さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【第12回スタンプラリー】みよ家で珍しいカレーそばを 3

ども、さんぺいです。

今回は、沖縄そばでは珍しいジャンルの「カレーそば」の話題を。

カレーと言えば、もう嫌いな人はいないんじゃないかと思う、まさに国民食ですよね。
家庭ではもちろん、給食や、外食でも、週に1,2回は食べてるんじゃないでしょうか。
レトルトカレーなんて便利なものもありますからね。




私もよく、ココイチなんか利用します。



そんな、みんな大好きカレーですが。
カレーライス以外にも、かれーうどんや、カレー蕎麦など市民権を得ている人気メニューがあります。

カレーうどん美味しいですよね・・・。

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最近では、2022年の秋に「ラーメン花月嵐」が勝負メニューとして、「カレーラーメン」を発売して話題になりました。
ラーメンは、うどんや蕎麦ほど定着していませんが、魅力のある一っジャンルになりそう。




カレー×麺類、の組み合わせの中では、沖縄そばは。まだまだ未開のジャンルと言えそうです。
沖縄そば専門店は数多くありますが、メニュー化している店は少ないのが現状。

 

そんな中でもチャレンジしているお店はあって・・・

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過去にもいくつか、沖縄そばを用いた「カレーそば」を食べてきました。
それぞれに個性があって美味しい。
食べたらきっと満足する味。

カレーも、沖縄そばも、それぞれ好きなんだから、「カレーそば」は絶対外さないメニューなんだと思うんです。

おそらく課題は、そう。
「どうせ、カレー食べるんだったら、カレーライス喰いたい」

問題じゃないでしょうか。

カレーライスじゃなくて、俺はどうしても沖縄そばを使った「カレーそば」が食べたいんだ、という必然性がなければ、いつまでたってもメジャーには成れないはず。

「カレーそば」をどうしても応援したい私。

今回は、嘉手納町の麺が美味しい沖縄そば屋『みよ家』の「カレーそば」をいただいてきました。



『みよ家』は嘉手納町嘉手納にあります。
嘉手納町役場も近い、町の中心市街地の一角に店があります。
58号線にも近いのでアクセスしやすいはず。




店頭には、沖縄のプロレスラー「グルクンマスク」の写真が。

店は庶民的で入りやすい、町の食堂といった雰囲気。
ひとり客でも、家族連れでも、会食でも気軽に入れるお店です。



店頭には、「自家製麺」の看板が。
『みよ家』と言えば、自家製麺沖縄そば麺がほんと美味しいんですよね。

何度か訪問していますが、私も『みよ家』麺のファンです。



店は、カウンター席とテーブル席があります。

カウンターは窓際に面していて、明るい雰囲気。
嘉手納の町を眺めながら沖縄そばを楽しむことができます。

私はひとりで沖縄そば食べ歩きをすることがほとんどなので、落ち着いたカウンター席があるのはほんと嬉しい。

ちなみに『みよ家』ではセルフで好きなドリンクを楽しむことができます。



『みよ家』のメニューです。

沖縄そば専門店としては珍しいメニューの豊富さ。
この辺りも、地域に人気店として愛される秘訣かも。

定番の三枚肉そば、本ソーキそばを押さえながら、中味そば、野菜そば、てびちそばなど幅広いラインナップ。

沖縄そば以外も、トンカツや唐揚、さんまなどの定食類が充実してます。



気になった「ベーラーそば」。
沖縄そば好きなら知っているであろう、歴史的な人気店の味を再現したらしい。
いつか食べてみたいなぁ。



前置きがめっちゃ長くなりましたが、今回いただいたのはこちら『みよ家』の「カレーそば」です。
冒頭でも説明しましたが、沖縄そばでカレーを用いる店は珍しい。
どんな「カレーそば」に仕上がっているでしょうか。



「カレーそば」700円。
まず当たり前だけど、香りが最高に美味しそう。

カレーの香りには誰も勝てないですよね・・・。

提供された瞬間から心を鷲掴みにされてしまう。
早く食いてー。



これは、個人的な感想なんで間違ってるかもしれないんですけど。

おそらく『みよ家』の「カレーそば」は、カレーが2層構造になってるんじゃないでしょうか。

通常、カレーそばって
沖縄そばのスープをベースにカレー粉などを加えるサラッとしたらタイプのスープ
②通常のカレーライスに用いるようなカレーを、麺にかけていただくタイプ
があると思います。

『みよ家』は、ベースの沖縄そば出汁にカレー味を付けてスープにし、さらに、カレー自体を上からオンしている様子。



ベースとなるスープ自体はサラッとしていて、出汁の繊細な美味しさとカレーの独特のスパイシーな辛さも楽しめます。

さらに、上掛けのカレーの方は、トロっとした厚みのあるルーで、これは通常カレーライスで用いるであろうもの。
鶏肉や、にんじん、たまねぎ、じゃがいもなどがゴロゴロ入っています。



こうすることで、繊細な沖縄そば出汁のスープの美味しさ、カレーのガツンとした具材ゴロゴロの美味しさの両方味わうことが出来るんです。
天才的発想。

さらにさらに、後半はこの両方のカレーが混ざり合うことで、楽しみ方は無限に広がっていきます。



麺はもちろん『みよ家』の自家製麺

縮れが細かく入っていて、スープ(カレー)にも良く絡む。
コシがしっかりあって、カレーと合わせても麺自体の風味が分かるのはさすが。

カレーそばだと沖縄そば麺自体が埋没しそうなイメージがありますが、ほんとカレーに負けてない存在感のある麺でした。

美味しいなぁ。



これだけ、具材ゴロゴロの「カレーそば」は珍しいかも。
カレーライス自体がメニュー化されているのも大きな強みですよね。

カレーライスの厚みのあるカレーも、サラッとした繊細なスープも両方楽しめる「カレーそば」。
めちゃくちゃ完成度高くないですか。



サラッとしたスープだけだと物足りない。
通常のカレーライスのカレーだと重たくなりすぎてしまう。
両方あることで、完璧な「カレー沖縄そば」に。

ほんと美味しいんで、一度食べていただきたい「カレーそば」です。

問題は、通常の沖縄そばが美味しすぎて、なかなか「カレーそば」に目が向かないところか・・・。



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沖縄そばスタンプラリー」の詳細は、過去記事からどうぞ。

沖縄そばスタンプラリー』15個目のスタンプゲット。
全27店舗ありますが、なんだか少しだけ前が見えてきた気がします。
やっぱり半分を折り返すと、気持ちが楽になりますね。



嘉手納町沖縄そば一覧】
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