さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

沖縄食堂 にじや 2 赤から味噌そば

ども、さんぺいです。

暑い、ほんと暑いです。
本格的な夏が到来し、沖縄も連日猛暑が続いています。

テンション上がりますが、さすがに食欲も落ち気味。
そんな時に食べたくなるのが辛い料理。



実は私、カレーでも、麻婆豆腐でも、パンチがある食が大好きでして。

ココイチだと最近は9辛に落ち着いています。



今回は『にじや』が新しく辛い味噌そばを始めたと聞きつけ、店へ向かいました。

那覇市曙で、2025年2月20日にオープンした『沖縄食堂 にじや』。

リーズナブルな価格設定で、地域の人々のハートをがっちり掴んでいます。



近くには那覇市港町があり、文字通りの港湾地帯。

曙交差点を泊大橋方面に向かうと、交差点からすぐ右手にセブンイレブンが。

このセブンイレブン曙2丁目店の裏手に『にじや』があります。



一本中の通りを行くと、すぐにお店が見えます。



シンプルな内装で、オープンな雰囲気。

誰でも入りやすいのが特徴です。

サッと沖縄そばを啜れる、そんなお店です。




席は4人がけのテーブル席が複数あります。


 

普段は勤め人が多いですが、今回は日曜ということもあり家族連れや友人どうしの来客が多めでした。

着実に地域に根付いてますね。



注文は用紙に書いてお願いするスタイル。



『にじや』の特徴が、飲食店の原点に立ち返り「安い・旨い・早い」をコンセプトにした店づくりという通り、シンプルかつ激安なメニュー。

三枚肉そば、軟骨ソーキそば、両方とも500円で、今時にない価格設定です。

okinawasoba.hatenablog.com前回、軟骨ソーキそばをいただきましたが、この価格は信じられない。



前回からメニューが増えていて、味噌そば、赤から味噌そばが追加されています。

麵大盛、肉増し、ネギ増しが可能で、カスタマイズできるのも嬉しいポイント。




今回は、暑い夏を吹き飛ばす「赤から味噌そば」800円をいただきました。

どうですかこのルックス、もう辛そうでしょ。

唐辛子と味噌の組み合わせが堪らない。



ひと口スープを飲んで、しっかり辛いのを確認。

ラー油と辛ダレ、唐辛子の辛さと味噌の旨みが際立っています。

単純に辛いだけでなく、味噌によって旨み、甘みも感じる複雑な美味しさです。

 



沖縄そばでは、味噌味は珍しいのですが、『にじや』はもともと豚骨ベースのスープなので、味噌と合わせても良く合うのが特徴です。

まさに、辛さと旨さ、パンチの洪水、旨さの相乗効果です。

食欲が爆上がりするスープで、引力がとにかく強い。

豚ベースなのでコクがしっかりですが、濃度はそれほどではなくサラッとした印象。

余裕で完飲できます。



合わせるのは中細のストレート麺。

伸びやかで啜り心地が抜群。

重たくなり過ぎずに、サッと啜れます。



具のキャベツ、もやしのシャキシャキ感も嬉しい。

辛いスープ、麺と合わせて食べると最高です。

肉は、薄めにスライスされた豚肉が入っていて、もう少し欲しい方は「肉増し」すると良いと思います。

 






サービスで付いてくるニンニク。

ベースがしっかりしているので「赤から味噌そば」にも良く合います。

味噌 × 唐辛子 × ニンニクのギルティな組み合わせ。

間違いなく美味しい。




食後はほんのり額に汗が。

夏に辛さが心地よい、食欲が落ちるこの時期にぴったりの沖縄そばです。

元気を出したい時に是非『にじや』訪問してみてください。



【那覇市の沖縄そば一覧】

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【トークイベントやります】

okinawasoba.hatenablog.com
2025年7月20日(日)、15時から那覇市のジュンク堂で沖縄そばのトークイベントをやります。
ボーダーインクの新城さんと、ブログでは書けない沖縄そばの話題をディープに語ります。
ジュンク堂で会いましょう。