さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

うちなぁすば家 美まる(みまる)

ども、さんぺいです。

ここ最近、沖縄そばの新店を続けて紹介していますが、今回も7月1日にオープンしたばかり、那覇市の『美まる(みまる)』の紹介です。

先日の『座喜味そば』『ちだもと食堂』と並べると、6月29日、30日、1日と3日連続でオープンしてるんです。

沖縄そばの勢い凄いですよね。

 



『うちなぁすば家 美まる(みまる)』
那覇市三原1-20-9  
11時~17時半
駐車場あり




那覇市の住宅街の中にあるので、場所を補足します。

国道330号線、ひめゆり通りを安里から与儀向け(南向け)にいって、「壺屋」でミドリ薬局向けに左折します。

ミドリ薬局まで直進し、さらに信号を過ぎて直進。

 



突き当りまでいくと、お店『美まる(みまる)』に到着です。

白い瓦屋根が目印。
のぼりも立っています。

 



店を正面に見て、左手に少しいくと、店の駐車場が確保されています。
8台分ぐらいあり、那覇中心市街地でこれだけ駐車場があるお店は珍しいと思います。
ありがたい。

 



店内も想像以上に席数があって、畳間のほかテーブル席も用意されています。

出来立ての店舗だけあって真新しく、綺麗。

余計な装飾がなく、どこか落ち着いた雰囲気は、昔からの食堂を思わせて親近感が湧きます。



家族連れが団らんする様子が目に浮かぶというか。

沖縄そばはやっぱり庶民の料理だから、肩ひじ張らず楽しめるのが良いですよね。

 



座敷のほか、テーブル席や、個室もあって、色々な場面で利用できそう。

家族連れでも大丈夫だし、会食はもちろん、ひとりで沖縄そば食べ歩きにきても問題ないです。

 



『美まる(みまる)』のメニューです。
基本は、三枚肉、本ソーキ、軟骨ソーキ、中味のそば。

1日10食限定で鶏白湯そばも提供しています。

麵が選べるのが特徴で、中太ストレート、太麺縮れ、もぞく麺からチョイスできます。麵は、沖縄そば好きの間でも好みが分かれるので選択できるのは嬉しいですね。

 



沖縄そばは、それぞれ定食にすることが可能。

定食は、ジューシーとにんじんしりしりが付いてきます。

 

 

 

今回は、本ソーキそば定食1100円をいただきました。

新店で、初めて出会う沖縄そばにはいつもドキドキします。

 



薄っすら白濁したスープは、鶏、豚、鰹などで出汁を取っているんだそう。

豚、鶏と聞いて濃厚なスープを想像していましたが、驚くほどスッキリとした後味です。

動物系の旨味がしっかり感じられますが、クドさは全然なくて、最後までしっかり飲み干せるようなクリアなスープ。

 

 

 

沖縄そばは基本、鰹節と昆布などの魚介系と、豚骨、鶏ガラなどの動物系の出汁を合わせてスープを作ります。

バリエーションは限られると思うのですが、配分の仕方でこんなにも違うのかとあらためて感じました。

鶏出汁も効いた深みのあるスープ。
どことも違う『美まる(みまる)』の個性的なスープが印象的でした。

 



麵は、中太ストレートを選択。

こちら、宮古島からわざわざ取り寄せているそうで、お店の意気込みが伝わりますよね。

生麺特有のプリっとした食感で、なにより強いコシが印象的。
はね返してくるような力強さがあって、硬めのこの麺食感が最高で、めちゃくちゃ美味しいです。

 



大ぶりな本ソーキ。

がっりりしていて、肉肉しい感じはまさに王道といった感じ。
塩で上品に仕上げていて、このサイズでもペロッといけます。

 



宮古そばを意識していて、かまぼこはしっかり「平かまぼこ」を使用しています。
この波型の形が特徴です。



ジューシーは、具沢山でしっかり味付けされた、油の感じも良いタイプ。
濃いめが好きな方は堪らないはず。



沖縄県民大好き、にんじんしりしりー。
自分も好物で、これはもういくらでも食べられる。

 

個性の光るスープに、選べる生麺。

随所にこだわりが感じられる気鋭の新店です。

沖縄そばファンには嬉しい最近の出店ラッシュ。
馴染みのお店を普段利用されている方も、新しい味を求めて新店巡りをされてみてはいかがでしょうか。




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