ども、さんぺいです。
今年も、10月17日「沖縄そばの日」が迫ってきました。
スーパーには沖縄そばの麺やスープの素が並び、沖縄そば専門店ではスペシャル企画が行われる、沖縄県民待望のいわば「沖縄そば祭り」の日です。
どこで沖縄そばを食べようか、ソワソワする方も多いと思いますが、参考にうるま市のお薦め沖縄そばを紹介したいと思います。
2025年は「沖縄そばグランプリ」が開催されるなど、沖縄そばにとって特別な年になりましたが「うるま市沖縄そばスタンプラリー」もその一つ。
2025年6月1日から8月31日まで、うるま市の全12店舗を巡るという企画が開催されました。
胸アツなのが、広告代理店やイベント会社の企画ではなく、いち沖縄そば屋さんが一念発起し立ちあげたということ。
うるま市の沖縄そば専門店『金匠(きんしょう)』を営む金城さんが発端。
地元の沖縄そば屋を盛り上げるため何かできないかと、一念発起し、地域の沖縄そば屋に声かけしたんだそう。
うるま市各店のチームワークで実現した企画なんです。
予想を大きく上回る1000名以上の達成者が出たんだそう。
特に地元の方の応援があり、うるま市愛がイベントの成功を後押ししました。
素敵ですよね。
今回参加できなかったという方も、是非、各店をチェックしてほしいなと思います。
うるま市の面白いところは、どの店も味が個性的で被らない魅力がある点。
ここからは、実際に私がスタンプラリーで訪問した順番に、各店のレビューを添えて紹介します。
1.月黒木(つきくるち)
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名前も個性的な『月黒木(つきくるち)』。
看板を出さないお店としても有名です。
ここの注目ポイントはもう濃厚なスープ。絶対に「こってり」を頼んでほしい。
沖縄全県で、どこも似たようなスープが思い当たらない個性派のスープで、中毒者が続出しています。
2.あかの

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新店にも関わらず、すでに行列を作る話題店。
私自身もジュンク堂のイベントで、注目店として『あかの』の名前を挙げました。
キャリアに裏打ちされた、完成された沖縄そば。
クオリティの高さに驚くと思います。
3.新垣そば

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本当に良いの?と思うほど大ぶりな軟骨ソーキが載った贅沢な沖縄そば。
まずガツンとくる鰹の出汁、そして豚のコクと、底を支える昆布の出汁がやってきます。
タコライスも有名なのですが、売り切れで食べられず。
4.麵家 丸翔

中部屈指の人気店『麵家 丸翔』。
バナナマンの番組で紹介されるなど、知名度は全国区に。
開店前には行列が出来るので待ちは必至だけど、並んででも食べたい沖縄そば。
オリジナルの麺にも注目したい。
5.大宝そば

okinawasoba.hatenablog.com製麺所が直営する珍しい沖縄そば専門店。
店内の隣には製麺所があり、作業する様子が見ることが出来、ライブ感が堪りません。
今回は、製麺所の特徴を生かした、つけ麺スタイルの沖縄そばをいただきました。
単純なめんつゆではなく、濃厚で満足感のあるつけ汁が好み。
6.うるま製麺(旧 マルヨ製麺)

okinawasoba.hatenablog.com店舗はそのままに、2025年9月から『うるま製麺』に名称を変更。
古民家を使った店舗が特徴で、沖縄らしいのんびりとした雰囲気と共に沖縄そばが味わえます。
透明感のあるスープで、煮干し、昆布など魚介系と鶏・豚の動物系の出汁とあわせたスープ。
味付けは塩を中心に穏やかで、甘味も感じます。
7.前田そば

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長渕剛が好きな店主の名前も「剛(つよし)」。
特徴はスープで、豚出汁をベースにしていて、白濁したこってり系。素材は、ブランド豚の「金アグー」を用い、豚への拘りが良く分かる、濃厚で深い味わいです。
一方で、うま味調味料などは使わず、見た目に反して印象は凄く優しくて円やか。
個性的な一杯です。
8.おきなわすばやぁ太陽 みどり町店

okinawasoba.hatenablog.com『太陽』では、スープが2種類、麺が4種類から選ぶことができます。
スープは、豚・鶏、野菜・果物を長時間煮込んで作る「とんこつ味」と、国産鰹節と煮干しを用いたあっさりとした「かつお味」の2種。
麺は、店オリジナルの「太陽製麺所」、沖縄市のもちもち縮れ細麺「知念製麺所」、地元うるま市の珍しい太い平麺「まるいし製麺所」、「西崎製麺所」のよもぎ麺から選ぶことができます。
単純に8つのバリエーションがあり、さらにメニューも無数にあるので、選択肢は無限大です。
9.海をのむ あげな店 second wave 波乗りソーキ

okinawasoba.hatenablog.com話題の宮城島にある『海をのむ』のあげな店。
あの個性的な沖縄そばが、市街地でも食べられるの嬉しいですよね。
一番のポイントは、沖縄そばと海の素材との組み合わせ。味付けを抑えて、素材そのものの味と食感を生かし、スープと上手く調和しているのが凄いと思います。
10.ニューロイヤル

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新店ながら行列をつくる人気店。
スタイリッシュな店舗と、パンチがあって満足度の高い沖縄そばが特徴です。ひと口目からインパクトのあるスープにやられました。
他の沖縄そば屋と一線を画す、濃厚なスープ。
味がビシッと効いていて、思わず引き込まれます。
11.金匠(きんしょう)

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今回のうるま市沖縄そばスタンプラリーの発起人でもある『金匠』。
2024年にオープンしたばかりですが、その行動力に脱帽です。
スープが、「カツオ味」と「豚骨味」から選べ、「カツオ味」は、鰹出汁をベースにしたすっきりとしたスープの、オーソドックスな沖縄そば。
「豚骨味」は、豚骨を時間をかけて煮込んだ、濃厚でまろやかなスープが特徴。
「豚骨味」もジャンクになりすぎず、しっかり沖縄そばに着地させたスープで、これはオールドな沖縄そばファンも納得するはず。
12.具志川そば

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キャリア30年以上と、今回のスタンプラリーでは最も歴が長いお店。
店の雰囲気も沖縄そばも安定感があって、これぞ「沖縄そば」といった感じ。
派手さはないけど、飽きの来ないスープは、また明日も食べたいと思わせます。
地元から熱い支持を受けている人気店です。
【「沖縄そばの日」イベントやります】

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10月17日「沖縄そばの日」沖縄そばを食べるだけでは飽き足らず、無謀にもトークイベントを企画してしまいました。
会場は、沖縄カルチャーの聖地「桜坂劇場」。
沖縄そばのイベントなんて前代未聞。
お客さんが集まるか不安で震えております。
どうか!応援よろしくお願いします!