ども、さんぺいです。
何度も当ブログで取り上げている「肉野菜そば」。
沖縄そばの魅力を発信する中で、今年はさらに「肉野菜そば」を全国的にブレイクさせるべく力を入れていきたいなと思っています。
okinawasoba.hatenablog.comひと口に沖縄そばと言っても実は様々なジャンルがあり。
基本的には上に載っている具材で名前が変わります。
豚のあばら骨の肉であるソーキが載ったソーキそばが有名ですよね。
他にも、三枚肉そば、ゆし豆腐そば、てびちそばなどがあります。
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なかでもひと際変わっているのが「肉野菜そば」。
肉野菜炒めを豪快に沖縄そばにオンするという料理で、タンメンなどをイメージすると分かりやすいでしょうか。
肉野菜炒めの汁が、沖縄そばのスープと合わさり、その旨さはまさにカオス。
沖縄そば通からは軽視されがちなジャンルですが、私は沖縄そば版「二郎系ラーメン」だと思っていて、無限のポテンシャルを感じています。
新たな肉野菜そばとの出会いを求め、今回は八重瀬町の『しまぶく家』を訪問しました。
創業から約13年になるお店で、地域に長く親しまれている沖縄そば専門店です。
場所は八重瀬町富盛、507号線の真っすぐな一本道をいくとお店が。
シンプルな外観がまた良い味出してます。
店頭が駐車場になっています。
コンパクトな店内で、コの字型のカウンター席、小上がりの席があります。
これぐらいのサイズ感の方が緊張しなくて個人的には好き。
ランチでふらっと寄って食べるので、肩ひじ張らないようなお店が良いんですよね。
華美な装飾はないけど、コーレーグースや七味、紅生姜はばっちりあって、過不足ない感じ。
コーレーグースは、ノーマルとニンニク入りの2種類用意されています。
『しまぶく家』のメニューです。
沖縄そばは、三枚にそば、ソーキそばを基本として、ゆし豆腐そば、よもぎそばなど幅広く揃っています。
豚キムチそばも気になるところ。
ちゃんぽんや麩ちゃんぷるーも扱っているのもランチ利用には嬉しいですね。
今回は目当ての肉野菜そば(小)780円をいただきました。
予定には無かったのですが、「焼き飯」の文字を見つけ条件反射的に注文してしまいました。
見た目も美しい肉野菜そば、整っています。
肉野菜そばというと、豪快でジャンクなイメージがありますが、実は店によってスタイルは様々。
この多様性が魅力なんです。
『しまぶく家』は、優しい味付けの丁寧な肉野菜そばでした。
スープは、澄んだ見た目のとおり、あっさりとしたタイプ。
鰹出汁中心で、後味はスッキリ。
自然と身体が求めるようなスープで、あとひと口と飲み進めたくなります。
穏やかな味付けですが、薄いという感じはなくて、むしろ豊かな味わいです。
麵は、みんな大好きな細麺ストレート。
啜り心地は太鼓判の美味しさ。
肉野菜そばはヘヴィな印象がありますが、細麺なので無理なくいけます。
それにしても、何に合わせても美味しい優秀な麵ですね。
山盛りに載った野菜炒め。
味付けは優しく、ホッとするような味付けです。
葉野菜、にんじん、もやし、玉ねぎ、ネギとバリエーション豊かな具材。
シャキシャキの食感で、歯応えがなんとも嬉しい。
お肉は薄めのバラ肉がたくさん入っていて、満足感もしっかりあります。
勢いで頼んでしまった「焼き飯」。
それにしても「焼き飯」って嫌いな人いるんだろうか。
いつ食べても美味しい万能選手。
「これはよく分かってる!」と強く思ったのが、コショウをよく効かせているところ。
かけ過ぎぐらいがちょうど良いピリピリ感が最高。
食欲爆上げです。
具材はシンプルですが、それもまた良し。
サイドメニューとして優秀すぎる逸品でした。
きゅうりの酢の物は、酸味も穏やかで口直しにぴったり。
島らっきょうが付いてくるなんて最高すぎる。
今回、フォローさんから、『しまぶく家』のお薦めの情報があり伺いました。
まさに、フォロワーさんのお薦めにハズレなし。
クチコミってやっぱり大事ですね。
穏やかな味付けで飽きのこない、毎日でも食べたくなる肉野菜そばでした。
肉野菜そばは、沖縄そば業界の中でも情報が少なく、堀りがいのあるジャンル。
これからも肉野菜そばの名作をどんどん紹介していきたいと思います。
【八重瀬町の沖縄そば一覧】
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