ども、さんぺいです。
沖縄そば食べ歩きが趣味である私は、ほとんど一人で昼食を取ることが多いのですが。
ひとり飯の醍醐味は、何といっても好きなものを好きなだけ食べられること。
まさに「孤独のグルメ」のごとく、誰に気兼ねするわけでもなく、自由に食べれるのが良い所なんです。
今回はもうわがままに食べると決めてました。
お店は、豊見城名嘉地にある『名嘉地そば(なかちそば)』。
場所は、沖縄自動車道「豊見城・名嘉地IC」のすぐ近くにあり。
那覇、豊見城の主要道路が重なる、大通り沿いにあり、アクセスが非常に便利です。
メニューが豊富で、沖縄そば専門店としては席数も多く、幅広いお客さんに支持されているお店です。
わがままな要望にも応えてくれそう。
店舗横に大き目の駐車場が用意されています。
沖縄は車社会なので、どこへ行くにも駐車の心配が先にきます。
余裕を持って駐車できるのは嬉しいポイントですよね。
広々とした店内は、席数も多め。
テーブル席、カウンター席、小上がりの席があります。
簡潔なインテリアで、清潔感があり、ファミリー層にも喜ばれそう。
木調を主体とした内装で、落ち着いた雰囲気。
リラックスして食事を楽しむことができます。
ひとり客にはありがたいカウンター席。
余裕を持ってスペースが取られているのも、実は嬉しい点。
ひとり飯は、もうとにかく食事に集中したい。
『名嘉地そば』の特徴は、メニューの豊富さ。
沖縄そばは、基本の三枚肉そば、本ソーキそばのほか、てびちそば、とりそば、ヨモギそば、肉そば、野菜そば、ゆし豆腐そば、中味そばが揃うという豪華さ。
沖縄そばの種類をほぼ網羅してるんじゃないでしょうか。
さらに、チャンプルーや生姜焼きなどの定食が充実しています。
へちまの味噌炒めや、煮付け、みそ汁など沖縄郷土料理を押さえながら、カレーやカツ丼、オムライスまで幅広いラインナップ。
これなら大人数で訪れても、必ず好きなメニューが見つかるはず。
骨汁マニアにはたまらない、もちろん骨汁も。
今回は、沖縄そば(並)830円に、プラス350円で、ジューシー、トンカツを付けました。(トンカツ以外にサバ煮、白身魚選択可)。
まさに、わがままセット。
もう好きなものしかない、究極のセットです。
三枚肉、カマボコ、ネギと、沖縄そばの最もクラシックなスタイルです。
厚みのある三枚肉が美味しそう。
薄っすらと白濁したスープは、豚、鶏と動物系の出汁が効いた飲み応えバッチリ。
ワイルドさもありながら、雑味はなくてスッキリいただけます。
味付けは塩中心に、濃すぎず、しっかり飲み干せる塩梅の良さ。
繊細になりすぎず、ストレートな美味しさで何度でも食べたくなるようなスープでした。
麺は、中細の平打ち麺で、手揉みが入ったような縮れが特徴。
縮れが、啜った時のアクセントになっています。
よく味の染みた三枚肉。
厚みがかなりあって食べ応えがあり、硬さもほどよく、脂身の部分も美味しかったです。
もうお手本のような三枚肉。
これに加えて、揚げたてのトンカツ。
やっぱり、熱々、カリカリのトンカツをソースたっぷりでいただくのが幸せですよね。
いわゆる専門店のトンカツとは違う、沖縄の食堂らしい薄いトンカツですが、これが良いのよ。
肩ひじ張らない美味しさがここにあります。
ダメ押しのジューシー。
沖縄そばとトンカツ、ジューシーで、もう半永久的にループできる。
飾らない、食堂タイプの沖縄そば屋さんで、理屈抜きにお腹いっぱい食べられる自由さが最高でした。
沖縄そばにトンカツ付けたって良いじゃない。
かしこまった沖縄そば専門店ではちょっと出来ない、懐の深さが魅力の『名嘉地そば』。
定食類も豊富なので、色々な場面で活躍しそうです。
ガッツリ行きたい時に、沖縄そばセットお薦めです。
<ディスカバージャパン>
2024年6月発売の雑誌『ディスカバージャパン』は沖縄特集。
この中で、さんぺいが8ページ沖縄そばに関する紹介を行っています。
沖縄好きなら絶対に面白いディープな内容。
是非、書店、ネットでお買い求めください。