さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【第13回スタンプラリー】トリおじさん

ども、さんぺいです。

沖縄そばハンターは今日も行く。
食べ歩きの良い所は、美味しい沖縄そばが食べられるのはもちろん、街や人など色々な出会いがあることです。

普段、出不精な私はあまり出かけることがないのですが。
食べ歩きを理由に、色んな土地を訪れることができています。

今回訪問した、宜野湾市普天間も街歩きの楽しい1日でした。



普天間は、沖縄の中でも昔からの社交街。

年季の入ったスナックが立ち並ぶ地域です。

都市部の繁華街とはまた違った魅力があって、めちゃくちゃ味があります。



お店のネーミングを見ているだけでも楽しい。

夜はどんなドラマが繰り広げられているんだろうか。



目当てのお店、『トリおじさん』です。

普天間の繁華街にあるお店。



お店の隣に駐車場があります。



『トリおじさん』は、名前のとおり夜は焼鳥屋さんとして営業されているお店です。

夜は弟さんが焼鳥屋、お昼がお兄さんが沖縄そば専門店をやっているいわゆる「二毛作」のお店。

沖縄でも、沖縄そばと居酒屋「二毛作」のお店はたくさんありますが、兄弟でやられているの素敵ですね。




お店は主にカウンター席のコンパクトなつくり。

このサイズ感、大好き。

カウンターのお店って、沖縄そば屋さんでもラーメン屋さんでも好みです。
気軽に入りやすいのと、お店との距離感が近い感じが良いんですよ。



お水も遠慮なくジョッキで出てくるのが最高。

ジョッキで飲むだけで2倍美味しくなります。



『トリおじさん』のメニューです。

ベースのスープは同じで、トッピングによって名称が変わる感じです。

①とりおじ沖縄そば
 ベーシックな沖縄そばで、自家製鶏チャーシューを載せた「ほぐし鶏のせ」、豚の「三枚肉そば」、「軟骨ソーキそば」もあります。

②もやしそば
 ベースはとりおじ沖縄そばと同じで、もやし、ニンニク、ラー油を載せたそば。

③とりおじそば
 お店の看板メニュー的なとりおじそば。手羽元を味付けし、ほぐしたものをトッピングした一品。もやしをプラスすることもできます。

 

 

欲張りな肉好きには、ミックスそばも用意されています。

これなら、三枚肉も軟骨ソーキも、鶏チャーシューも食べられます。

サイドメニューには沖縄そば定番のジューシーもあります。




今回は、お店お薦めの「とりもやしそば」をもやし、ニンニク、ラー油トッピングでいただきました。700円です。

どうですか、この壮観なルックス。

まるで「沖縄そばのロッキー山脈や~」。



二郎系を思わせる、山盛りのもやしにニンニク、さらにラー油が載った破壊力抜群の沖縄そば



スープのベースは、鶏と豚、昆布などで出汁を取っていて動物系が主体。

コクがあり飲み応えのあるスープになっています。

味付けもしっかり目なので、ラー油などが合わさってもブレない力強い味。



麺は、強靭な照喜名製麺所の縮れ麺。

たしかにこの麺しかないと思わせる、絶妙な組み合わせ。
山盛りのもやしやニンニクのインパクトにも絶対に負けない麺。

コシがあって固めな照喜名ウェーブが良く合います。



大量に盛られたもやしとキャベツ。
動物系のスープに浸して食べるのが最高です。

ニンニクとラー油の辛さも効いていて、食欲が爆上がり。



鶏肉が奥に入っていて、こちらも美味しい、さすが鶏にこだわったお店です。

豚肉ほどヘビーではないので、食べやすいかも。



魅力は、力強い動物系スープと照喜名麺、もやし、ニンニク、ラー油が織りなすカオスな世界観。

もう理屈じゃなくて、食べてみないとこの美味しさは分からないはず。
ワシワシと食べる麺ともやし、最高でした。

イデアや工夫が詰まったオリジナルな沖縄そば
ほどよいジャンク感もあって、満足感のある一杯です。

次回はノーマル沖縄そばも食べてみたいなと思います。




さすが『トリおじさん』。
ジューシーの方も、鶏スープで炊いたそうで、上品な美味しさ。
まーさん。



沖縄そばスタンプラリー」19個目のスタンプをゲット。

 



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宜野湾市沖縄そば一覧】

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