さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

なかざ家  4 塩軟骨ソーキそば


ども、さんぺいです。

沖縄そばってほんと、様々なスープがあって好みが分かれるのですが、あっさりかこってりか自分は日によって気分で替えています。

なので、お薦めを聞かれると悩むのですが。

okinawasoba.hatenablog.comこってり系でガツンといきたい時にお薦めなのが、那覇市にある『なかざ家』。

高校の同級生でもあるスリムクラブ内間さんが帰省した際にも『なかざ家』を案内しました。

お店の雰囲気や、沖縄そばの満足感、ここでしか食べられない個性など、トータルでお薦めです。



場所は、那覇市金城、那覇西高校の隣にあります。

那覇空港からも近く10分ほどで行ける立地。

観光の生き帰りに寄るのにも最適です。



店舗前に駐車スペースが用意されています。



明るく誰でも利用しやすい雰囲気。

この日は、観光のお客さんと地元の方、半々といった感じでした。

初めての方でも入りやすいと思います。



席は、カウンター席とテーブル席、小上がりの席があり。

子ども用の椅子も用意されているので、ファミリーでの利用もお薦め。



整頓されていて、清潔感があるのも嬉しいポイントです。



基本的な沖縄そばが揃っていますが、まずお薦めなのが軟骨ソーキ。

『なかざ家』の豚骨スープに、軟骨ソーキが良く合うんです。



ガッツリ行きたい時は、三枚肉、炙り軟骨ソーキ、ピパーチ香る細切り肉が贅沢に載った「なかざ家そば」で。



ヘルシーに行きたい時には、ゆし豆腐そばや野菜そばも用意されています。



もちろん、サイドメニューには定番のジューシーも。



今回は、塩軟骨ソーキそば1030円をいただきました。




『なかざ家』のお薦めポイントが3つあって。

まずは、このスープの味付けの加減が絶妙なんです。

綺麗に白濁したルックスが印象的ですが、豚骨スープのパンチ感も生かしつつ、ジャンクにならずに美味しく飲み干せる丁度良いバランス。




旨みがギュッと詰まっていて、飲み出すと止まらないスープ。

マイルドで、雑味がなく、しつこすぎないのも重要。

塩味も強すぎないので、動物系がちょっと苦手という方にも是非食べてほしい。



次のお薦めポイントが、絶妙な麺の太さ。

オリジナルの麵を使用していますが、八重山そばにインスパイアを受けたとのことで、丸麺に近い緩いウェーブ。
那覇では珍しい麺です。

口当たりがソフトで、そして太さが本当に良い。

動物系に太麺を合わせると重たくなりがち、だけど細麺だとスープに負ける、絶妙な加減。



最後のお薦めポイントが、塩軟骨ソーキの絶妙な味付け。

甘辛に煮付けることが多い軟骨ソーキですが、『なかざ家』の塩軟骨ソーキはシンプルに塩で味付け。

これが、豚骨スープに良く合う。

両方の良さを引き出す組み合わせで、これはお薦め。



『なかざ家』と言えば、オリジナル調味料の「豚グース(とんぐーす)」。

名前のとおり、豚をベースに、コーレグースを合わせたもの。
ほかにも様々な調味料で煮詰めて作っています。

コーレーグースとまた違い、辛さだけでなく、旨味が各段に増すので、『なかざ家』の豚骨スープによく合います。

スリムクラブの内間さんも2本購入していました。



今回は、さらにデブ飯を追加。

どうですかこのビジュアル。
ソーキのほぐし肉が白飯に大量に載って、さらに卵黄をプラスした一杯。

美味しくない訳がない。



期待を軽く超えてくる美味しさで、甘辛に味付けされたほろほろのソーキ肉が効いています。

そこに黄身が加わりより濃厚に。

白飯との組み合わせはギルティ。



ブログを書いていたら、またお腹が空いてきてしまった。

それほど引力のある『なかざ家』のそば。

あっさり系の沖縄そばが多い中でひと際個性を放っています。

満足感のある沖縄そば、是非、訪問してみてください。



【那覇市の沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com



【スリムクラブのYouTube】

youtu.be
スリムクラブのYouTubeチャンネルで『なかざ家』を訪問した時の様子を紹介しています。