ども、さんぺいです。
春の甲子園でエナジックが勝利。
選抜で沖縄県勢が2校出場し、2校とも初戦突破は初とのことです。
今日の沖縄尚学も楽しみですね。
両校ともちばりよー。
高校野球の応援に熱が入りますが、沖縄そばも熱い。
2025年も開業が相次いでいます。
2025年3月10日にオープンしたばかりの『そば処 まいすく家』を訪問しました。
場所は、那覇市壺屋の「弁当通り」。
以前は弁当屋が軒を連ねていたことが由来だそうで、今でも、年配のタクシー運転手なら「弁当通りまで」と言えば通じると思います。
国道330号線、「ひめゆり通り」を安里から与儀方面にいくと、左手に吉野家やマクドナルドがあります。
吉野家を過ぎてすぐに左折(信号はありません)すると「弁当通り」に入ります。
直進していくと三原方面に抜ける道になっており、左手に『まいすく家』があります。

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同じ通りにはあの沖縄弁当界最強(と私が思っている)「むんじゅる弁当」が。
『まいすく家』の店の向かいに駐車場が用意されています。
この辺は那覇市の中心市街地にあたり、駐車場が無い店も多いので、駐車場はありがたい。
3台駐車が可能です。
店の案内に従って駐車ください。
店はコンパクトなつくりで、カウンター5席、小上がりの席がありテーブルが2卓となっています。
木調の雰囲気ある店内で、新店ですが渋さも感じます。
これぐらいのサイズ感好きなんですよね。
簡潔なインテリア。
沖縄の焼き物(やちむん)などが飾られています。
嬉しかったのが、冷やされたさんぴん茶
やかんで提供されるのが良い味出してますよね。
上を見上げると、花笠の照明が。
『まいすく家』のメニューです。
現在のところ、ソーキそばと三枚肉そばの2種類のみ。
この潔さに、グッときます。
今回はソーキそば900円をいただきました。
本ソーキに、かまぼこ、ネギが載ったシンプルで端正なルックス。
澄んだ見た目のとおり、クリアな味わいのスープ。
魚介系中心で、雑味が全然なく出汁の美味しさがストレートに伝わってきます。
あっさりなスープなのですが、物足りなさはなくて、旨みがしっかり。
出汁の効いたふくよかなスープなのですが、好みだったのが、それぞれが調和していること。
詰め込み過ぎな感じがなくて、渋滞していないというか。
味付けも過不足がなくて、めちゃくちゃ好みでした。
すごく自然な美味しさなんです。
麺は、ほかであまり食べたことがない、細めの生麺。
丸麺に近く、穏やかな口当たりで、つるぷり感もあります。
細さを生かして、啜り心地がすごく良い。
風味もしっかりあって、麺の美味しさも立っています。

本ソーキは炙ることで香ばしさを出しています。
味付けは控えめでスープの美味しさを邪魔しません。
骨付きの本ソーキが贅沢です。
『まいすく家』の表に設置されている看板。
どこかで見かけたなと思ったら。

2024年に惜しまれながら店を閉じた『むつみ橋かどや』さんから、知り合い通して譲り受けたんだそうです。
沖縄そばのストーリーがこんな形で受け継がれているなんて胸アツ。
新店とは思えない完成度のスープ。
出汁の美味しさで食べさせる、まさに沖縄そばの基本形だと思います。
過剰なところがなくて抑制が効いているのが好みでした。
また食べたいなと思うような沖縄そば。
現在は平日営業のみでメニュー数も2品とのことですが。
今後営業が安定し、沖縄そばの激戦区でもある壺屋でどのように定着していくのか楽しみです。
地元の方にこそ是非食べてほしい沖縄そば、応援していきたいです。
【那覇市の沖縄そば屋一覧】
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