麺が有名なお店。
どんな麺が楽しみ。
『謝苅そば』のメニューです。
基本の三枚肉そばからはじまり、本ソーキと軟骨ソーキが乗った看板メニューの「謝苅そば」、てびちそば、ゆし豆腐そばがあります。
豚肉を3種類とも食べたければミックスそばがお薦め。
沖縄そばの麺は、一般的な茹で置きの「ゆで麺」と、注文を受けてから火を入れる「生麺」の2種類から選ぶことができます。
根強いファンがいる「骨汁」もあり。
珍しいところでは「つけ麺」も扱っています。
やっぱり自家製で生麺を作っているので、麺に自信があるんでしょうね。
ソーキや、てびちなどは、単品でトッピングもできます。
細かい設定ができるのはありがたい。
初訪問の今回は、まずは看板メニューをということで、本ソーキと軟骨ソーキが乗った「謝苅(じゃーがる)そば」750円をいただきました。
麺は、特徴のある「生麺」をチョイス。
玉子の彩も鮮やかな沖縄そばですね。
大ぶりなソーキが乗って、贅沢な印象です。
あっさりと仕上げたスープはすごくクリア。
雑味がなくてとても丁寧に作られている印象です。
鰹節など魚介系の出汁が効いていて、余韻が凄い。
後を引く美味しさってこういうことかと。
味付けは濃くありませんが、輪郭がはっきりとしていて幅広く好まれそうなスープ。
今回、特に(大)や(特盛)にしなかったので、途中で後悔しました。
もっと飲みたかった。
もうずっと飲んでいたくなる、そんなスープです。
『謝苅そば』の個性、自家製の生麺。
細めの平打ち麺で、縮れが入っているのが特徴です。
私の記憶では、「生麺」を使用している沖縄そば専門店は多くありますが、ほとんどがストレートに近く、これだけ縮れが入っているのは珍しいはず。
この縮れが強烈な個性になっていて、スープの絡み、啜った時の独特の感じを生んでいます。
しかも生麺なので、茹で麺よりもさらに存在感があって、この啜り心地は唯一無二。
プリッとした食感で歯ごたえもしっかり。
生麺というと、中太でコシの強さを強調した麺も多いのですが、細麺のライトな感じも面白いですね。
本ソーキは、控えめな味付けに仕上げていて、スープの美味しさを邪魔しない感じが好きでした。
肉身がしっかりした本ソーキ。
沖縄そば界のキングオブ肉、どっしりとしていて食べ応えがあります。
個人的に、本ソーキよりもさらに印象的だったのが軟骨ソーキ。
トロトロ具合、味つけ、食感、もう完璧な軟骨ソーキと言いたい美味しさ。
出汁の効いたスープとの相性も抜群な味付けで、持ち帰りしたいぐらい。
『謝苅そば』では玉子焼きが入っています。
沖縄そばの具材としては好き嫌いが分かれるようですが、私は好き派。
最近玉子を入れる沖縄そば専門店が増えているのは、インスタ映えなどルックスを意識している面もあるかもしれませんね。
初めての『謝苅そば』訪問、大満足でした。
澄んだスープの味わいと、縮れた生麺の啜り心地は、忘れられないインパクト。
これは午前中から行列ができるのも分かります。
特にスープはまた食べたくなる、クセになる美味しさでした。
沖縄そば専門店としては珍しいサイドメニュー、チキンの唐揚。
どこでも人気の唐揚ですが、沖縄そば屋さんでは珍しいですよね。
でも、メニュー化したのも頷ける美味しさ。
揚げたてで、カリっとしたハードな衣の唐揚で、ジューシーな鶏肉がたまらない。
お腹に余裕がある方は是非、注文してください。
そして、定番のジューシー。
『謝苅そば』のジューシーは優しい味付けで、具材はたっぷり。
スープとの相性も抜群。まーさん。