さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

オキナワソバ ニューロイヤル 2 ソーキそば

ども、さんぺいです。

最近、嬉しかった出来事の一つが、「沖縄そば本読みました」と声をかけてもらえること。

ブログやSNSで日々沖縄そば情報を発信している私ですが、今まではネットの外ではあまり反響を感じる機会はありませんでした。

リアル世界で反応をいただけるのは驚きでもあり、大きな喜びでもあります。

okinawasoba.hatenablog.comまだ読んでいないという方は、ぜひ手に取ってみてください。




さて、うるま市沖縄そばスタンプラリーの報告です。

うるま市内の沖縄そば屋12軒を回るというこの企画、10軒目は『ニューロイヤル』を訪問しました。

2023年12月にオープンした比較的新しい沖縄そば専門店ですが、スタイリッシュな店舗とパンチのあるスープが話題となり、瞬く間に人気店に。

いつも混み合う店としても有名です。

 



場所は、うるま市喜仲、沖縄自動車道「沖縄北IC」を下りて直進すると通り沿いに店があるのでアクセスは容易。

店舗前に、駐車場が確保されています。

週末などは満杯の場合もあるので、早めの訪問がお薦めです。





店内に入ってすぐ目につくのが、中央のカウンター席の真ん中に飾られている盆栽。

前回は12月訪問だったので、モミの木が飾られていました。

インパクトのある演出で楽しませてくれます。



席は、中央の四角形のカウンター席に、厨房前のカウンター席、奥にテーブル席があります。

沖縄そば屋さんというよりも、アメリカンダイナーのようなデザインで、新鮮な気持ち。



清潔感があって、活気のある接客なのも人気の理由だと思います。

 

 

面白いのが香辛料など味変アイテムの多さ。

沖縄そばの味変アイテムといえば、コーレーグースに七味、紅生姜が定番ですが、固定観念にとらわれないのも『ニューロイヤル』らしさかも。

これも一つのエンタメですよね。



一味、紅生姜、ゆず胡椒、うまい梅、シークヮーサー酢、コーレーグース。

今日はどれを試そう。

 

 

注文は食券制です。



基本は、三枚肉そば、本ソーキそば、炙り軟骨ソーキそば。

ほかにも生アーサそばや、志林川とうふそば(ゆし豆腐そば)があります。

okinawasoba.hatenablog.com

迷ったら看板メニューの「ロイヤルそば」で間違いない。

 

 

今回は、本ソーキそば950円をいただきました。

 

 

1年半ぶりの訪問でしたが、ひと口目からインパクトのあるスープにやられました。

他の沖縄そば屋と一線を画す、濃厚なスープ。

味がビシッと効いていて、思わず引き込まれます。



動物系の出汁もベースにありますが、鰹の主張も負けないぐらい強い。

バランスの良いスープですが、どちらも存在感あります。

油もあるので、飲み応えのある濃厚な仕様。

こってり好きな方もきっと満足するはず。

 

 

麺は、中細の生麺。

厚みがけっこうあるのが特徴で、ツルっとした啜り心地ともっちりとした食感。

伸びやかな麺で、コシもしっかり。



見た目のとおり、ソーキがゴロゴロと入っていて、ボリュームも抜群。

甘辛で濃いめに味付けされていて、これでまた麺が進むんです。

味変アイテムのゆず胡椒と合わせて食べるのもお薦め。



何気に彩りのアクセントになっている玉子。
スープに浸して食べるとよく合います。



もずく酢のサービス。
サッパリとして口直しにもぴったり。


動物系の出汁も効かせた濃厚なスープですが、野暮ったさがなく洗練された印象もある沖縄そば。

あっさり系が多い最近のお店の中で、個性的な存在だと思います。

何より食べ終わった時の満足感。

だからリピーターが多いんでしょうね。



うるま市沖縄そばスタンプラリーも最終盤です。




【うるま市の沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com



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さんぺいお薦めの沖縄そば屋の紹介はもちろん、コーレーグースの使い方や、フーチバー問題、八重山地方で使われているピパーチなど、沖縄そばを取り巻く味変アイテムについても語っています。
沖縄そばの入門書としてぜひ、一読ください。