さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

波路(なみじ) 久米島で珍しい海鮮の沖縄そば

ども、さんぺいです。

最近、気づけばネットばかりで読書する習慣がなくなっていました。
以前は定期的に本を読んでいた気がするのですが、ここ1年だと数冊あるかないか。

ちょっと気持ちを入れ替えて那覇市にある『ジュンク堂』へ行って気になる本を数冊買ってきましたよ。

YouTubeも大好きなんですが、本を読む体験をまた取り戻したいなと思っています。



ritohaku.okinawastory.jp

今回ご紹介したいのは、久米島にあるお店です。

久米島沖縄県の離島の中でも、宮古島石垣市に次ぐ規模の島です。

プロ野球楽天イーグルスのキャンプ地としても知られ、独自の歴史や文化、スペシャルな自然などたくさん見どころがあります。




飛行機での移動が便利で、那覇空港から久米島への便が出ています。

船で行く場合は、那覇市泊港から約3時間ほど。
のんびりとした船旅も良いものですよ。

フェリーは設備も整っていて快適です。




個人的には久米島の見どころといったらやっぱり豊かな自然かなぁ。

沖縄の離島には手つかずの自然がまだ多く残されていて、その空間にいるだけで普段とは違う「居心地の良さ」があります。

自分自身をデトックスする感じとでも言うんでしょうか。



今回、ランチをいただいたのがこちら、久米島町謝名堂にある『波路(なみじ)』です。

夜は居酒屋を営まれていて、私も以前飲みに来たことがあります。

入りやすい雰囲気で、観光など初めてのお客さんでも親しみやすいと思います。



定番の居酒屋といった感じで、リラックスして食事がいただけます。



店内は、カウンター席、テーブル席、座敷があり。

ひとりで入っても、複数人で訪れても安心。

この日も、地元の常連さんから観光客まで様々な方が利用していました。



居酒屋ということで、メニュー数が豊富なのが特徴。
お昼の時間でもかなり幅広いメニューに対応しています。

沖縄そばだけでも、基本の「久米島そば」に、軟骨ソーキそば、野菜そば、肉野菜そば、てびちそば、中味そばが揃っています。

沖縄そば専門店以外で、このラインナップは凄いですね。



レギュラーメニューのほか、日替わりでランチもやっています。

この日は、麻婆ナス、海鮮かき揚げ丼などがあり。

ちなみに店内でのランチのほか、弁当の販売などもやっています。



今回いただいたのが、日替わりの看板を見た時からときめいていた「海鮮そば・イカジューシーセット」715円。

何度も書いていますが、離島地域は同じ「沖縄そば」でも自由度が高く、沖縄本島よりも固定観念にとらわれない自由な発想で「沖縄そば」をつくっている気がします。

珍しい「沖縄そば」に出会える。
それも離島旅の魅力ではないでしょうか。



「海鮮そば」は名前のとおり、魚介系で取られた出汁のスープ。

通常の鰹節主体の沖縄そばとも違い、もっと海鮮系の出汁がギュッと濃縮されたような美味しさです。
かなり濃厚な出汁。

麺は中細で少しウェーブがかかっているもの。

モチっとしていて歯応えもあり、よくスープとも絡みます。



不勉強で分からなかった具材。
あまり食べた事がないかも。
まだまだ新しいで出会いがたくさんあります。



「海鮮そば」には、たくさんの海藻が。

それぞれ特徴ある食感で、バラエティに富んでいます。

スープがどっしりとしているのでどんな具材と合わせても受けとめられそう。
もちろん海産物なので良く合います。



茹で卵が入ってるのも珍しい。



『波路』の「海鮮そば」。
レギュラー化しているかは不明ですが、超個性的な沖縄そばでした。

海産物のたくさん扱っている居酒屋ならではの沖縄そばだと思います。

海鮮の出汁をこれだけ全面に出してる沖縄そばはなかなか無いんじゃないかなぁ。

「海」の旨みをギュッと濃縮したような一杯でした。



こちらも珍しいイカ墨のジューシー。

沖縄そば定番のジューシーと、沖縄では良く食べられているイカ墨を合わせた料理。

いわゆる「ぼろぼろじゅうしぃ」と呼ばれるタイプで、汁気多め。
柔らかい雑炊タイプですね。

イカ墨のコクが特徴的なジューシーでした。 




久米島町沖縄そば一覧】

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