すばやー２　よもぎ三枚肉そば - さんぺいの沖縄そば食べ歩き

ども、さんぺいです。

飲んだ後の沖縄そばはなぜ美味いのか・・・

美味しいと言ってるのに、なぜ味は思い出せないのか・・・

ダイエットするんじゃなかったのか・・・

次の日スマホで知るメニューの詳細。

どうやら、那覇市松山の『すばやー』で、２３時９分、フーチバー入りの三枚肉そばを食べているな。

『すばやー』は、沖縄最大の繁華街那覇市松山にある沖縄そば屋。

「すばやー」＝「沖縄そば屋」という、シンプル過ぎとも言えるネーミングがインパクト大なお店。

営業時間は、２１時から朝５時までのストロングスタイル（金土は７時）。

激戦区である松山で、３５年以上続いているという事を聞けば、もう説明不要ではないでしょうか。

那覇で飲むという方は、お世話になったことがきっとあるはず。

今日もまた酔いどれの客が、看板に吸い込まれていきます。

奥行きのある店内で、外観の想像以上に席数あります。

深夜帯の方が客数が増えて行くという不思議。

酔っ払いしかいないパラダイス。

席は、テーブル席と、カウンター席があります。

３次会で訪れるもよし、飲みの帰りにひとり沖縄そばを楽しむのもよし。

カウンター席もあるので、ひとりで「締め」の沖縄そばを食べたいという時にも重宝します。

注文は食券制です。

三枚肉にソーキがあるのはもちろん、フーチバー（よもぎ）そばや、ゆし豆腐そばもいただけます。

オリオンビールに、ハイボール、さんぴんハイと、アルコールが充実しているのも特徴。

飲み足りないのか、セットで頼む客多し。

夜営業の沖縄そば屋のポイント。

提供スピードの速さ。
これ大事ですよね。
『すばやー』も例外なく早いです。

そして熱々。

沖縄そばは熱さが命。
どんなに美味しい沖縄そばでも、ぬるいと心は冷めるもの。
『すばやー』の沖縄そばは熱々です。

今回は、三枚肉そばのフーチバー（よもぎ）入り900円をいただきました。
（翌日、スマホで知りましたが）。

記憶には残っていないが、胃袋には残っている沖縄そばの思い出。

『すばやー』のスープは、これも「締め」そばの特徴で、しっかり味クーター（濃いめの味付け）。

飲んだ後でもしっかり旨さが伝わるスープ。

ただ、魚介系ベースのスッキリとした後味なので、しつこすぎず、飲んだ後でも無理なく飲めます。

この絶妙な味付けが、松山の酔い人の心を掴んで離さないのです。

麺は、中細の縮れ麺。

硬めに仕上げていて、歯応えはばっちり。

量も、飲んだ後ということを良く分かっていて、適度なボリュームなのがありがたい。

飲み食いした後でも、なぜか自然と胃に収まる不思議。

ケチケチしていないというか、具もボリュームしっかりなのも『すばやー』の特徴。

夜そばとしては相当贅沢です。

三枚肉は、厚みがあって、トロトロ。

脂身まで美味しく、麺が進みます。

今回のポイント、大盛のフーチバー（よもぎ）。

沖縄そば専門店でも、ある店と無い店があって、あればラッキー。

爽やかな香りと、苦味が最高のアクセント。

okinawasoba.hatenablog.com沖縄県民の間でも好みが分かれるフーチバー。

私は大好きなので、最高なトッピングになりました。

たまに、「翌日、覚えてもないのに夜そばを食べるのは無駄」という無粋な人もいますが・・・

人生に無駄な経験がないように、無駄なカロリーもまたないのです。

特に、深夜に友人、知人と食べる夜そばは、こんなに幸せなことはない。

味は覚えてなくても、楽しかった印象はどこか心に残っています。

これでいいのだ。