さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

ちだもと食堂

ども、さんぺいです。

嬉しいことに増え続ける沖縄そばの新店。
今年オープンの店だけでも多く、宿題店がたくさんあります。
当面、沖縄そばの新店巡りを続けようと思っています。

今回は、6月30日オープンの名護市大北にある『ちだもと食堂』を訪問しました。

沖縄そば」と書かれた紺色ののれんが素敵な入口。



場所は、名護十字路から県立北部病院向けに直進、病院を過ぎて左折し住宅街に入っていきます。

初めて訪問の方は、ナビの使用がお薦め。

名護の落ち着いた雰囲気の住宅地に店がありました。



店の裏手に大きな駐車場があり、4台分スペースが確保されています。
店のちょうど裏側の黄色い部分になります。




住宅を改築し店舗として使われていて、どこか落ち着くアットホームな空間。

入店して左手に厨房があり、オープンキッチンになっています。

キッチン前がカウンター席で、余裕を持って座ることができます。



コミックが置いてあるのが世代としては嬉しく、「クローズ」に親近感湧きました。




カウンター席のほか、座敷にテーブルが数卓あります。

店主さん一人で営業されていて、お水など基本セルフですが、オペレーションはとてもスムーズでした。



『ちだもと食堂』のメニューです。

ソーキそば、三枚肉そばが基本で、サイズを小、大、特盛から選べます。

サイドメニューにジューシーと、沖縄そば屋さんでは珍しいチキン唐揚げ(単品7個)があります。



今回は、沖縄そば、ジューシー、チキン唐揚げが3つ入ったお得な「チキン唐揚げそばセット」1000円をいただきました。

お腹ペコペコだったので、堪らない充実のセット。

もう見た目から食べ応えありそうです。




三枚肉、軟骨ソーキ、かまぼこ、玉子焼きに、結び昆布が載った沖縄そば



澄んだスープは、鰹節主体で、昆布など魚介系の旨味がしっかり。

出汁の美味しさで、ひと口またひと口と、どんどん飲み進めてしまいます。

豚の旨味も感じられて。

ベースの出汁にどっしりとした旨味があって、飽きのこないスープです。



麵は、北部らしい幅広の平打ち麺。

写真で、幅の異なる麵になっているのが分かるでしょうか。
これが複雑で、面白い食感を生み出します。

中細で硬めの麺とまた違った魅力があって、この麺を食べると名護に来たなという感じがしますよね。



特に美味しかった三枚肉。

基本の甘辛で味付けっされていますが、噛むほどに美味しい絶妙な美味しさ。
どうやって味付けしてるんだろう。

柔らかく仕上げた軟骨ソーキも上品な味付けでした。



沖縄では伝統的な料理の結び昆布。

『宮里そば』や『新山食堂』など名護の老舗沖縄そば屋を思い出しますね。

この味にホッとするうちなーんちゅは多いはず。





沖縄そば屋ではあまりないチキン唐揚げ。

注文してからすぐに揚げてくれるのが嬉しい。

熱々、カリカリの唐揚げに、甘酸っぱいソースがかかっていて食欲が倍増。

もう、いくつでも食べられそうな美味しさでした。




にんじん、椎茸、昆布と具沢山なジューシー。

家庭的な優しい味付けで、ホッとする味。





オープンキッチンでお客さんとの距離も近く、アットホームな雰囲気漂う沖縄そば屋さん。

店主の沖縄そばにかける情熱が伝わってくるような一杯でした。

飾らないけど、飽きが来なくてまた食べたくなる沖縄そば

是非、訪問してみてください。




【名護市の沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com