さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

11月16日、南城市で「沖縄そばグランプリ in なんじょう」開催

ども、さんぺいです。

嬉しいニュースが!

なんと!11月16日(日)に行われる「南城市まつり」において、市内の沖縄そば屋によるグランプリが開催決定したそうです。

南城市は沖縄そば屋がひしめく激戦区。

人気店のそばが、1つの会場で食べられるのは嬉しいですね。

今回は、「沖縄そばグランプリ in なんじょう」について、さんぺい目線で紹介します。



1.南城市沖縄そばグランプリの概要

(参考:南城市HPより)

www.city.nanjo.okinawa.jp

南城市沖縄そばグランプリは、毎年行われている「南城市まつり」内で行われます。

食あり、ステージあり、花火あり、南城市内外から多くの人が集まる激アツなイベントです。

そこに市内沖縄そば屋さんによるグランプリも加わるというわけ。

まつり内の、パワーテントでグランプリが行われます。



2.日時
2025年11月16日(日)12時~18時30分 販売

(まつりは、20時まで)

19時15分から、まつりメインステージにてグランプリの発表が行われます。
どの店舗が選ばれるんでしょうか。



3.場所(アクセス)

南城市まつり(沖縄そばグランプリinなんじょう)は、南城市役所となりの南城市公共駐車場で行われます。

自家用車で参加する場合は、会場隣接の「南城市公共駐車場」が利用できます。



4.グランプリの参加方法
グランプリの参加方法は、会場内で販売されているチケットを購入し、引き換えで沖縄そばをいただけます。

チケットは3枚綴りで、1枚投票券付き、1500円となっています。

沖縄そばを食べ比べ、最も好きなお店に1枚投票します。

※チケットは、当日、南城市まつり会場内(沖縄そばグランプリ)チケット売り場にて販売

 

 

5.出店店舗

①沖縄そば金太郎

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南城市玉城船越にある『沖縄そば金太郎』。

2015年創業で、二郎インスパイアの「南二郎」を提供するなど、伝統的な沖縄そばからアレンジ系まで幅広く揃える意欲的なお店です。

人気テレビ番組「ウチラン」の「プロが選ぶ沖縄の旨い沖縄そば屋はここだ!!」では、強豪がひしめく中南部エリアで3位に選ばれました。

地域からも熱く支持されている人気店です。

<注目ポイント>
パンチの効いたスープ

様々なメニューが揃い見どころが多い『沖縄そば金太郎』ですが、個人的に注目してほしいのは、豚骨出汁の効いたパンチあるスープ。

香りも含めて、良い意味で豚骨が持つ力強さが上手く残されていて特徴的です。
豚骨スープ好きは、絶対にハマる味。

動物系の旨味しっかりですが、雑な感じは全然なくて、塩梅もちょうどよく、すごく円やかなスープ、くどさはありません。

一度食べたらきっと虜になると思います。





②沖縄そば峰

okinawasoba.hatenablog.com南城市玉城中山にある『沖縄そば 峰』。

瓦屋根の素敵な建物で、抜群のロケーション。
大きなガラスがある窓際の席から海を眺めることができます。
記念になる画像や動画がたくさん撮れること間違いなし。

沖縄そばは、伝統をベースにしながらさらにブラッシュアップしたような一杯。
スープは、豚、鰹節、昆布のほかに、鯖節、うるめ節、そうだ節、あご、煮干しなどで出汁を取っていて、厚みのある魚介系の出汁は店のこだわりが詰まっています。

<注目ポイント>
個性的な自家製麺

最近は、自家製の沖縄そば麺を提供する店も増えてきましたが、『峰』の麺を初めて食べたときは衝撃でした。

従来の沖縄そば麺とは一線を画す個性的な自家製麺。

ひと口啜った瞬間からもう違いが分かる風味の強さ。
口当たりはソフトで、もっちり感は沖縄そばの中でも最高レベル。

グランプリでは是非、麺に注目していただきたいです。




③わらまる商店

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南城市大里大里にある『わらまる商店』。

2023年10月オープンですが、「ここの沖縄そばが好き」という沖縄そば好きは多いです。

店名の由来は、「笑って満足する、お店にしたい」との想いからなんだとか。
お店の方の人柄が伝わってきますよね。

アットホームな雰囲気で、誰でも気兼ねなく利用しやすいのもポイント。

町の沖縄そば屋さんといった感じです。

<注目ポイント>
優しい味わい

注目してほしいのは、うまみ調味料などを使っていない優しい味。

最初訪問した時、その繊細で穏やかなスープに驚きました。

鰹を中心とした出汁で、こちら側も丁寧に飲みたくなるような味。
味付けも最小限で、出汁の美味しさがじんわりと感じられるスープになっています。

飲み進めるごとに、どんどん美味しさが増していくと思います。

会場でこのスープを是非味わってみてください。

 




④垣花そば

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南城市つきしろにある『垣花そば(かきのはなそば)』。

2024年にコストコが出店したことで注目のエリアです。

ブルーを基調とした外観で、お洒落なお店。

三枚肉そば、軟骨ソーキそば、てびちそば、ゆし豆腐そばなど、定番の沖縄そばメニューが揃っていて、具に結び昆布が載るなどクラシックな雰囲気も残した沖縄そばです。

ドライブついでの利用もお薦め。

<注目ポイント>
箸が止まらない沖縄そば

今回のグランプリの中で、ある意味最もオーソドックスな沖縄そば。

鰹出汁をベースにしたバランスの良い出汁で、味付けはしっかり目。
とにかく引きが強いスープで、思わずレンゲが止まらなくなります。

麺は人気の亀浜製麺で、中細ストレートののど越しの良い麺。

結局一周回って、こんな沖縄そばが一番ホッとするという方も多いはず。




⑤てびちのてーすけ

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南城市佐敷新里にある『てびちのてーすけ』。

「てびち」の名前を掲げていることから分かるとおり、沖縄そばでは珍しい「てびち専門店」なんです。

理由が、てびち嫌いだった奥さんに食べてほしい一心で、てびち作りを始めたというから面白いですよね。
そのため、ルックスを気にして一本ずつ丁寧に毛抜きをし、仕込みに時間をかけているそう。

てびち好きなら絶対に行ってほしいお店です。

<注目ポイント>
こだわりの詰まったスープ

今回は沖縄そばグランプリということで、てびちは載らないと思うのですが、実はあなどれない沖縄そば自体の美味しさ。

店主さんは、県内有名沖縄そば店で修業を積み、てびち同様に強く沖縄そばにこだわりを持っています。

スープは、鰹、豚、野菜などで出汁を取っているそうで、甘味も感じられる円やかで奥行きのある味わい。
現在も改良を重ね、進化を続けているスープ。

上品で旨みが詰まったスープを是非味わってみてください。

 




6.さあ楽しもう

南城市の人気5店舗によって行われる「第1回沖縄そばグランプリinなんじょう」。

地元南城市の方は「推し」の沖縄そば屋さんを応援するのも良いと思いますし、市外の方はきっと初めて出会う店もあると思います。

普段、沖縄そばを食べ比べする機会はあまりないので、一会場で食べることできっと麺の違い、スープの違いがよく分かるはず。

お気に入りを見つけたら、実際に店舗を訪問するのも良いかもしれません。

どの店がグランプリに輝くのでしょうか?

私も会場で食べ比べし、その日美味しかった沖縄そば屋さんに投票しようと思います。



<沖縄そばグランプリ in なんじょう 会場>